04/07/16 17:19
市中で流通されている生の鶏肉の41.6%が食中毒菌の「カンピロバクター」菌に
感染していることが分かった。
この細菌は、下痢・腹痛などを起こす危険があり、食品医薬品安全庁(食医薬庁)が
食中毒菌に定めたものだ。食医薬庁によると、この菌は、熱に弱いため十分熱して
食べれば問題がないが、まな板、・包丁・箸など調理道具や手を通じて、野菜や
果物などにうつる危険があり、注意しなければならないという。
食医薬庁が16日伝えたところによると、2002年~03年、ソウル・釜山(プサン)・光州
(クァンジュ)・大田(テジョン)での鶏肉販売400件を調べたところ、166件でカンピロ
バクター菌に感染したことが確認された。
単一の食品で、特定の食中毒菌の感染率が40%以上になったのは今回が初めて。
食医薬庁は、鶏肉を調理する際、別のまな板を使うようにし、シンク台周辺を水で
きれいに洗うなど衛生管理に格別な注意を払うべきだと指摘した。とりわけ、鶏肉の
料理で使った調理道具は、沸騰する水に入れて消毒し、きちんと乾かしてから使用する
のが安全だということ。また、今回検出されたカンピロバクター菌は、抗生剤もあまり
きかないことが確認されている。とくに、テトラサイクリンに対する耐性率は94.6%に
のぼる。
ソース:中央日報[韓]
URLリンク(japanese.joins.com)
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