04/07/13 07:11
東シナ海の排他的経済水域(EEZ)の日中境界線(中間船)に沿った日本側海域で日本政府が
始めた海洋資源調査が、 中国海軍に所属するとみられる小型船艇によって妨害行為に遭った
ことが十二日、明らかになった。 船艇は数隻で、日本の調査船の進路を妨害するなどしたため、
海上保安庁と海上自衛隊が周辺海域の監視態勢を強化している。
同海域では、中国が日中の中間線からわずか四キロしか離れていない「春暁ガス田」付近で
天然ガス田の開発を進めており、日本政府は「日本の権益が侵される懸念がある」として、中国
側に開発状況のデータ提供などを強く求めている。
関係筋によると、日本政府がチャーターした調査船「ラムフォームビクトリー」が七日から海底
に地震波をあてて、地下の地質構造を立体的に把握する「三次元調査」を実施していたところ、
九日になって突如、調査船の進路上に約二千トン級の船艇数隻が現れたという。
日本の調査船は「航行の妨げになる」として進路変更を求めたが、相手側は警告を無視。日本
の調査線が迂回(うかい)し、接触を免れた。日本の活動海域は中間線の日本側海域だが、中国
政府は「調査地点は中国が主張するEEZの境界線の内側にあたる」と主張している。
今朝の日本経済新聞(★14版)より。
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