04/02/29 18:03 jWhyCsWQ
◆小泉首相は日本社会を殺伐にしたという識者の警告
これからの日本は一部の金持ちだけがますます豊かになり、
大多数の国民生活は苦しくなっていくだろうという専門家の予想。(中略)
日本社会はどんどん経済的な二極化が進んでいる。
ゆくゆくは、「1%の超金持ち」と「99%の貧乏組」に分けられるというからショッキングだ。
すでに、至るところで二極化が急ピッチだ。
企業社会では、中国や米国への輸出でもうけたり、
リストラと下請けイジメで利益をあげる一部の大企業はウハウハ組。
これが、先日発表のGDPを押し上げたとされるが、
川上が潤っても川下までカネが流れないのが今の日本である。
中小企業、地方経済は干からび悲鳴を上げている。
同じことはサラリーマン社会にも浸透中だ。
六本木ヒルズや銀座の高級ブランド店で札びらを切る金持ちがいれば、
多くのサラリーマンは吉野家の280円牛丼が消えたと騒いでいる。(中略)
「頑張って働けば、給料は上がり続け会社は安泰。結婚し、子供をつくって家を買い、ローンも払える―。
そんなマイホーム設計は今や完全に崩壊し、給料が減り続ける中で、
関心は“将来いくら年金をもらえるのか”だけとなっているから異常です」
(筑波大名誉教授・小林弥六氏=経済政策)
昨年の「家計の金融資産に関する世論調査」によれば、貯蓄のない家庭が22%と過去最高。
貯蓄がある家庭でも、5割が収入減などの理由で切り崩し、前年より貯蓄額を減らしている。
貧乏家庭が急ピッチで増えていることは数字でも明らかだ。
どうして、こんなことになってしまったのか。
小泉政権が「構造改革」と称して進めているアメリカかぶれ政治のせいなのである。
▼ いくら我慢しても「99%貧乏化」になる小泉改革 ▼
「競争原理の導入」というとカッコいいが、早い話、小泉改革が進めたものは弱肉強食、優勝劣敗の社会。(中略)
ちなみにアメリカは、上位1%の金持ちが富の4割を握り、
わずか2割の富裕層が収入総額の97%を“総取り”している社会だが、
気が付けば日本も米国社会に近づきつつある。(後略)
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