02/03/27 13:13
セクハラ発言注意され体罰
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長崎県平戸市立平戸小学校の男性教諭（３７）が昨年十月、女子児童
にセクハラ（性的嫌がらせ）発言をし、それを注意した６年生の男子児
童（１２）を殴るなどしてけがをさせていたことが、２７日までに分かった。
学校側は平戸市教育委員会に「男児がにやにやしたので床に押しつけ
た」などと事実と違う報告をしていたことも判明。今月に入り保護者か
ら指摘された後も再報告を怠っていたとして、市教委が調査を始めた。
市教委によると、教諭は昨年１０月１日、昼休み後の掃除時間中に廊下
で女児に「下着は何色か」と声を掛け、男児から「それってセクハラじゃ
ないの」などと言われ立腹。男児を階段の踊り場に連れ出し、顔を殴った
り髪の毛をつかんで壁にぶつけたりした。男児は、頭部に内出血のけがを
して、翌日学校を休んだ。
保護者らは今月５日、教諭は別の児童が嫌がるのをあだ名で呼ぶなど不
適切な行為があったとして、学校側に教諭を指導するようただした。しかし、
誠意が見られないとして２週間後に市教委に調査を要請。学校側の報告と
保護者らの言い分が違っていたため、体罰が分かった。