01/09/19 20:12 BYE.jslM
やっぱり、最後に二十一世紀を救うかどうかジレンマになるってのが核心だったよなぁ。
お子様向け番組では、強大な敵を「どうやって倒すか」悩むことはあっても、
「倒してもいいのか?」などと悩むことはない。
二十一世紀を救えば、三十一世紀が崩壊する。それでも二十一世紀を救うべきか?
未来組の四人は、冷静に考えれば二十一世紀の崩壊を放置するべきだったと思う。
二十一世紀で崩壊が起きても、人類は再起して繁栄することが既に分かっている。
一方で、三十一世紀の崩壊を許せばどうなるか分からない。人類は滅亡するかも知れない。
だいいち、二十一世紀が崩壊するのが本来の歴史なんだから、時間を改変しないという
本来の使命からすれば、放置するべきだ。
にもかかわらず、四人が二十一世紀を救う決断をしたのは、ありていに言えば
二十一世紀の世界を救いたいというより、竜也を救いたいからだったろう。
『人間は、顔も知らない大勢の人間の運命を気にするより、一人の友人を救う
ものである』これが真のテーマだったと言えるかも。