09/10/20 01:25:41 0
>>340
自分は３冊購入したが、発行された順に印象を３行ずつ・・・。
「大阪美人姉妹殺害事件」 2007年12月発行
大阪姉妹殺害事件全般。被害者姉妹と遺族について（写真や手記が掲載）。
公判の様子がQ&A形式で詳しく記されている。死刑判決を弁護士が控訴までの内容（その後
山地本人が取り下げた）。少年犯罪や1995年に刑法から外された尊属殺人についても触れている。
「死刑でいいです」 2009年9月発行
山地の写真、手紙や文集の画像あり。山地の成育歴や性格・特徴などを少年時代から追って書いてある。
精神障害と犯罪の関連、少年院での更生プログラム・精神障害を持った犯罪者の社会復帰のケアなど
問題や課題のに重点を置いている感じ。専門家（精神科医や心療カウンセラなど）のインタビューあり
「我思う故に我有り」2009年10月発行
山地の生涯をノベル形式で書いている。写真はなし。少年時代から死刑執行まで、山地をかなり深く掘り下げて
記されていて、関係者も多数出ていることから、その時々の状況・感情などの描写が細かい。
題名の山地の解釈も載っていた。母の殺害・大阪の事件・死刑判決の言い渡しなど事件の重要な点は抑えている。
３冊発行されているが、母親の殺害～少年院時代・大阪姉妹殺人～裁判・死刑判決
までのことは３冊に量の差はあれど書かれているので
その他の箇所が「どの本を読むか」という判断基準になると思う。