09/11/09 19:26:01 wPrpvTBV
清水玲子の秘密2巻
死人の脳を見て捜査する部署に入ってきた新人の女の子が殺されて、その脳を見るんだけど
女の子が最後に見た走馬灯がやるせなかった
上司や先輩に「おっ気が利くなー」とか「「助かったよ」とか「君仕事覚えるの速いな」とか言葉をかけてもらうだけなんだ
現実の彼女はミスをして、主人公も苛つかせて怒鳴られちゃうのが職場での最後の姿
怒鳴ってしまったことを後悔している主人公が、彼女の夢の中の優しそうな自分の姿に「どうして生きている間に出来なかった」と責めるのがもう…
昔読んだ時には何も思わなかったんだけど、働き始めてからふと読んでみたら泣けて仕方なかった
自分も仕事がうまくいかない時、上司から認められる言葉を掛けられるのを妄想したりするから、感情移入しちゃったんだろうなあ