人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ7at WMOTENAI
人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ7 - 暇つぶし2ch551:彼氏いない歴774年
09/12/05 09:04:24 dA7wVGTB
続き

翌朝目が覚めると布団に寝かされ、見覚えの無い浴衣を着て身綺麗になっていた。
泣き過ぎて重い頭を枕から離し、腫れて熱を持ったまぶたに手を当てながら上半身を起こす。
その時ふすまが開き当主が顔を出した。思わず喪子は身構えてしまう。
「喪子さん…目が覚めましたか」
当主がおそらく喪子の朝食の乗ったお盆を持って部屋に入ってくる。
布団に座り固まっている喪子の様子がおかしい事に気付いたのか当主が手を伸ばした。
「…いや」
昨夜の痛みと恐怖がよみがえり、思わず拒絶の言葉を呟いてしまう。
当主はそれを聞いて喪子の額に触れようとした手を止めた。喪子はすぐに我に返り謝罪をする。
しかし当主は首を横に振り、喪子に向かって頭を下げた。

「…昨夜は…すみませんでした。俺は貴女にとても酷い事を…まさか…その、初めてだとは思わなくて」
「い、いえ、その事は…お金の為というのは本当の事ですから…」
「こちらからお願いして来て頂いたのに、最低な事をしてしまって本当になんてお詫びをしたらいいのか…」
「お詫びなんて、これは…『契約』ですから。私これからはちゃんと役目を果たしますから」
「喪子さん…」
「あの、頑張りますから…」
「……まぶた、腫れてしまいましたね」
これを、と当主に濡れたタオルを差し出され言われるまま、まぶたに押し当てる喪子。
「俺の母親は、お金の為に俺を産んで捨てたんです」
「……?」
「母親はうちの分家の娘で、幼い頃から父との結婚が決まっていました。でも、あの人は結婚する前から
他に何人も男がいて俺を産んだ後新しく出来た男と駆け落ちしたんです。本家の金を持って。
周りは隠してたけど、そんな話はどこからか伝わります。しかも、何度も父に金を無心しに来て、
その上恥ずかしげも無く俺の母親面をしたんです。
今は手切れ金を渡して完全に縁を切っていますが。俺は、あの人が…憎くてしょうがなかった」
「当主さん…」
「あなたの事情は知っていたのに…あの人とは違うのに、俺は…」
俯いて言葉を切った当主の姿が弟と重なって見え、思わず頭を撫でる喪子。
「すいません…」
「はい…」
若き当主がその顔を上げれる様になるまで、喪子は彼の頭を撫で続けた。


途中で、弟は実は血が繋がってなくて弟が旧家の当主だよルートと、当主は鬼畜で反省なんかしない
レディコミばりのエロエロルートがあるけどとりあえず原型の妄想で落ち着いた。


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