09/11/01 01:49:05 RV3ODlHY
エプロンがよく似合うような、落ち着いてて器量よしのイケメンとマンションのお隣り同士設定。
彼は両親を亡くした従兄弟(小学生)と二人暮らしをしていて、さながら若い父と息子のよう。
マンションの階段で転び、生意気でとっつきにくい、斜に構えた従兄弟と自分が親しくなるところから話は始まる。
「従兄弟が私以外の人に懐くことって、滅多にないんですよ」と不思議そうな顔をする彼と、実は寂しがり屋な従兄弟にメロメロになる喪子。
従兄弟とイケメンが親子喧嘩のようなものをし、滅多に他人のことを口にしない従兄弟が「喪子お姉ちゃんは優しかった!」と叫んで隣の喪子の家へ。
喪子の家から出たがらない従兄弟を宥める喪子と、喪子の部屋のインターホンの前で額を押さえるイケメン。
恐縮するイケメンと、むくれる従兄弟を無事に宥めすかし、従兄弟をイケメンに謝らせ見送る喪子。
「…私も悪かったですが、いきなり喪山さんの部屋に行くのは駄目です」
「…………ごめんなさい」
前から素敵な人だと思っていたが、丁寧な物腰と、小さな子供にも真摯に向き合うイケメンに惹かれる喪子。
それにしても彼女は不思議な人だ、と、この件で喪子の存在を気にし始めるイケメン。
(もうちょい続きます)