人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6at WMOTENAI
人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6 - 暇つぶし2ch98:彼氏いない歴774年
09/05/16 01:21:02 S0bQAkcX
手のひらサイズな妄想
小さい頃「南くんの~」とか見てました


連休前、残業終わりの会社のフロア
仕事も終わり、疲れがたまっていた喪子はついウトウト
ハッと目を覚ましたときには何故か景色がガラリと変っていた
目の前には電源を落としていない大きなパソコン
保存完了となっている、先ほどまでやってた仕事のデータファイル

喪子は二、三回目を擦ったり、頬を抓ったりする
それでも変らない周囲、机の端から端を歩いて見てもやはり変らない
……小さくなってる、一通り現実と戦って導き出した答えはソレだった

「あれー喪山、PCの電源落とし忘れて帰ったのか」

喪子が途方に暮れていた時、突然明るい声がフロアに響く
この課のムードメーカーで、喪子より数年先に入社した頼れる先輩だ
最近は業績を伸ばすために、遅くまで外回りをしているらしい

「抜けてるところあるからなー休み明けに、からかってやろー!!
まあ、頑張ってたんだろうし、関心関心」

先輩の足音が段々と近づいてくる、喪子はどうするべきかと悩んだが
隠れる場所もないし、隠れるよりもどうにかこの現状を打破したかった
喪子は目立つようにPCのまん前に立ち、先輩が来るのを待つ事に

「……幻覚、妄想?俺ってば頭逝っちゃったかー」
「幻覚じゃありませんー、先輩へるぷみー」
「何ゆえ手のひらサイズ、ああごめん喪山、俺の妄想が、キミを餌食に」
「妄想じゃないですー、生です!!生!!」
「……マジか、理由は?」
「……マジです、分りません」

何なら触って見てください、と手を差し出した喪子に
先輩は恐る恐る指先を寄せてくる、躊躇いがあるその指先を喪子は両手で掴んだ
びくりと揺れる指先、喪子は離すまいと縋り付く
この場合頼れるのは彼しかいないのだ、喪子は一人この状態でどうにか
出来るなどと思えない以上、何としても逃がすわけには行かない

「ほら、本物でしょ……それにしても、随分小さくなっちゃいました」
「こっ、こら!!指にくっ付くな、ちょっつ、腕を回すな!!」
「だって先輩引っ込めて、どっか行きそうなんですもん、おいてがないでー」
「おいて行かない!!行かないから、体ごとくっつくな///」

とりあえず、連休中、先輩は喪子を自分の家に連れて行ってくれることに
喪子は先輩の胸ポケットに入り、ゆっくりと先輩の帰路を堪能するのであった

(続く)



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