人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6at WMOTENAI
人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6 - 暇つぶし2ch76:彼氏いない歴774年
09/05/14 00:56:53 E3upTzQC
やがて、気象班では分析したデータを基に、ある地点への最適な航路を割り出していた。
その地点は、あの国の南の島の領土――

基地全体が、肌を刺す緊張を帯びてきた初冬の日。
「なあ喪上川、ちょっと付き合えよ」
久々に強引に日比谷大尉に連れ出されたのは、いつもの飲み屋。
海軍の制服、白い詰め襟に金ボタンの日比谷大尉は、見違えるように凛々しい。
「頼みがある」
日比谷大尉は周囲を見渡すと、そっと喪上川に囁く。
「下の毛、少しくれないか」
酒を吹き出しかけた喪上川は慌てふためく。
「はっ・・・毛、ってあの毛でありますか」
酒のせいだけではない、日比谷大尉の耳までも赤い。
「お前しか頼めないんだ。『処女』の毛でツキが回ってくるって言うじゃないか」
「日比谷大尉―」
言葉に詰まる喪上川に、日比谷大尉は尚も頼み込んだ。
「頼む。お前のことは口外しないから」
(日比谷大尉、気づいていたんだ…)
真剣な面差しで喪上川をみる日比谷大尉に、目が逸らせない。
「最後に一押し、この大勝負に勝負運が欲しい」

翌朝、飛行服を着て基地の中を歩く日比谷大尉に、喪上川は駆け寄った。
「日比谷大尉、これを」
折り畳んだ小さな紙切れを差し出す。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch