人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6at WMOTENAI
人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6 - 暇つぶし2ch550:彼氏いない歴774年
09/07/21 22:22:21 vFfLqbiU
人を見下してるような強面だがスタイルの良い元軍人(割といつも自信満々で笑うときはにこりじゃなく「ニヤリ」って感じ)と
欧州の某国で知り合い紆余曲折の末一切恋人期間とかないまま婚約する妄想をしている
しかも好きになったのはこっちが先だけど相手のがベタ惚れ設定

551:彼氏いない歴774年
09/07/21 23:34:35 5avs7Fr3
>>542
ごめん、書こうと思ったらニヤニヤがとまらないから落ち着いたら書くね

552:542
09/07/21 23:45:37 CXLqWDhz
>>551
いつでもいいですよー。楽しみに待ってます。

553:彼氏いない歴774年
09/07/22 00:21:07 91CaEnCC
>>541
一通り読んで一言。雫、大好きだw


554:彼氏いない歴774年
09/07/22 01:11:58 2RezcNLG
生活能力も倫理感もアレだけど音楽の才能だけはある両親のもとに生まれた喪子
周囲の大人は負けず劣らず音楽バカばかり。そんな大人たちに
ありとあらゆるジャンルの音楽や楽器を仕込まれ子守歌は毎夜プロの生演奏という
英才教育を受けて育つ喪子(メインはクラシックでバイオリンと声楽)
そんな中歌唱力と化粧映えする容姿に目をつけたプロデューサー(あるいは芸能事務所)は
オリエンタルな衣装に別人レベルの厚化粧で超美少女に仕立て上げ、歌姫「迦陵頻伽」として売り出そうと計画
企画第一弾のCMは大成功しネット上では海外でも話題となり一躍注目の的に。
しかしプロダクションが倒産し企画も頓挫、幻のタレントとなる
それが元で借金抱えた両親にやばい筋に売っ払われそうになり
すったもんだの末偶然出会って師匠となった40代伊人バイオリニストに引き取られる。
両親に比べると倫理観こそ若干まともだけど人としての振り切れっぷりは際立ってる師匠
そんな師匠を弟子として支え娘として溺愛されながら
師匠の音楽仲間やパトロンや愛人や恋人や元妻や元彼に囲まれ面白おかしく成長する

のだめとかボカロとかいろいろ混じった
特に考えてて楽しいのはダメ人間師匠の面倒見るあたり

555:彼氏いない歴774年
09/07/22 01:14:46 DVYaQz5f

研究者とドタバタ~的な妄想、白衣萌えです


喪上喪子は平々凡々な社会人
幼い頃は自営業の父母に変り、弟の面倒や家事もしていた
今は実家を出て上京、一人暮らしをしている

勤め先は国の中でも一、二を争う大企業グループ
そのグループ企業の製薬部門……の事務部
製薬の研究者は優秀で、様々な薬を開発しているが
まあ、事務部は書類や手続きを手助けする普通の仕事だ

研究者は優秀だが、変わり者が多く
喪子が毎日書類や備品を届けたりするチームもその例に漏れない

「という訳なんだ……そもそもテロメアと言うのは人間の若さの…」
「てろめら…ですか?今度の新薬に関係が?何分無知なもので」
「いや、新薬には関係ない、これは別口の研究だ、そうだなまず細かなところから説明」
「あー!!喪上さん、毎回主任の話に付き合わなくても良いですから!!すみません」

テロメラだかカルメラだか、そんな話をしているのはその最たる人だ
何でもIQがベラボウに高いらしいが、その分変わり者らしい
とても美形で、ご実家もそれなりに凄いと噂だが、如何せん変わり者
今まで何人もの女子社員がアタックしたが、皆自分から身を引いたそうだ

一方、慌ててとめに入ったのも研究者の一人、童顔が可愛いと人気の青年
こっちの人は大学を出て数年の新米研究者、主任の暴走を止めてくれる子である
弟と同じくらいの年齢なので、どうにも可愛く思えてしまう
どちらも、担当変えのあった去年からの付き合いだ

「良いんです、難しいお話ですけど、結構興味深いですし」
「ほら、新米君、喪上君はこう言ってる、僕の話は今後の世の中に…」
「新米君ってのは嫌がらせですね……でも、チームの人の名前は本当に覚えてないでしょ主任」
「大丈夫だ、名前を呼ぶ必要があるときは、皆が首からさげてる社員証がある」
「何処が大丈夫なんですか!!……誰かさんのはフルネームですぐに覚えたくせに」

「………若者よ、あの新薬の反応検査を五十件やってもらおう、急ぎだ」
「えええええええ!!横暴ですよ!!パワハラです!!」
「我が辞書に「横暴」という文字は無い、君への親切心と明日への向上心だ」

二人の漫才のような掛け合いに、喪子はいつもつい笑ってしまう
確かに己には、薬や化学についての深い知識は無いから難しい、でも彼の話は面白い
何の薬で、何を助けて、何を促す、未来はこうなるのだと、まるで小説のようだ
少々難しくなりすぎると、新米と呼ばれる彼や他の研究者が茶々を入れてくれる
良い部署の担当になってよかったと最近では特に思う

「ふふふっ、あっ長居し過ぎましたね、それじゃあ、この書類はだしておっとと!?」
「「喪上(君)(さん)!!」」

風で落ちたのだろう、歩こうとした瞬間床にあった書類を踏んで足を滑らせてしまった
……までならまだマシだったが、思わず振り上げた手が机の上の薬品を巻き込み
綺麗なガラス瓶はひっくり返り、不可思議な色の薬が己の上に降り注ぐ

あれ?これってさっき説明を受けていた、主任さんの研究の産物……
人間ピンチには物事がスローに見えると言うが、正にそれであった

(続く)


556:彼氏いない歴774年
09/07/22 01:20:52 DVYaQz5f
>>555の続き)

「今の俺達って、世間からどう見えるのでしょうね」
「して言えばアレだろう……良くて兄妹や父娘」
「……『悪くて』を聞いて良いですか主任、一応」
「誘拐犯とか……一線を越えたpaedophilia(ペドフィリア=小児性愛者)とかだな」
「うおー、どうしよう、通報されてたら、ヤバイですよヤバイ」
「……まあ、小さくなっても好意はぬぐえぬからな、正に我等はやばい人だ」
「まあ、それは同じくです、大人でも子供でも喪上さんですからね……」

内容は良く聞き取れないが、試着室の扉越しに話し声が響く
小さくなってしまった手で懸命に着替えをする、幼児ってホント大変だ
何とか上下一そろい揃えられて、慌てて店を後にする
一応店員に無邪気な笑みを向けて置く、誘拐じゃないですよと言ったアピールだ

「物凄い目で見られましたよ俺達、え?なんで、どうしたのって感じで」
「明らかに喪上君と血縁には見えないからな、しかも男二人なのが余計問題だ」
「まあ、わいしゃつにくるまれた、ようじょをかかえてきたらしかたないですね」

埒が明かないのでひとまず喫茶店で状況整理だ、人も少なく小声で話せば聞こえない
お子様用のカップでジュースを飲みながら、目の前の二人を見つめる

「それにしても、縮みに縮んでしまったようだな、喪上君体調はどうだい?」
「たいちょうとかはへいきです、しかしなんでまたこんなことに」
「本当に、某探偵漫画じゃあるまいし……主任、何て物を作ったんですか!!」
「いや、私もまさかこんな事になるとは、本当にすまない喪上君」

舌っ足らずな言葉が自分的にはもどかしいが
見た目三歳~五歳くらいの身体では仕方がないのかもしれない
だが、不思議な事に、目の前で慌てる人を見ると意外と冷静になれるものだ

「いえ、こけたわたしにも、もんだいが、あまりきにやまないでください」
「「……喪上(君)(さん)」」
「しかし、ずっとこのすがたというのは、ちょっと、かいけつさくとかは?」
「それについては、一過性の薬、ある程度過ぎれば戻れると思う……いつ、とは言えないが」
「会社は……そうですね、主任、こうゆうときは圧力です圧力、伯父さんに頼んでください」
「あー…そうだな、父に臨時研究助手とした事にして貰おう、喪上君の所属は一時期ウチ預かりだ」
「ちち?おじさん?」
「ああ、主任は一応この会社の会長の子供です、あと秘密にしてましたが俺達従兄弟なんです」

衝撃の事実が満載だ、女子社員に朗報、新米研究員君は創業者一族です……
どうりで、主任に対しても言い草がきつくても平気だったわけですね

「それで……だ、うん、そうだな、その姿では生活し難いだろ、だから僕の家に…」
「俺って料理とか得意ですから、その、良かったら戻れるまで家に……」

「え……ひとりでもだいじょうぶですが」

「「それはダメ(だ)(です)」」
「………はい」


体調が心配とか、薬でなにが起こるか分らないと喪子を丸め込み
結局、主任の父の持ち別荘に三人でショートスティに落ち着きます

今まで「お姉ちゃん」して来た、幼女化喪子が甘やかされるのを心地よく感じたり
朝の弱い研究者Sを無邪気に腹ダイブで起こし、研究者Sが萌え悶えたり
逆ナンに遭い「この子とデート中さ」と断り、美形なのにロリ!!っと周囲にヒソヒソされたり
喪子が公園で見た目同年代に、告白され、年柄も無く嫉妬する研究者Sだったりと
幼女化喪子と研究者Sの愉快な日常編妄想もしています

557:彼氏いない歴774年
09/07/22 01:25:43 DzYMB7Ib
>>555
まさに俺得
研究室も白衣も変人も大好きです

558:彼氏いない歴774年
09/07/22 07:44:22 vZBNn2p1
>>548 、 >>555
たまらんたまらん

559:彼氏いない歴774年
09/07/22 18:02:23 A4taNtpV
あくまで「そんなことはありえない」と解った上で、周囲の色んな男たちが私に惚れているという妄想をするw
妄想の中での私は勿論清純派美女w(実際はただの地味デブス)仮に喪子としとくw

いつも厭味を言ってくる嫌なリア充も、本当は喪子が好きだけど素直になれないだけ。
そいつが喪子以外に厭味を言っていて、相手が男なら実は二人は喪子をめぐり争っているため。
しかしある日厭味を言われ続けていた男(Aくんとする)がついにブチ切れて喪子の目の前でリア充とケンカに発展。
ケンカの原因が喪子への思いであったことが発覚すると喪子はリア充にビンタ。
「あんたのような奴にAくんを貶す資格はないわ!」と一括しAくんと付き合うAくんエンド。

(※実際(現実)はリア充の性格がマジで悪く、誰彼かまわず上から目線で厭味を言っているだけです。)

いつも喪子に優しい後輩はもう完全に喪子にめろめろ。
友達のように接してきたが、ある日喪子に彼氏ができ、切なげにこうつぶやく
「喪子さん良かったですね・・・実は俺にも・・・好きな人いるんです・・・でもふられちゃいました」
喪子がそこで後輩の思いに気づけばいけない恋愛エンド、気づかなければ彼氏エンド

(※実際は後輩が誰に対しても礼儀正しいだけです。あと彼氏とかもちろん^^)

乙女ゲー乙と言われそうだが乙女ゲーはやったことない。おそらく少女漫画の影響
たまに妄想の世界から返ってくるのを忘れていて、妄想に使ってた男に「あ、俺彼女できたんすよ!」とか言われて
「えっ、あなた私の彼氏だったんjあっ妄想の世界のできごとだった・・・」と一人で我に帰り恥ずかしくなるw悟られていないことを祈る


560:彼氏いない歴774年
09/07/22 19:24:40 uLQXFyax
>>555
ふぉー!ぜひ続きが読みたいです!

561:彼氏いない歴774年
09/07/22 22:27:25 wBWMHfgQ
小学生くらいのときにモコは家庭の事情で親の知り合いの家に預けられる。
そこにも親と呼べる人はおらず、三人兄弟のみであった。
モコが高校生になり長く水面下で
牽制しあっていた兄弟だったがその争いは激しくなる。

長男(24)
普通の会社員。家事担当。みんなのお母さん代わり。ヘタレ。

次男(20)
大学生。策士で変態。ベタベタしたスキンシップをする。

三男(16)
高校生。モコと同い年で同じ高校に通う。剣道部。熱血で口が悪い。でも純情。
他にも高校の保険医、長男の同僚らがモコにちょっかいをかける。
これらは某マンガを勝手に現代パロにしたものですそしてもてたいだけですすみません。

562:彼氏いない歴774年
09/07/22 23:11:09 Gl2Ju5YU
>>549
イイ!関西弁編が読みたい!時間があったらお願いします。

563:彼氏いない歴774年
09/07/23 01:07:27 j+VQ47nF

>>555->>556の続きで
研究者とドタバタ~な妄想、幼児化後の翌日朝を主任さん視点です


自慢ではないが、研究者という物は大方が怠惰になりがちである
神経質な者はそうでもないらしいが、研究バカともなると時間の概念が飛びがちだ
例にも漏れず己は確り当てはまり、寝汚さではあの従兄弟もそうだ
よって朝は爽やかに起きれる事は無い…会社のフレックスタイム制は大いに有難い

しかし、今日の目覚めは、腹部への急激な衝撃とともにやって来た
突然の強烈な刺激に息がつまり、何事かと掛け布団越しの己の腹辺りを見たのだが

「おはようございまふー、あさですよ、おきてください!!」

一瞬夢を見ているのかと、自分の頭の春具合に気絶しそうになったものだ
何故、己が最近気になっていた女性が、可愛らしいエプロンをして腹の上に居るのか
おまけに、目の前の彼女は幼児……っと考えたところで昨日の事態を思い出す
天晴れな寝ぼけ頭だ、寝起きゆえに昨日の事が飛んでいたらしい
焦ったものだ、彼女へのヨコシマな思いが、こんな夢を見させていると一瞬大いに慌てた

「もっ、喪上君か……おはよう、体調は問題ないかい?」
「はい、ちいさいいがいは、いじょうなしです、あ!!おもいですか?」

布団に埋もれながら此方を見上げる彼女、小さくなっても笑顔は何ら変わりない
幼児化した為か、髪はいつもより柔らかそうで、朝の日差しにツヤを浮かばせている
小さくなったのだから、少しは余裕で話せるかとも思ったが……如何せん難しい

「……軽いくらいだな、幼少期に必要な栄養と運動量から考え、今現在の君の~」
「あさからすごいです、わたしは、むずかしいことはさっぱりです、だめですね」

彼女を目の前にすると回りくどい喋り方になる、とにかく言葉を出し繋げる
完全に己のペースが狂うが、彼女は初めから最後まで尊敬のまなざしで聞いてくれる

彼女と話すのは心地よく、彼女の微笑みは体に変化を及ぼす
優秀で、能面で、偏屈で、無感動と評価を受ける己は
彼女の前では、雄弁で、変わり者で、行動的な、愚か者になる

人間は照れると熱くなる、相手に焦がれると愚かになる、だけどそれは心地よい

「いや、ダメではないぞ喪上君、特に君の起こし方は素晴らしい」
「え?すばらしいですか?」
「ああ、是非とも我が従兄弟殿にも施して頂きたい、腹筋の強化にも繋がるだろう」
「そうですか?じつはこれ、おにいちゃんがいたらやりたかったんです」

「ぞれじゃ、いってきます」と舌足らずな声で彼女は言い、部屋を飛び出てゆく
目指すは従兄弟殿、新米研究員が眠る部屋、アレも見た目によらず、不器用な人間だ
……血族である、似ているのは仕方ない、しかし女性の好みまで似るのは困りものだ

「敵に塩というか、寝起きの混乱をプレゼントと言うか……こんな早く起きたのも久々だ」

さて珈琲でも入れようかと、これから一騒動起きそうな方角の壁を眺めながら考えたのだった


翌日編、主任さん
新米君は純情なので、こんな事をされたら鼻血くらい噴けそうな勢いです

新米君は日常編で一つ思いついていたりします
もう一つだけ、書けたら投下したいです

564:彼氏いない歴774年
09/07/23 02:24:52 j+VQ47nF

>>563と関連がある話です
研究者とドタバタ~な妄想、幼児化日常、新米君視点です


『ちゃんとご飯食べないと、体が持ちませんよ…気休め程度ですがどうぞ』
そんな事を言われたのは、入社して研究室に配属になり少しした頃
縁故入社、将来はどうせ経営陣に加わる、ただ道楽、なんて噂されるのは血筋ゆえ
従兄弟殿も通った道、ならば認めてもらおうと、食事も忘れがちだった

そんな時の、小さな飴一つ、なんだか脳に染み渡るような美味しさだったのを覚えている


小さな体を緊張しながらも抱える、子供体温はこの季節には熱いが、嫌じゃない
中身が大人でも、体はやっぱり子供だ、大人の感覚で行動すると普段の数倍疲れるらしい
買い物の帰りの電車で眠ってしまった彼女を、僭越ながら抱きかかえての帰路である
いくら子供になっているとはいえ、思い人である、緊張はする、それはもう激しく

一緒に買い物をしても、この見た目の差ではどう見ても若い父か、年の離れた兄妹
恋人同士に見えるだろうかなんて、そんな考えを持てるほど現実は甘くない
近い存在な現状はとても嬉しいが、早く戻って欲しい、そんな気もする

小さな体から香る優しい香り、上司件従兄弟殿は喪上さんを、己を変える刺激というが
自分にとっては、己を定着させてくれる優しい存在だ

「ふあっ……?」
「……大丈夫ですよ、まだ、寝ててください」

小さいながらも、料理や洗濯をしてくれる彼女は、どうみても姉気質だ
そんな彼女を甘やかすのは、なんだかとてもくすぐったい
くすぐったいが、時々とても恥ずかしそうにしながらも、嬉しそうに微笑んでくれる

従兄弟殿には、甘やかすということはどうしてか出来ないらしい
変わり者で、唯我独尊に見えても、彼女に対しては酷く奥手だ……会話の空回りも面白い

前の自分なら、尊敬する従兄弟の思い人に好意を抱くなんて考えなかったかもしれない
だけど、彼も、自分も、両方彼女への気持ちに気付いていて
両方が相手の出方を伺ってる、この相手になら負けても良い、でも譲らないと思えている

「貴方は、本当に凄い人ですね、こんな穏やかな三角関係を成立させるとは」

寝息を立てる小さな彼女に、そっと呟く
聞いていて欲しいような、欲しくないような、そんな言葉だった



甘やかしてくれている純情新米君です
この後、抱えて帰って来た事を、従兄弟殿に理論攻めで注意されつつお茶します

以上連投失礼しました、自己内妄想に戻ります!!

565:彼氏いない歴774年
09/07/23 23:25:38 KDZaGyVw
>>552

こんなのでいいかわからないけどとりあえず置いていきます

真夜中。
薄く細い三日月が光っている。虫の声すらしない、静かな夜だ。
雨が降ったのだろうか、空気がしっとりと濡れている。

屋敷の奥の奥、小さな離れに続く細く長い渡り廊下を進んでゆく。
ここを渡るのは、喪女自身も初めてだ。
昨日「待っている」と告げた時のあの表情が、頭にこびりついている。
生来何でも欲しいがままで怖いものなどなかったのに、今は不安でたまらない。

廊下の突き当たりの黒塗りの格子戸をあけると、そこは真っ暗だった。
天井から幾重にも垂らされた薄布の奥から、足にまとわりつくような不思議な香りが漂ってくる。
何枚も、何枚もくぐってゆくうちに、灯りが見えてきて・・・

そして白い布で囲まれた、大きな寝所に、彼がいた。



彼は喪女と同じく、上品に光る白い着物を着て、寝所の上で待っていた。
その表情は普段よりも一層硬く、小さな灯りに照らされてより険しく見える。
「有」
喪女が話しかけても、彼はうつむき加減に一点を見据えたままだ。

「お戯れが、過ぎます」
「・・・何?」
「何故この私を選ばれたのですか」
振り絞るように有がつぶやく。
「喪女様の周りにはたくさんの才ある者がおります。皆喪女様を慕っているものばかりです。
なのに、私のような護衛兵を選ぶなど・・・」
「お前は私を慕ってはいないと、そういうことか」

不安と切なさと怒りで、感情がぐちゃぐちゃになりそうだ。

「いつも私を見ないのは、やはりそうなのか。
あれだけ私を守ってくれるのも、仕事だからだな?嘘吐き!!」
傍の枕を無茶苦茶に投げつける。涙が止まらない。

「・・・私は、貴方をお慕いしております。
 傍にお仕えするよりずっとずっと前から、苦しいほどに」
何かに、耐えているような表情だった。
「身分不相応なのに、欲しい気持ちが抑えられないのです」
自分が許せない、と。

「私の気持ちも知らないくせにそのように自分を責めるなど」
「喪女様」
「その瞳に私を映してくれる日を、焦がれるほど待っていたというのに・・・」
きつく握られた拳にそっと手をそえる。
「こっちを見て」
微かに濡れた黒い瞳が、ようやくこちらをとらえた。

「・・・貴方を見てしまうと本当に」
たまらない、と聞こえた瞬間に柔らかな布団に押し倒された。

566:彼氏いない歴774年
09/07/23 23:58:25 JMMl+m11
>>565
最高!!
世界感が好きだ‥雫もお願いしたい

567:彼氏いない歴774年
09/07/23 23:59:56 KDZaGyVw
続く番外編

注:えろプラス801




「何か、今日違う」
「そうかな・・・」
細く繊細な指が、肌を這う。
いつもこんな性急に求めたりしないのに・・・
感情が表に出てくるタイプではないが、こういう時は機嫌が悪いのだとわかっている。
「何かあったのか」
「少し黙って・・・」
不意に胸の飾りを軽く噛まれて、つい甘い声が出てしまう。

いつもは自分が忍んで行くのに、今夜は珍しく「今、欲しい」と来てすぐに押し倒された。
きっと何かあったに違いないのに、何も言ってくれない。それはいつもと同じだ。
「ちょ、待てって・・・あ、」
感じるところを容赦なく責められて、熱が急速に上がっていく。
「う・・・は、はや、ああっ」
「ふふ、可愛いね」
腹の上でくすくす笑うから、柔らかい髪がさらさらと肌を撫でてもっとたまらなくなってしまう。
「も、もう・・・雫、え、このまま・・・?」
「たまにはいいだろ・・・」

いつもはこっちが攻めているのに、今夜はこのまま翻弄されるのだろう。
「あっ、んんっ・・・!!」
「もっと声を出して」
下に手をかけられた。もう、時間の問題だ。

「お前は本当に、優しいね」
そんな顔で微笑まれたら、何も聞けない。




喪女が初めて交わった晩、むしゃくしゃして恋人のところにのりこんでった雫
恋人はさっぱりしてて人の良い犬タイプ。
実は一番好みwwww
いつもは受けなのにたまにむしゃくしゃすると攻める、精神的には攻めタイプ

すいませんもう自重します。
文も下手で申し訳ない、皆さんの妄想大好きですどんどん書いてください

568:552
09/07/24 01:39:43 Vip2Qvk+
>>565
わー!ありがとう。本当、最高でした。このシリーズ大好きです。

569:彼氏いない歴774年
09/07/24 01:52:48 VBmJ08ie

催眠術モノ妄想とか……
古本屋で買った変な本によって、催眠術の力を手にしてしまう喪子

催眠術、そんな馬鹿なっと
ためしに出来が良く見目も良いが生意気な弟に、かけてみろと言われ
それじゃあお前は漫画みたいなシスコンになる~と冗談半分でかけたら
姉貴が心配なんだからな!!と色々世話を焼きまくる見事なシスコンに大変身

これでハーレムじゃんと思いながらも、奥手な喪子は催眠術=ラブに上手く使えない
いまいち、そう言う力で心を動かすのもなんだかなーと思ってしまう

図書館で会う青年とお近づきにと思っても
アタフタして、催眠で好きなモノとかを聞き出すくらいしかできなかったり

爽やか花屋跡取り青年と仲良くなりたいと思っても
話せたことに照れすぎて、この日ココを通ると言う程度の催眠だったり

シスコン化しすぎた「姉ちゃん大好き!!心配性」弟の催眠を溶こうと奮闘するが
実は弟に元々その素質があっただけで、それを催眠で表面化させただけだったり


実はその催眠の本は神様が宿る人を選ぶ本で
催眠を大いに利用し、人の人生の道行きを曲げてしまえる人間には使えない
催眠をきっかけにする程度の人間ならば使えるようなものであるみたいな決まりがあったり


場合によっては、実は弟は義弟だったぜ、どうする!!とか
図書館青年が、その本を使用経験者で喪子とお話しするために使ってたぜ、とか
花屋の跡取りは、前々から喪子と会えるルートを選んで配達してたぜ、とか
本の神様に気に入られて、神様の花嫁ルート突入とかしたりします

催眠でエロエロ妄想とかも良いけれど
その力を上手く使えないながらも恋愛は進展と言うのがなんか萌えます

570:彼氏いない歴774年
09/07/24 16:54:57 CMMVtA9L
興奮させてもらいました
ここは宝物ですね

571:彼氏いない歴774年
09/07/24 22:02:46 y+07gvOn
>>566>>568
楽しんでもらえたようでうれしいな
初めてが有という設定だったけど、雫でもいいなあと妄想中
雫と有は牽制しあいつつもやっぱり喪女のことだけ考えてたりとかそういうのいいよなあ

>>550
強面ニヒルな軍人さん大好き。エピソード書いてほしいなー

572:彼氏いない歴774年
09/07/24 22:26:59 G7YVOBrT
いいわたまらんわ白衣
あーーー白衣変人メガネと一緒に研究してえええ

573:彼氏いない歴774年
09/07/24 23:31:10 luQplNvT
白衣!変人!インテリ!
けしからんもっとやれ

>>554続き
天才となんとかは紙一重な師匠のもと順調に成長する喪子
相続だの戸籍だのの諸問題を片付けるために帰国することに。
かなり久しぶりの帰国なので周囲に奨められてちょっと長めに予定を取る。
楽しみながらもみんないないからちょっと寂しいな、
と思ったところで師匠の仕事相手(かつン十年来の親友)から電話が。
「あー、その、久しぶりの帰郷なのに悪いんだが、予定を少し繰り上げられないか?」
「…もしかして、また?」
「………今回はモコのシチューじゃなきゃ嫌だとさ」「………」
気分屋の師匠はご機嫌傾くと度々引きこもったり仕事ばっくれようとしたりする
(ただし立ち直った後はかなりいい仕事する)
今回は日本が懐かしくなってこのまま帰ってこなかったらどうしよう、
とか考え始めて喪子シックにかかったのが原因
周囲が引きこもる師匠のご機嫌をなんとかとって引き出した条件が上記のそれ。
こうなると要求を飲まない限り絶対出てこないからやむなく喪子に連絡を取る親友
しかたないので予定を切り上げて戻る喪子。師匠は連絡通り引きこもり。
要求通りシチュー作ると親友に引きずられつつ渋々出てきて
なんにも言わずにもそもそ食べる。完食してからやっと顔上げる師匠
その顔には情けなさとバツの悪さが同居している。
周囲を振り回すことには全く関心を払わないが喪子にだけは罪悪感を感じるらしい。
なら最初っからワガママ言わなきゃいいのに、と呆れながら喪子はデザート(日本土産)を差し出す
喪子が怒ってないのがわかると急に元気になってペラペラ喋りだす師匠
あーなんか帰ってきたなって気分になる喪子

一応反省するけどまた繰り返す、才能あふれるダメ師匠\(^o^)/

574:彼氏いない歴774年
09/07/25 00:44:51 qIgDhNOj
>>573
師匠かわいい!
喪子大好きなところがたまらん
わがままな天才いいなあ

575:彼氏いない歴774年
09/07/27 02:27:47 C0i5SaaT
皆さんもっと妄想して下さい!

576:彼氏いない歴774年
09/07/27 17:04:04 fstNGz9o
映画スレでサメ好きの話題が出ていたのでなんか妄想した

海水浴に来ていたところ、突然波打ち際までサメが攻めてきた!
次々に食い殺される人々!血で真っ赤になる海!辺りに響く悲鳴!
襲われようとしている友人を助けようと、正義感の強い喪子は、サメの前に立ちはだかった。
するとサメは、燃えるような瞳を落ち着かせていき、喪子を背に乗せて海の方へ戻り始めた。
わけのわからないもののの、サメは自分を襲おうとしているわけではないとわかり、喪子は黙って背に乗せられていた。
サメは喪子を無人島まで運んだ。サメは無人島のまわりに待機し、時々人間が食べられる魚も持ってきてくれる。
どこか信頼関係が生まれる中、サメは何故自分が人を襲ったのかと語りだした。
サメには妻子がおり、海で幸せに暮らしていた。しかし襲ったわけでもないのに、沖にやってきた人間たちが、
襲われたら危ないという大義名分のもとに遊び半分に妻子を虐殺したのだった。
サメは復讐のために、妻子を殺した人間たちを選んで殺したのだった。
実は喪子の友人もそのメンバーだった。
あんなに優しい友人がまさか……喪子は人間不信になり、サメと一緒に暮らすと言った。
サメは、喪子が友人を救おうとする姿に、人間にも他者を思う気持ちがあるのだと、
自分と一緒だったのだと気づき、そして喪子の優しさに惹かれて喪子を連れ去ってしまったという。
しかし、尚更こんな血で汚れた、それも違う種族である自分と一緒にいてはいけないとサメは言った。
夜闇にまぎれてサメは喪子を、もとの砂浜から少し離れた所に連れて行った。
喪子も、サメの悲しみを知るうちにサメに愛情を感じ始めていた。
一度も恋人ができたことがなく、喪子自身も愛に飢えていたのかもしれない。
人殺しの上に、自分を連れ去った事で人さらいとしても扱われているサメは、捕殺の対象になっているだろう。
夜の闇に溶け込むように去っていくサメの姿を見ながら、喪子は彼の幸せを願った。

577:彼氏いない歴774年
09/07/27 21:19:17 QEZbu2lb
>>547 笑ったw楽しそうだなww

578:彼氏いない歴774年
09/07/28 00:22:56 XJF6gBBz
昔の知り合い達をキャラクター化してハーレム妄想している。

ツリ目:文字通りツリ目。性格は毒舌のツンデレ。喪子よりひとつ下。
身長180くらい、ガタイがいい。同じフロアの隣の部署。

やさ男:見た目チャラそうな優男。当たりの柔らかい性格で、女には優しくリップサービスもしっかり。
甘ったるい顔と性格あわせていかにもモテそうな感じ。
誰にでも優しい反面、肝心の部分ははぐらかして心の底が読めない部分もある。
同じ部署で喪子の後輩。以前はツリ目の部署だった(喪子より2歳、ツリ目より1歳下)
こともあってツリ目とは仲がいい。

犬ころ:喪子に無邪気に懐いてくる4~5歳くらいのバイト上がり。別部署の別フロア。
無口と異常に仲がいい。いじられキャラ。

無口:いつも無口無表情で全く読めない人。年齢もよくわからないが犬ころの1歳か2歳年上。
犬ころと同じ部署。ごく限られた人間以外にあまり他人に興味が無いらしく、喪子とほとんど
コミュニケーションを取ってくれない。やや和風なイケメン。

少し前まではやさ男とラブラブだったが、最近ツリ目と急接近w
一度寝たものの彼氏とかは考えてなかった(成り行き?)状態で、
ツリ目がもともと毒舌キャラで、喪子ともケンカ仲間みたいな感じだったので、
自分に対し意外な執着をみせるツリ目に喪子が戸惑う。

犬ころも好きオーラ全開で無邪気に構ってくるが、喪子が一番気になってるのは無口。
そもそも犬ころが間に入らないと会話すら成立しないのにw

テラ自分に都合のいい設定www
心からサーセンwwwww

579:彼氏いない歴774年
09/07/28 00:39:49 zeMOTT4t
>>547
何このグリーンハイツ202。
適度を通り越してアホな感じがいい感じ。

580:彼氏いない歴774年
09/07/28 10:57:57 WCpgb7y5
喪子の学校に新しくやってきた教師。生粋の日本人でなく中国系で、なぜか若干中国訛りの
関西弁でしゃべる。
常にあっけらかんとして、体育の授業の高飛びを見て
「あんまり気張りなや!あんなんで首の骨折ってたら笑えるで」
とあっさり言い放ったりする。ちょっとKYぎみ。でもなんとなく大目にみられるタイプ。
クラスにあまり馴染めず友達も少ない喪子は、そんな、どこででも適当に順応して自分を見失わない
教師の強さに淡い憧れと恋心を抱く。
そんな喪子はある日、教師が数人の謎の男達に拉致される所を目撃してしまう。
周囲は大騒ぎ。警察での証言を終えた喪子は、一人で教師を探し始める。
偶然も作用して、一人きりで教師を見つけた喪子。しかしそこにいる教師は今までとは全く違う姿だ
っだ。教師もまた謎の男達の仲間だったのだ。
その様子を見て喪子は必死に逃げ出そうとするが、結局捕らえられてしまう。
喪子を始末しようとする教師。

 さて、ここで悩みどころなんだけど
喪子に銃を突き付け、
「どうせ殺すんだったらもっと可愛い女が良かったな」
「私は先生なら殺されてもいい。先生のお望みどおりには出来ないけど、せめて静かに死んであ
げる」
 という「冷酷冷血鬼畜教師」ルートか

喪子に銃を突き付け、
「お前は殺したくなかったな」
「私は、いいよ。先生なら」
 という「喪子のことちょっぴり気にかけてたよ先生」ルートか。
喪子の返事はあんまり変わらないんだけど。

最終的には警察に発見され、教師、その他の男達は射殺。喪子は救助されながらも号泣。というラスト
になります。

しかし二度寝したら妙な夢みたなぁ。今ある中国系俳優さんにハマってるからそのせいだわ。
普段英語しか喋らない俳優さんの日本語、おいしかったです。

581:彼氏いない歴774年
09/07/29 00:11:29 5ZJCEaHH
>>580
どっちも気になるけれど、自分は「気にかけてたよ」ルートがいい。
悲恋妄想して泣くってよくあるよね。

自分の妄想
文章下手だから箇条書きです。

ファンタジー系で、喪子は傭兵の親分に幼いころに拾われた戦災孤児。
魔法の素質があって、傭兵団を後方からサポートしてる。

傭兵仲間
親分…気のいいおじさん。酒好き女好きの困った人。
将来、喪子がどこかの男と結婚しちゃうのは淋しいなと考えて
切なくなってる。

幼馴染?の傭兵…喪子と一緒で戦災孤児。正確な年齢はわからないけれど
自分が兄だと主張。独占欲が強いシスコンタイプ。

親分の側近…頭のいい、優しいお兄さん。何かと喪子を気にかけてくれる。
後述のお姉さんに「喪子が好きなの?」と聞かれて、オロオロする毎日。

悪ガキ風の傭兵…好きな子に意地悪しちゃうタイプ。よく喪子にちょっかいを
かけて、泣かせてシスコン兄とかお姉さんに睨まれる。

お姉ちゃん…「あなたに悪い虫がつかないように」と、
いつもそばにいてくれる、ちょっと年上のセクシーボディな傭兵。
こっちのほうがモテそうなのに、なぜか喪子がモテるのは妄想だから。

雇い主の騎士団の人たち

陽気な騎士…なんとなく気になったから、と喪子のところによく来る人。
傭兵のお姉さんに厄介もの扱いされている。
遊んでいるようなタイプだけど、そういう部分ではしっかりしている。

真面目な騎士…一緒に戦場に行った時に、喪子のがんばる姿に一目ぼれ。
騎士になるための訓練の日々で、恋もしたことがない不器用なタイプ。

と、おじさんから美少年まで何でもありです。

親分のおじさんと新婚さんみたいになったり、大けがをしたときに、お兄ちゃんが泣きじゃくり
ながらついててくれたり、すごい魔法習得のためインテリお兄さんに
古代の文字を教えてもらっていたら、そのまま急接近しちゃったり。
二人で迷子になったときに、悪ガキが一生懸命励ましてくれたり、お姉ちゃんが
かわいい服をいっぱい買ってくれたり、陽気な騎士がいつになく真面目に迫ってきたり、
真面目な騎士が危険な任務に出る前に呼び出され、「無事に帰ってきたらキスしてほしい」
とか言われたり。

いろんなルートで楽しんでますが、ごちゃごちゃしすぎて結構疲れます。

582:彼氏いない歴774年
09/07/29 00:27:35 fmwDOHuI
このスレのみんなならもちろん妄想ノート持ってるよな。

583:彼氏いない歴774年
09/07/29 00:58:31 Q3UDrL0g
>>582
PC買う前は五色セットのスパイラルノート愛用してた
更に前はルーズリーフに書いてたけど、
あっちこっち散乱してうわああああになってからやめたww
ゲームシナリオとか小説の断片がたくさんあって、読んでると結構楽しいwww

死後残ってたらやだなあと不安になって、燃やしたくなるときもある…

584:彼氏いない歴774年
09/07/29 01:05:12 kViTuVKv
>>582
読み返すと恥ずかしくなる所謂黒歴史ノートなので数ヶ月前に全部処分したんだが
いざ手元から無くなるとまた読み返したくなる不思議
まあ設定とか小説とかほとんど頭の中に残ってるから問題ないんだけどね

585:彼氏いない歴774年
09/07/29 01:47:13 r61/YOWJ
>>582
携帯の未送信メールに書いてる。
>>584さんと同じで、たまに読み返すと恥ずかしくなって消してしまう。
で、同じく後で読みたくなって後悔する。

586:彼氏いない歴774年
09/07/29 19:39:41 fJjvux55
世は世紀末!みたいな近未来系

内乱の果て、アメリカとロシア領に分断され、荒廃した日本。
戦場には多くのサイボーグが登場し、戦場はハイテク化されていた。

喪江は交通事故で半サイボーグ化した、システム操作型の西側軍人。
高高度を飛ぶ電子指揮の飛行機から、ヘリや兵士に偵察した情報を送る。
半サイボーグの喪江は作戦地域のサイボーグ兵士と神経をデータリンクし、情報を収集することもできた。
サイボーグがゲシュタルト崩壊したけどまだまだ続く
ある日、実験部隊から喪江にある指令が下された。
攻撃ヘリと神経接続し、一体化するサイボーグパイロットの支援だった。
やることがえげつねぇと思いながらも、実験隊格納庫でパイロットに挨拶する喪江。
佐久少尉、というその半サイボーグのパイロットは長身、無表情で神経質そうなツン男だった。
高性能な最新型瞳レンズの周囲の輝点が、警戒を示す赤に輝く。
眦はつり上がってるし、喪江を見るからに見下しているけど・・・一応挨拶をする喪江。
「バックパックオペレータになりました。谷川喪江です」
佐久の瞳のレンズがきゅっとすぼみ、パパッと虹彩を縁取るリングが光った。
「こんな子供で大丈夫なのかよ」
はっ?と思う喪江に佐久は鼻を鳴らす。
それは黒髪(規則で染められない)童顔の喪江に言ってはならぬ言葉だった。
一気に険悪になるムード。凍る整備員。
慌てて間に入ったのはプロジェクトのリーダーであり、機械工学の第一人者である持内(もてない)重工の松本だった。
「まあまあ、谷川軍曹、どうぞ持内重工へいらしました」
ぽさぽさの茶髪頭に狐系の顔、白衣でやたら腰が低いこの若者は到底主席研究員には見えない。
ブルーブラックのフライトスーツを着た佐久と身長はさして変わらないのに、猫背のせいかやたら小さく見える。
佐久は喪江をバカにしたように見て、サッサとヘリのコクピットに入ってしまった。
こんな感じでファーストインプレッションは最悪。
あとは

・栗駒大尉
持内重工に出向している技術士官。
初めてのシステムに戸惑う喪江を親身にサポートする。
生身の人間で、気は優しくて力持ち。

・鳥海少佐
喪江の指揮官。戦闘で大怪我し、脳以外はフルサイボーグ。
有能、強面、怖い上官だが公平無私。

御嶽みほ中尉
エロ姉さん軍医であり、生体機械工学のエキスパート。
喪江の胸パーツを1カップずつ大きくしている。
似てる芸能人は夏木マリ。

587:彼氏いない歴774年
09/07/29 19:40:44 fJjvux55
彦根中尉
最初の半サイボーグパイロット。
仕事には厳しいが情に脆い。
顔は豆柴。いいちこが好物。

みたいな人たちとプロジェクトを遂行していく。
佐久とは当然反りが合わず、データリンクに不都合はでるわ、佐久は命令を無視するわで鳥海に喪江は絞られる。
そのうえ、パイロットのことなど分からない喪江はデータ転送のタイミングや選択を間違い、佐久を怒らせてしまう。
腕のいい佐久はプライドが高く、喪江の言うことなど聞いてはくれない。
彦根や鳥海にも怒られ、喪江はすっかり自信をなくしてしまう。

そんなある日、彦根は佐久を格納庫でぶん殴る。
松本から度重なる佐久の命令無視を聞いたのだ。
「一人で飛べるなんて思い上がるな!バックアップがなけりゃサイボーグ化の意味も無い、空飛ぶ棺桶だ!」
鳥海には喪江が指令をミスしたため、ヘリが予定から外れたのだと彼女が嘘をついてることを知り、呆然とする佐久。
パイロットが信頼してくれないのは、オペレータの責任・・・という喪江の言葉を聞き、猛烈に佐久は後悔した。
何故自分は喪江ばかりに責任を押し付けていたのだろう、と。
佐久はこっそりと鳥海や松本に頼み事をした。
ヘリを飛ばしたい。
「パイロットは王様じゃねえんだ」
彦根の言葉が佐久を変えた。

「今日はなにもしなくていい」
佐久の言葉に、不審に思いながらも喪江は従う。
「視界をリンクして、ただ見てればいい」
喪江は初めて佐久の目で世界を見た。
滑らかに空気の流れを泳いでいくヘリ、流れ去るパノラマの景色、ぐんぐん上がったり下がったりする高度・・・
淀みない佐久の操縦は、確かに天性のものだった。
大空を自由に飛んでいるような解放感、力強いプロペラ、そしてヘリとの一体感・・・
そうか、これを知らなくてはなにも出来ない。喪江はパイロットの目に心を奪われる。
あれだけ嫌いだった佐久を、喪江は初めて信頼し始めていた。
言葉よりも、サイボーグだからこそできる、それは感覚の共有であり、佐久の歩み寄りだった。


最終的には詰め将棋で遊ぶくらいにはいいコンビになる。
なんかフロントミッションとかそれ系が好きだ
続きは法規のテストが終わらないと描けないorz

588:彼氏いない歴774年
09/07/29 23:27:06 gwZ2thzN
>>587
サイボーグいいよサイボーグハァハァ
テスト頑張れ~

589:彼氏いない歴774年
09/07/30 00:32:08 Gqzcvu8e
ちょw みほ中尉さりげなくなにやってんだwww
けしからんな! もっとやれ!

テスト頑張れよ!

590:彼氏いない歴774年
09/07/30 00:38:34 VHZx/Rd7
コンビニでバイトしてる私。
おじさんがレジにやってくる。

おじ「ねえちゃん、ちょっとこれ見てくれん?」

私「?」

そう言って下のほうを指さすおじさん。だがしかしカウンターのせいで下のほうが見えない。
なのでカウンターに覆い被さり指さす方を覗きこむ。
するとそこにはおじさんのズボンから故意に出したと思われるチンコが‥!

びっくりした私は隣にいた相方の30代♂ベテランアルバイトを呼ぶ。

私「相方さん‥!助けて!」

すぐさま対応してくれる相方。その後ろにそっと隠れる私。
無事にその場は収まり、相方は後ろでガクブルしてる私を見つける。
そしてよしよしと頭を撫でて優しく包容してくれる。



以上、今していた妄想。

591:彼氏いない歴774年
09/07/30 01:20:58 QuCu1+Vx
喪女って通称がちょっと妖怪っぽいのでその設定を妄想

葬儀の際にいつの間にか見知らぬ女が紛れ込んでいる
参列者の中にその女を知る者は誰一人としていない
そうすると粛々とした式の最中思わず笑ってしまうような出来事が起こり
泣き笑いのお葬式になる

また遺族の中に幼い子供がいる場合
大人が忙しくて構ってやれない時どこからともなく現れ
親身にその子の面倒を看ている女がいるが
誰もその女の素性を知らない・・・

これが妖怪 喪女である


なんてね。あーでも妖怪になりたいな・・・

592:彼氏いない歴774年
09/07/30 02:07:40 4I+YYWDp
>>591
いい妖怪じゃないか!
なんか気持ちがほんわかした

593:彼氏いない歴774年
09/07/30 03:19:27 jWWph22f
コートに全裸の変質者が出たらつまんなさそうに眺めた後アホ面を写メにとり、
モノの大きさと精神の矮小さを鼻で笑い馬鹿にして変質者の心に傷を残してやろうと画策している

だが喪女なので変質者にあわない

594:彼氏いない歴774年
09/07/30 04:40:43 NaVDAMj5
>>591
好きだなー この妄想。
こんな妖怪になれるのなら喪女やってる甲斐があるな

595:彼氏いない歴774年
09/07/30 05:50:23 Ywh4M0cx
バイト先の年下の男の子(大学の後輩でもある)が、
チャラくなく素朴で、すごく腰低くて言葉も丁寧で、
今どきめずらしい位いい子なんだ

ある日私が一人で大学の近くを歩いていると、
バイクに乗った彼に偶然出くわす
軽く世間話をした後、
「今からバイトですよね!?僕もなんで、よければ乗っていきます?」
私のシフト覚えてくれてたなんて~嬉しいな♪
ヘルメットをうまくつけれずに困った顔で彼を見上げると、
彼は照れながら近寄って紐を調整してくれる
夏の薄着越しに伝わる体温と、ふとした瞬間私から漂う
シャンプーの甘い香りにドキドキしっぱなしの彼
小悪魔な私は、信号待ちでわざと脇腹をくすぐったりなんかしちゃって…
吹き抜ける夏の風と共に、淡い恋のスピードも加速しちゃう☆


帰り道はだいたいこんな妄想してる自分乙
甘い香りの小悪魔設定とか、真逆ですけどw

596:彼氏いない歴774年
09/07/30 12:30:17 Rp8aS694
喪 「あっ!アメ食べてる?私も食べたーい!」
男 「…そんなにアメ欲しいですか?どうしても?」
喪 「うん、欲しい」
男 「じゃあ目閉じてください」
喪 「?(目を閉じる)」

 喪の唇に柔らかなものが触れ、それと同時に甘い味が口の中に広がった
 口移しでアメが口の中に入ってきたらしい

喪 「ちょ!?今、口に…なにすんのっ!バカ~!」
男 「僕が食べてたので最後だったんですよ、どうしても欲しいって言うからあげたのに
   ありがとうも言わずにバカとはなんですか?そんな事を言うなら返してください」

 今度は最初の軽く触れるようなキスとは違い、激しく貪る様なキス
 男の舌が喪の口の中を執拗にかきまわしていく

男 「あれ?アメないですね、どこに隠してるんですか?」
喪 「んんっ…んむぅ~っっ…うう~っ…やっ…ぁんっんんっ…」

 男はその穏やかな口調とは裏腹に激しく喪を攻め続けた
 アメは見つかりそうにない、いつのまにか飲み込んでしまったようだ

喪 「んっ…ぷはぁ~っ!こ、これあげるからもう許してぇ~」
男 「ガムですか、しょうがないですね許してあげましょう(パクッ、モグモグ…)
   これミントガムじゃないですか、僕、ミントガム嫌いなんです、せっかくですけどガムは喪さんに返しますね」

 また当たり前のように口移しでガムが喪の口に放り込まれる

男 「ほら、ちゃんとガム噛んで、まだ捨てちゃダメですよ、もったいないwww」
喪 「うぅ…(モグモグモグ)」
男 「そうそう、よ~く味わって…ミントガム好きなんでしょ?」

 数分後、喪が若干涙目でもうガムを捨ててもいいか聞いた

男 「そうですね、もう充分味わいましたかね?でもやっぱり確認しておきましょう」

 そう言うと男は喪の口の中を隅々までゆっくりと舌で舐めまわしはじめた
 一応、喪はジタバタと抵抗していたが男が逃がしてくれるはずもなく
 二人の唾液がピチャ…クチュ……と淫らな音を立てているのを聞いてるしかない
 男は念入りにチェックするかのように長い時間をかけて喪の舌に自分の舌を絡ませた
 いつのまにか喪は抵抗を止め、男のシャツにただしがみついているだけになり
 漏れる吐息も甘く、男をその気にさせる声になっていた 

喪 「んっ…んはぁっ……あぁ…はぁんっ……」
 
 男はそんな喪の様子を見て満足したかのようにニヤッと微笑みキスをやめた

男 「はい確認終わり!もうミントの味しないみたいですから捨ててもいいですよ」
喪 「ふぁ…ぁ…え!?……あっ、う、うん」

 ガムは見つかりそうにない、また飲み込んでしまったようだ



       妄想楽しいおwwwwフヒヒヒヒwwwww  

597:彼氏いない歴774年
09/07/30 12:55:57 pYudZJ8I
年上彼との結婚or同棲妄想

私が台所で料理中に仕事で疲れて帰ってきた彼
スーツを脱ぎながら彼は頑張っているのに評価されないと嘆く
はぁ…とため息つく彼にソファーに座るように言って
私は立ったまま、ソファーに腰かけた彼を抱きしめて頭をなでなでする
「あなたは頑張ってるよね、きっと見てる人居るよ」と優しい言葉をかける
彼は「うん…」と言うと私を抱きしめる



ってな感じに、弱ってる男の人をなでなでしたい!
昔から母性本能強いせいかこんな妄想ばっかりしてる
マザコンは勘弁だけどベタベタと男の人に甘えられるのもいい
いざと言う時に私を守ってくれる男らしさがあるともうキュン死しそう

598:彼氏いない歴774年
09/07/30 13:03:13 Wu3qDeR3
ちょっと興奮した

599:彼氏いない歴774年
09/07/30 13:36:09 7UtNXkxJ
>>597
いい!すごくいい!


マイ妄想
スーパーのレジ打ちバイトな自分
そこにたまに買い物にくる二十代後半くらいの男性
よく自分のレジにかごを持ってきてくれる彼は、いつもお酒とかふりかけとか刺身とか調味料とかを買っていく
自炊してるらしくあんまり女の匂いを漂わせないその人に密かに好意をよせてる自分
普段はお釣りと一緒にレシートを渡すんだけど、たまたまお会計丁度に出した彼
いらないならこちらで処理してしまおうと思い、「レシートはご利用ですか?」と聞いてみる
私の問いに「いえ、いいです」と軽く断り去ろうとする彼。しかし少し行きかけてこちらに向き直り「…やっぱください」と一言

レシートにはレジ担当した私の名前が書いてあるって寸法よ


600:彼氏いない歴774年
09/07/30 20:34:10 l0OC3Bm+
>>599
けしからんもっとやれ!
ちょっとレジのバイト探してくる

601:彼氏いない歴774年
09/07/30 20:53:52 vSBjbZPn
ここの妄想ネタたまに借りてるよ!みんないい妄想ばかりだ。けしからん!
おじさん好きが多くてうれしい。

ここなら言える!
風呂入る時に、「泉で水浴び中に男に覗かれる妄想」する。
パターンは

○喪が来るのを知ってて、毎日木の上から眺めてる冷静イケメンエルフ
○通りすがったら水音がして、好奇心でやってきたら水浴びする喪に見とれる純情ボーイ
○見張りの女の子の代理で来たしっかり者の男が、我慢しきれずこっそり…
○昼寝してたらいつの間にか喪が水浴びしてる!もっといいポジションからじっくり
眺めてやるぜ!と、木の枝に体重かけたら落っこちるどじっこエルフ

我ながらKIMEEEEEEEE!

602:彼氏いない歴774年
09/07/30 23:49:33 ZK5p3XbM
>>601
いいなあ。
昔からギリシャ神話等が好きな私にはストライクだ。
今度から昼間に風呂入るときにその妄想する!

603:彼氏いない歴774年
09/07/31 00:51:57 s9Qz+MRT
盲目の雀士(老人)との妄想

信頼していた人に騙されて、借金のかたに売られそうになったところをその場に居合わせた盲目の雀士がお買い上げ。
引きずられるように屋敷に連れて行かれ、離れの部屋に押し込められる。
「煮るなり焼くなり好きにすれば良いっ…!」と捨て鉢な喪子に渡されたのは前掛けとはたきと雑巾。
「今日からお前ぇの部屋だ。何年も使って無いもんでな…悪いが、自分で掃除してくれ」
どうやら、数日前に馴染みの家政婦が郷里へ帰ってしまったらしく、喪子は住み込み女中として雀士の屋敷で働くことに。
始めは雀士の風貌に萎縮しまくりだった喪子だが、時が経つにつれお互い打ち解け始め、最近は世間話をしたり、雀士が手慰みに麻雀を教えてくれたりすることも。
今では喪子は雀士のことを「先生」と呼び「衣食住には困らないし、なにより体を売らずに済んだ。先生は私の恩人です」と、慕っている。

なぜか屋敷の外へ一人で出てはいけなかったり、屋敷に来る男と口をきいてはいけなかったりするのが気になるけれど……

善い人そうに見えて実はばっちり飼われている感じで。
もう元ネタとは別物wwwwwサーセンwww

604:彼氏いない歴774年
09/07/31 02:03:36 pte69co5
>>601
やぁアルテミス

605:彼氏いない歴774年
09/07/31 04:17:16 X62RNy/9
ヤバイ。喪子さんヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
喪子さんヤバイ。
まず可愛い。もう可愛いなんてもんじゃない。超可愛い。
可愛いとかっても
「エビちゃん20人ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ性格がいい。スゲェ!なんか裏表とか無いの。女神とか聖人君子を超越してる。性格いいし超美人。

しかも鈍感らしい。ヤバイよ、鈍感だよ。
だって普通はアタックしたら少しは意識するじゃん。だってデートに誘ってるのに「じゃあ皆で行こうね!」とか返されたら困るじゃん。デートのはずだったのに結局飲み会とか困るっしょ。
サークル全員にバレてるのに本人だけ全然分かってないとか泣くっしょ。
だからリア子さんとか気を使ってくれる。話のわかる人だ。
けど喪子さんはヤバイ。そんなの気にしない。ムードブチ壊しまくり。告ろうとしてるのに「眠いから後にして」とか鈍い。ヤバすぎ。

鈍感っていたけど、もしかしたら気づいてるかもしんない。でも気づいてるって事にすると
「喪子さん=悪魔」
って事になるし、それはそれで興奮する。ヤバイ。どっちにしろ可愛いなんて凄すぎる。

あと超ドジ。鈍臭い。でもそれ言うと怒って口聞いてくれない。ヤバイ。拗ねても可愛い。でも口聞いてもらえないと寂しい。可愛い。

それに超天然。超ボケボケ。それに超モテる。逆ハーレムとか平気で形成してる。逆ハーレムて。小学生でも言わねぇよ、最近。
なんつっても喪子さんは無防備っぷりが凄い。うっかりチラチラとか余裕だし。
普通の女子なら男と部屋に二人きりの時ならすごく眠くても我慢したりするのに喪子さんは全然平気。「眠いから寝るね」って言って気持ちよさそうに寝てる。凄い。寝顔ヤバイ。

とにかく貴様ら、喪子さんのヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ喪子さんのことを絶対諦めない俺超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。



こんな後輩がいると日々妄想してます(^o^)

606:彼氏いない歴774年
09/07/31 15:02:40 Ebhj3AGK
>>605
ハイテンション後輩www

607:彼氏いない歴774年
09/07/31 16:00:48 bngIrLYA
>>605
やばいwwwつぼったwwwwすごい良いwwww
リア子さんあたりでふいた

608:彼氏いない歴774年
09/07/31 21:20:20 Fi0h4y6O
>>601です。
書きこんだ後で急激に恥ずかしくなったんだけれど、
レスもらえて救われたよ。ありがとー!

>>602
私もギリシャ神話好きだ!その影響だったのかも。
妄想の燃料が投下できたと思うと嬉しいよ。

>>604
そうか!
「アルテミスごっこ」だと思えば、より一層楽しめそう。

>>581の傭兵のおじさん、まじめな騎士に萌えたので妄想してしまった。
投下したいけれど、文章にするのって難しい。

>>591の「妖怪 喪女」になれないかな…とも妄想した。
妖怪になったら、彼女を亡くしたイケメンの葬儀に現れてやるんだ。
そしてイケメンに惚れられるんだ…。
身の程知らずでサーセンwww

609:彼氏いない歴774年
09/07/31 21:40:03 yeTaBvnn
>>605
最後らへんの自画自賛あたりでもうだめだった
ちょっと誰かこんな後輩連れてきてくれ


深夜のファミレスで彼氏とごはん
店員さんが食べ終わった皿を下げる時に、彼が付け合わせのニンジンのグラッセを食べてないことに気づく私
私が「好き嫌いはいけないんだよ」と言うと、「もう十分育ったからいいのー」と冗談ぽく言って駄々っ子みたいに語尾を伸ばし、ピンと背筋を伸ばしてふふんと得意げに笑う彼
そんな子供っぽい彼に思わず笑ってしまうと、彼もまた得意げな笑みをくしゃっと崩していつものゆったりした笑い方に変わる。
「喪子はもっと食べないと育たないよ」
「胸が?それとも身長が?」
「どっちも」
「ばか」

こんな会話したい
ああ彼氏欲しい

610:彼氏いない歴774年
09/08/01 02:03:38 DGRgj07A
職場を出た瞬間、計ったように良いタイミングで携帯がなる。幼馴染の無愛想イケメンからだ。
「喪子、仕事終った?」
「うん、今職場出たとこ~」
「今から行くから、喪子、ご飯作ってよ」
普段はクールなくせに、甘えるような口調になるのは、お互い社会にでて、実家を出てからだ。きっと、一人暮らしで少し淋しいのだろう。
大学も違ったし、仕事も全然違う道を選んだ。それなのに、何故か家は割と近くて、最近妙につるんでいる。
「別にいいけど…。○○くん、何食べたい?うち今米と野菜しかないよ?」
幼馴染が肉ばかり食べる事を、喪子はちゃんと理解している。
「別に何でも良いよ。喪子に任せる」
いつもと同じ返答。
喪子は帰りしなにスーパーに立ち寄る。トリモモを2枚と、ビールと日本酒を買ってフラフラと歩いて帰る。
「喪子、遅いよ。どんだけ待たせるの?」
幼馴染は、玄関の扉に寄りかかって喪子を待っていた。口は悪いが、実は言うほど怒ってないことを喪子は知っている。
「はいはい、ごめんね~。…ネクタイ弛めたら?」
仕事帰りなのだろう。スーツを着ている姿は何度見ても違和感を感じる。
「…うん。実は暑かった」
扉を開けると、片手でネクタイを弛めながら、喪子の手から買い物袋を奪う。

続く

611:sage
09/08/01 02:04:23 DGRgj07A
続き

「何買ったの?何作るの?」
喪子が部屋に上がってから、ひよこのようにあとをついていく幼馴染。
「今日はチキンステーキだよ」
喪子は部屋着に着替えに寝室に向かう。
その間に、幼馴染はリビングのテレビをつけて、少しぬるくなったビールを煽る。
「勝手にやってるよ?」
エプロンの紐を結びながら表れた喪子に、幼馴染はヒラヒラと手を振る。
「ずる~い!私も一口!!」
幼馴染の手からビールを奪うと、腰に手を当ててのどを鳴らす喪子。
「どうしたの?間接チューしたいお年頃なの?」
「んな訳あるか!○○くんお米といで?3合!ダッシュ!」
子供じゃあるまいし、毎回毎回そんなことを言う幼馴染に辟易とする。
米とぎ用のボールを渡して、自分は冷蔵庫から野菜を取り出す。
「しょうがないね」
シャツの袖を捲り上げて、大人しく米をとぎ始めた幼馴染の隣でモモ肉を切る。
「早炊きにしてね?」
「わかってるよ」
毎度の会話に、何だか笑いがこみ上げてくる。
「もぅ飲んでも良い?」
幼馴染は口をとんがらせて、先ほどのビール缶を見つめている。
「はいはい、どうぞ」
喪子はトリモモに火を通しながら、野菜をザクザクと刻む。
常にあるのは、もやしとキャベツ。今日はエリンギもある。
香ばしい匂いが漂ってきた。
味付けはシンプルに塩コショウのみ。
「○○ちゃん、お米炊けた?」
「あと7分って出てる」
「じゃぁスープも付けるね~?」
即席で、ベーコンとキャベツと生姜のコンソメスープを拵える。
「喪子、美味しそうな匂いする」
2缶目も飲み干したらしい幼馴染がキッチンに戻ってくる。
「うん、美味しいよ。だからお皿出してね?」
「…これでいい?」
幼馴染は、喪子の考えていた通りの食器を手渡してくれる。
盛り付ければ、せっせと配膳までしてくれる。
自分よりも17,8cmはでかい幼馴染をあごで使っているようで、ちょっと嬉しいS気質の喪子。
その後、美味しくご飯を食べて、テレビを見ながらアイス食べて、幼馴染は日本酒に突入して、グデングデンに酔ってしまったので、仕方なくソファに寝かせてやる。
朝ごはんに、昨日炊いた米と、野菜炒めと味噌汁で質素に和食すれば良い。
で、幼馴染が「肉は?」とか言いながら全部平らげてしまえば良い。

金曜日はそんなこと考えながらスーパーで買い物して帰る。
チキンステーキ安くて美味しい(*´∀`*)

612:彼氏いない歴774年
09/08/01 02:05:45 DGRgj07A
sage損ねた!すげえ恥ずかしい!
スマソ!!

613:彼氏いない歴774年
09/08/01 02:34:02 8UH+28XG
陰険根暗中年教師にねちねちねちねちなじられたい
鼻先まで詰め寄られたり周りをコツコツ歩き回ったりしながら
耳元でねちねちとプライドを踏みにじられてむちゃくちゃになじり倒されたい

614:彼氏いない歴774年
09/08/01 02:52:13 ZXIEdnqK
>>613
スネイプ先生が思い浮かんだ。
あの人になら私もされたいわ。

615:彼氏いない歴774年
09/08/01 03:19:13 8UH+28XG
>>614
まさしくスネイプ先生のことです

616:彼氏いない歴774年
09/08/01 04:10:11 aUKu/2q2
映画版の先生は萌える。あれだけ大人げなくネチネチやるくせに
いざピンチになったら咄嗟に背中に庇ってくれるなんて素敵すぎる

魔法学校つながりでひとつ

魔法学校に通う飛行術は苦手な喪女子さん。
悩んでるときにふとデッキブラシをみてそういや日本の国民的アニメでは…
と軽い冗談とイメトレのつもりで跨がってみたら、なんか普通に、っていうか箒より飛べる…?
いやでもねえ、デッキブラシ…いやいやいやないないない認められないだろ
で封印。飛行術は苦手なまま。

ある日人気者が大勢の前で超ピンチに。ああこんなときここに箒があれば!
でも誰も持ってない。教師もこない。そして喪子の右手にはデッキブラシ。
迷ってるヒマはない、と窓から飛びおりデッキブラシで疾走
ファイアボルトも真っ青な超高速と曲芸飛行で人気者を助けだす
「喪女子さんパネェ!」「デッキブラシ超クール!」となる生徒たち
みんな真似するけど喪女子さんにしかできない。そして伝説へ

みんな一回くらいは妄想すると思うんだ、デッキブラシ飛行

617:彼氏いない歴774年
09/08/01 04:21:19 Xw4DNfBD
>>613
全く同意だぜ


某欧州の国で、ある事情で独りになってしまった6歳くらいの少年(金髪)を「そんなら」つって
養子に貰いたいけど、条件として「縁組先は夫婦揃っていること」とか経済的なあれこれがあって
難航し、帰国期限は迫ってるしでどうしよういっそ両親に頼んで形だけでもーとか思っていると、
喪子は彼を凄く好きだけどその人は別に喪子のことをどうとも思ってないような感じだったはずの男性が
「夫婦ならいい(養子を受け入れられる)んだな?」っていきなり結婚してくれる。
「ええーこの人この子のために自分の人生決めちゃった?」と思っていぶかしんでたら、
「そいつ(少年)のためだけに結婚したと思ってるか?」とすげー気難しげな顔で言われる。
喪子を好きだったがきっかけが掴めずどうしても言い出せなかったツンデレであることが判明。
ちぐはぐな家族は日本に帰って仲良く暮らしましたとさ。

という妄想を最近している。
男性は某東南アジア系の元軍人(ドSっぽい)とかそんな厳つい設定で。
そこに至るまでのややこしいドラマがいっぱいあるけどめんどいので割愛。

618:彼氏いない歴774年
09/08/01 04:22:33 Xw4DNfBD
連投スマン

>>616
あるあるあるあるwwww

619:彼氏いない歴774年
09/08/01 07:38:15 jNXR+du7
>>617
そこに至るまでのややこしいドラマとやらをもっと晒してもらおうか…

620:彼氏いない歴774年
09/08/01 13:04:51 Xw4DNfBD
>>619
いや、まあ 元軍人との出会いとかそんなんだがww


某国好きが高じて語学研修がてら渡航し、一年滞在する喪子。
慣れてきた頃ルームシェアやバイトを始め、忙しいながら充実した日々を送る。ただし彼氏は出来ない。
その代わりクラスメイトの女の子(セリーヌとする)とはプライベートでも遊んだりする仲になる。
ある日バイトが長引きいつもより帰りが遅くなる喪子。駅から徒歩10分の部屋に帰るのに帰路がマジ怖い。
殺人とかより強盗や婦女暴行が怖い。ヤバイ。走って時間短縮する喪子。が、あと2ブロックで辿り着くところで
横道から出てきた人に激突する。
「ヒィィーーッ」とか叫ばないけど恐怖で凍りつく喪子。何せ、相手は長身ガチムチ超悪人面の男だったから。
涙目ですいませんすいませんと繰り返す喪子に対し男は「女がこんな時間にうろつくのは感心しない」的なことを言い
さっさと歩き始める。……方向一緒だよ……。こええよ……。

男性は喪子の借りてるフラットの二軒隣りに住んでる人だった。
結局その人がいたおかげで残りの2ブロック結構安心して帰れた喪子。
次の日の昼休みにセリーヌと二人でサンドイッチ屋に行く。雑談してると小銭を落としてしまい、
慌てて拾って立ち上がると横にいた誰かの肘に思いっきり頭突きをかます。グホッとか言う。
謝りながら見ると昨日のゴッツい強面。
「人にぶつかる趣味でもあるのか?」などと鼻で笑われる。もうこの時点でときめいてる喪子(そこはかとなくM)
買ってさっさと出て行く男性。「感じ悪ーっ」と憤慨するセリーヌ。「知り合い?」とかのん気に訊いてくる店主。

ここで喪子が店主から聞き出した男性の情報。
・男性は某アジアの国の軍人だったが、色々あって母親の郷里である喪子の滞在する国に住んでいる。
・店主もその国に縁があるので結構仲が良い。
・現在は民間企業のそれなりの地位にいる。
・ここのサンドイッチ屋はかなり前から常連。いつも冷淡な雰囲気らしい。
その程度。でも喪子は運命感じる。だってMだから。だからと言ってそれを表には出さない。だって喪女だから。

出会い編な。
コレくらいの素っ気無い関係が好き。続きを書くかどうかは知らんw

621:彼氏いない歴774年
09/08/01 18:01:11 jNXR+du7
>>620
おお~、新作妄想ありがとう!
妄想の表現が上手くて、ちゃんと脳内に二人のやりとりが浮かんできて萌えたww
また気が向いたら妄想してください

622:彼氏いない歴774年
09/08/01 18:19:51 brjMql4I
>>608
そいえばアルテミスって処女神だね

623:彼氏いない歴774年
09/08/01 18:21:51 Hojk5SGY
※しかし喪女ではない

624:彼氏いない歴774年
09/08/01 20:38:53 5E2m+ImU
喪女がなりきる女神様はイワナガヒメでキマリ☆

625:彼氏いない歴774年
09/08/01 22:05:28 LLfiwFlV
>>624
捨てられるじゃねーかああああ!!!

626:彼氏いない歴774年
09/08/01 23:53:07 gpwoyqcn
>>624
なにその海底の岩場に潜んでそうな生物

627:彼氏いない歴774年
09/08/02 00:04:11 zWN9/ZE0
やっぱアメノウズメノミコトかなぁ

628:彼氏いない歴774年
09/08/02 00:31:42 TI1lJOu4
>>624
妄想の中で位妹神様でいさせて下さい

629:彼氏いない歴774年
09/08/02 00:43:24 sCwm+6ml
年上大人な彼氏とぐーたらものぐさ喪子
二人一緒に部屋でまったり、夕方になり喪子眠い


彼「喪子ちゃん」
喪「んー」
彼「眠いの?」
喪「眠くない」
彼「嘘だー、目閉じてるじゃん」
喪「眠くない…」
なんかタオルケットとか持ってきて喪子に被せる彼氏
ほぼ寝てる喪子
喪「んー…#@♂〇\…」彼「アハハ、何?」
添い寝する彼氏
彼「今寝たら夜眠れなくなっちゃうね」
喪「……」
彼「あーあ寝ちゃった」
喪子の頭撫でる彼氏
彼「おやすみ、喪子ちゃん」


誰か寝かしつけておくれ

630:彼氏いない歴774年
09/08/02 01:56:48 /0078x/i
>>629
ラリホー

631:彼氏いない歴774年
09/08/02 10:42:13 +0E1sr/u
>>586だけどテスト無事受かった。ありがとう。
ながったらしくなってしまったので、続きは分けて投下します。

2ヶ月みっちりとシステム訓練漬けにされると、佐久と喪江は、互いに慣れ始めた。

何度も繰り返す精密検査と分解データ収集、パーツ交換の度に、軍医みほの仕業で胸が成長していく喪江。
様々な変化を与えながら繰り返す実験は体に負担をかける。
その負担が精神面に及ぼす影響もまたひとつのデータとして記録された。
長時間の神経接続が及ぼす影響を、栗駒は精神面から、松本は身体面から分析する。
ある意味丸裸で涙目の喪江だが、彦根や佐久も同じ目に遭っているし・・・と我慢する。
神経接続が出来ない場合の対処や、非常時の対処も叩き込まれる。
同じ苦痛への耐久は、やがて佐久や彦根との連帯感を作り出していった。
ほとんど24時間持内重工で過ごすうちに、栗駒や松本とも気心の知れた仲になっていく。

飲み会とかもあって、佐久が半ボーグのくせに酒に弱かったり(目が緑と赤に点滅したり、何故かパンツ一丁になる)、彦根がやたらオッサン臭く酒を飲んでたり(十八番はビリーバン○ン)、潰れた(潰された)佐久を彦根と喪江で運んだりする。
松本とみほはザル。栗駒は嫁と子供の自慢をエンドレス。

そんなこんなで一頻りデータが揃い、いざ実戦に投入されることに。
何度も何度も速度と正確さを求められた訓練、そして果てない疲労と苦痛の果てに得た向上。
そして、遥かな高高度にいながら、佐久の目から見上げた空。
最初は佐久のノイズにすらなっていた神経接続の精度も、喪江にはヘリを操縦する感覚までもが違和感なく感じられるようになっていた。
そして遂に実験隊の成果が試されるときが、来る。


崩落した教会の傾いだ十字架に、どす黒い日がかかる。
戦塵に錆色に染まった空を背に、瓦礫の上を這うように飛ぶ一機のヘリ。
佐久の機体、コールサインはヴォルテックス10(ワンゼロ)。
濃紺と黒の迷彩の機体に、身を沈めた佐久の姿は異形だった。
点滴のように身体中から伸びる線、カバーが外され剥き出しになった頬の機械部分、一際太いケーブルは首筋に接続されている。
バイザーの下から輝く、赤い瞳孔のレンズ。
佐久の視界に映えるのは、方位を示す数字、転送されてきた上空からの赤外線映像、敵味方や部隊を識別するコードが付与された兵士たち。


632:彼氏いない歴774年
09/08/02 10:43:29 +0E1sr/u
教会の尖塔を、崩れてもランドマークとして捕捉するポインター。
その映像は上空を旋回する飛行機の喪江、エコー16にも転送されていた。
今のところ訓練通りに進んでいる。
佐久視界でハリトス教会の、傾いだ十字架を視認した喪江がそう思った瞬間、異変は起きた。
爆発の熱によって乱気流が発生する。
空気を切るローターの感触が急変した。
ぐちゃぐちゃになったプリンにナイフを刺したように、まるで空気抵抗がない。
これでは浮力が得られない。
佐久の息が詰まったのを喪江は感じた。
反射的に立て直そうとする佐久の視界に、ミサイル接近の警告が光る。
空気を切り裂く音が迫る。
深すぎる泥濘と化した空気に、血が凍った。

レーダースコープに映るvortex10の輝点が溶けるように消える。
「ヴォルテックス10、緊急コード7700に変更します」
ヘッドセットを被った喪江の顔色が蝋人形のように白い。
「自動点検機能が走査してます・・・電子神経の損傷8%」
ヘリと一体化することは、ヘリの損傷をそのまま体感すること。
被弾直前に辛くも神経接続を切断したらしい佐久だが、墜落のダメージは軽くはなかった。
損傷箇所が次々とディスプレイに表示されていく。
「D58回路が損傷してます」
「ダメージは38%か」
脳の情報処理、伝達を行う神経に損傷が発生していた。
余計な情報処理をする負担は与えられない。
「谷川はヴォルテックス10のコントロールにだけ集中しろ」
鳥海が肩を叩く。
他のオペレータにその他の仕事は割り振られる。
彼は既に救援の指示を飛ばし始めていた。
「クラックよりデルタ、インディア分隊、元町地区にヘリが墜落。救援に向かえ。ルートを送信する」
「こちらデルタ!ヒャッハー!坂の上かよ!しんどいぜ!」
「インディア了解」
鳥海の視界に、ルートナビがダウンロードされたことを示す表示が点滅する。
喪江の視界は、フラフラとコックピットから這い出る佐久が映っていた。
「ヴォルテックス10、聞こえますか?」
「エコー16、聞こえる。周囲の敵味方情報を要求する」
「できません。あなたの神経に負担が大きすぎます」
喪江は、まだ機械化せず残っている内臓が固く冷えていくのを感じた。
理論上は可能だが、オペレータに過大な負担を要求する方法。
「・・・佐久さん、よく聞いてください。私があなたを特別管制方式で誘導します」
敵は刻一刻と接近してくる。
迷っている暇はない。


633:彼氏いない歴774年
09/08/02 10:45:29 +0E1sr/u
瓦礫の山から喪江を見上げる佐久と、電子指揮機のカメラ越しに見つめあった。
佐久の体には敵味方識別や周囲の映像を処理しながら移動、射撃する残力はない。
しかし喪江が情報処理し、佐久の遠隔操作を行えば、佐久にかかる負担は遥かに小さかった。
ただし、二人分の処理を行う喪江の負担は非常に大きい。
佐久の痛みも感じることになる。
もって精々30分。
「止めろ喪江」
「第45条2項、自立不能な状態の機械化兵士、またはそれに近く緊急性が高いと判断される場合は、オペレータが遠隔により操作するものとする」
免罪符を唱えながら佐久の神経に強制的に割り込んでいく。
「・・・分かった。だが射撃だけは俺がやる。ユー・ハブ・コントロール」
「アイ・ハブ・コントロール」
感覚野が広がっていき、やがて痛み、匂い、拳銃の感触が目覚める。
目前に青く輝く標に従って、喪江は走り出した。


続きはそのうち
ホントなんで短く書けないんだろう

634:彼氏いない歴774年
09/08/02 13:15:08 UO3CjNx6
長くても美味しいから大丈夫。
サイボーグとかいいなあ。妄想にとりいれてみよう


どこぞの御屋敷でずっと勤めてたけど、家族が夜逃げしたとかで一人ぼっちになった黒髪温厚な執事を飼う妄想が止まらない。
喪女はひょんなことから彼を助けた結果、「貴方にお仕えしたい」と狭い家に住み込んじゃったんだけど、何から何までやってくれるので本当に申し訳ない。
だけど彼にとっては喪女は自分の傷を癒してくれる存在で、かつ目が離せない大事な存在になっていく

「お嬢様…少し胸元が開きすぎでは」とか
「私は貴方しか見えていませんよ」とか
「大事な喪女様」
とか少し照れながら言ってほしい。

そして紆余曲折あって恋人になってもいつまでも控え目で敬語が抜けない彼に
「離さなくても、いいかな」とか
「喪子、好きだよ」
と言わせてみたいんだよおえおお
あ、
「私も男ですから」
もいいな
ただし態度は執事のままで。


そんな私は以前雫と有の妄想をあげてたんだけど、やはりお姫様に憧れてるんだな…

635:彼氏いない歴774年
09/08/02 13:53:53 BJx/rr9y
>>633
つ ブログ

636:彼氏いない歴774年
09/08/02 14:16:10 z+Fv/u+F
携帯からスマン
すごく長くなってしまったので2つに分けました

とある教師を一目見た瞬間「運命の人だ!」と恋に落ちた喪女子高生。
想いが暴走して「幸せにしますから結婚してください!」などと口走ってしまうが、
教師は「意味分かんねぇよお前」とあしらう。
しかしそんな教師の耳は真っ赤。
それからもそのようなまるでコントみたいなやりとりは続き、
ついに卒業式。

喪女「せっ、先生一緒に写真とってくださ……(´;ω;`)ブワッ」

教師「お前、泣くなよ」

喪女「だ、第二ボタンもください……」

教師「嫌だよ……ボタンなくなったらこのスーツ着れなくなるだろ」

喪女「じゃ握手してください……!」

教師「まぁ、そんくらいだったら。ほら」

手を差し出す教師。
喪女がその手を握ると、教師が喪女を勢い良く引き寄せ、抱き締めた。

喪女「せ……んせい……?」

教師「卒業まで待ってる」
喪女「えっ?」

教師「お前が大学を卒業したら、幸せにしてやるから、結婚しませんか……ってこと」

喪女「え、えっ、は、はいぜひ……!」

抱き合っていた体を離し、目を合わせる喪女と教師。


637:彼氏いない歴774年
09/08/02 14:17:54 z+Fv/u+F
続き

喪女「ってことは、先生、私を彼女にしてくれるんですか……?」

教師「……今更だろ。俺は、前から……お前のこと好きだったよ。……あーもー言わせんなよ恥ずかしい……」

喪女「先生……好きです……!」

教師「知ってる」

事態に気付いた友達や周囲の人に祝われたり冷やかされたりしつつ卒業式終了。
その後喪女は無事大学に入学し教師との恋人ライフを楽しんで4年後に卒業。
色々あって、卒業してすぐは結婚せず、
喪女が就職してから2人は同棲を始めた。
喪女は2年間社会人としての独身ライフを過ごし、
結局結婚したのは喪女24歳の初夏、大安の日。
新婚さんいらっしゃいに出演し、「きっかけは?」「どっちから声かけたの?」等の質問に対し、
喪女が「一目見てビビッと来て、私が『先生幸せするから結婚して!』って叫びました」と会場を笑いに包み三枝さんをコケさせる。
それから2人は3人の子宝に恵まれ、末長く幸せに……


……なりたいなぁ、と。
色々カットしたけど短くはできなかった……
携帯からなので見にくいと思いますすいません


638:彼氏いない歴774年
09/08/02 14:58:06 +0E1sr/u
>>635

ブログかあー
この先何か書くときはそうする、ごめん
最後にこれだけ投下させて下さい

花火のようにピュウピュウと、曳航弾の筋が空を突き抜ける。
残照が消えかかった空、煙のにおい、剥き出しの自分の膝関節の駆動音。
200m先の敵反応が接近していることを警告は告げた。
「カレント08がそちらへ向かっている。ヘリの破壊は心配するな」
鳥海の指示が飛び込んでくる。
テールを破壊されたヘリの、本体には機密がたっぷりと詰まっている。
だが佐久の手で破壊を行う余裕はない。
護身用の拳銃を握って、射撃を行う佐久の神経を調整しながら瓦礫を越えた。
損傷部の内側から破裂しそうな痛みを歯を食いしばって耐える。
救助部隊までの距離が永遠に感じられる。
そして敵の接近は、速い。
「喪江、判ってるな?射撃のときだけは全神経こちらに預けろ」
路上に転がる、サイボーグ兵の一部だったものを踏み越えた。
「嫌です」
嫌な汗で濃紺のフライトスーツがぐっしょりと黒っぽく染まる。
ホコリやオイルにまみれ、所々破れた佐久のフライトスーツ。
「これは戦争だ。女子供はすっこんでろ」
佐久が喪江を押さえ付けようとする。
抗いながら、喪江は佐久の声で呟いた。
「死んでも放すもんか」
手を汚すなら、共に。
目前5mの、倒すべき敵を喪江は見た。
目を見開き、歯を食いしばる。
声にならない悲鳴を上げて、佐久に支えられながら引き金を引いた。
ヘッドショット。
銃口から炎が吹くと同時に、放射状にアンモニア臭い硝煙が広がる。
頭が膨張破裂し、悪趣味な抽象画のように、霧状に飛散する血。
瓦礫に仰向けになった兵士は、顎から上を吹き飛ばされている。
「喪江」
眼を逸らして、徐々に狭まってくる視界のなか、喪江は足を踏み出した。
残りの接続時間は少ない。
「佐久少尉、あなたを必ず救援部隊へお連れします」
神には祈らない。悪魔になってでも、佐久を救う。
喪江は込み上げる吐き気を必死で飲み込んだ。
敵味方の表示が薄くなり、視界をノイズが覆う。
暗くなりつつある視界。遠くなる佐久の声。
蜘蛛の糸のようにか弱くなっていく意識。
鉛のような体を引きずりながら、喪江は走った。
そして残り3.95秒、ようやく視界に映った、救援部隊に力の限り咆哮した。

「喪江ちゃん、しっかり」
ぼやけた視界に、赤黒い色が映る。
耳元に聞こえる警告音がうるさい。
「谷川!」
鳥海と栗駒の呼ぶ声。


639:彼氏いない歴774年
09/08/02 15:01:43 +0E1sr/u
「鳥海さん、だめです」
機上に乗り組んでいた栗駒は、喪江を診て言った。
過電圧で損傷した喪江の表皮は裂け、赤黒いオイルが染み出ている。
ヘッドセットから覗く鼻からも、緩やかに血液混じりのオイルが流れ出していた。
椅子にがっくりと項垂れて座る喪江の顎は脱力し、端から唾液が垂れている。
鳥海は電子指揮機と接続し、戦況を見た。
カレント08―彦根の機体は佐久の機体を破壊し、その後佐久の後送を支援していた。
―喪江にしてはまあまあな頑張りだったな。
シャットダウンした喪江を、鳥海は起こさなかった。


「まだ上手く掴めません」
損傷して交換した右腕のパーツは、まだ馴染まない。
病室の外の窓を、斜めに降る雨が叩く。
タピオカをひたすらプチプチ潰すリハビリは退屈だった。
「小豆と交換するか?」
箸で小豆を移しながら佐久が聞く。
「やめときます」
交換したパーツが馴染むまでまだかかりそうだ。
鳥海から厳命された一日一キロタピオカ潰しを病室でこなしながら、喪江はテーブルの向こうの佐久を見た。
手がかじかんだようにぎこちない。
喪江は何故か、またきつくなった下着を買い換えないとと思いながら、息をついた。

佐久がここにいて、良かったと思う。



予想外にダラダラになってしまいすみませんでした。
吐き出させてくれてありがとう。
いつもROMだけどみんなの妄想楽しみにしてます。では。

640:彼氏いない歴774年
09/08/02 15:05:15 EMf79bac
おつかれー
面白かったよ!

もしブログやるならサイボーグ収録も頼むw

641:彼氏いない歴774年
09/08/02 17:45:42 5mBXSWZV
>>631
すごい良かった!ありがとう

しかしなぜこのネタが小説じゃないんだw
というレベルの充実ぶり…
書かれる方ですか?
喪女板って才能溢れる人が集まるよな

642:彼氏いない歴774年
09/08/02 21:03:01 4jRxgfNu
>>603
不良中年といいここ福本ファンがけっこういるのなw

643:彼氏いない歴774年
09/08/02 23:48:35 qBTIo+QF
欲求不満注意


男は黒髪眼鏡で普段やさしい裏サドっぽい人だといい

なんか普段通り友達として接していたら、スイッチが入ったらしく、もうがまんならん!てなればいい

男「…こんなにいやらしい体して、俺をさそってんのか?ん?」
胸を鷲掴みにしながら耳元でささやく男
喪「いや…ちが…っんっ」
強引に口をふさがれ、服の中に手を入れられる
喪「ちょ…やぁ…恐いよ…どうしたの?」
男「いっつもいっつも、俺を誘うような格好してきて、本当は俺にこんなことされたいんだろ?乳首たってるぞ、コラ!」
喪「やっ…はぁはぁ…」
男「何がいやだ。感じまくってんだろ?俺の指で」
耳元でささやく男。
よりいっそう感じまくる喪子







とかとか言われていじめられたい\(^O^)/Mでごめん


644:彼氏いない歴774年
09/08/02 23:54:25 oloQ/Xnf
>>634
おまいさんの書き込む妄想がことごとくツボだどうしてくれるw


645:彼氏いない歴774年
09/08/03 00:10:08 rU7CWn36
>>634
もっと続けて!
Mの妄想は私の大好物です!

646:彼氏いない歴774年
09/08/03 06:42:30 fQLKyFf9
エロいwww
だがそれがいい。もっとやれ!

647:彼氏いない歴774年
09/08/03 13:00:27 lCdCx1xo
街で黒ずくめの男に突然渡された紙。そこには使い魔の呼び出しかたが書いてあった。
すぐ捨てようと思っていた喪子だったが、ある暇な日、実行する。
そしてまさかの召喚成功。まばゆい光に包まれながら現れたのは黒髪に黒い服、喪子に紙を渡した男と同じように黒ずくめの男。ただ一つ違う所は、顔がありえないくらい綺麗ということ。
彼は細い目をさらに細ませ、にっこり笑った。
「はじめまして、マスター」


まぁこっから使い魔との生活が始まる。
その使い魔は魔界一番二番の魔力を誇る偉いさんで、何年も修行しても呼び出せるか分からない、という存在なのだがなぜ喪子に召喚出来たかは不明(てか考えてないw)

最近は使い魔に惚れられるきっかけをどうしようか悩み中。



ゼロの使い魔を読んでて思いついた痛い妄想。


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