人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6at WMOTENAI
人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6 - 暇つぶし2ch49:彼氏いない歴774年
09/05/08 04:08:37 D7Nbi94T
>>48続き

足もとの赤い絨毯は、一直線に魔王の元へと伸びているようだった。唯でさえ乱れた呼吸は、決して長い道のりではないはずのその距離を永遠に続くものであるかのように錯覚させた。
黒々とした大きな影が目前に迫ったそのとき―ごう、と大きな音を立て、広間の松明が激しく燃え上がった。
広間が一気に明るくなる。勇者たちの目の前に、先ほど影と同じ色の豪奢な玉座と、それに深く腰掛けた魔王の姿が浮かび上がった。
全てが玉座と同化していた。長いマントも甲冑も、冠も。その体さえも、白を恨み、光を憎んでいるかのようだった。
「よ、くぞ、ここま…で…来たな…人、間…め、が…」
地の底から這い上がるようなおぞましくも恐ろしい声は、すでに息も絶え絶えだった。これはどうしたことかと立ち竦む勇者たちの目に飛び込んできたのは、魔王の体に深く突き刺された剣だった。
あれは、と誰かが言った。声が震えている。見覚えのある、剣だったのだ。
いっそとどめをさすべきか、それともあの剣を調べるために近寄るべきか逡巡し、勇者が一歩だけ踏み出した、その時。
ごく自然な動作で、玉座の後ろから細い影がするりと姿を現した。脇腹あたりから心臓目がけて斜め上に刺さっている剣の柄を握り、何の躊躇いもなく引き抜いた、その細い影は。
「お、前…」

ここで力尽きたので中略。

「―魔王は今、滅びた」

「そして今、この時を以て、私が魔王の座を受け継ぐ」

「つまり、お前の敵は私ということだ」

「始めようではないか勇者殿。魔王を討つために、来たのだろう?」



その後、一進一退の攻防が続き、これで最後だという時に主人公が剣を後ろに放り投げる。振り上げたときの勢いで。
そして勇者に斬られ、倒れる。倒れかけたのを慌てて勇者が抱いて支える。
すると大きな揺れが起こり、城が崩壊してゆく。
最後の力を振り絞って、逃げろ、と言って突き飛ばし、自分は後ろに数歩よろけてから座り込み、
他の仲間たちに無理やり引っ張られながら連れ出され逃げる勇者に向かって微笑みながら拳を突き出し、開いて手を振る→大きな瓦礫が落ちてきて勇者の視界から消える

というお約束展開。


はーすっきり。初めて妄想したまんまを文章にできたかもしれん。
ちなみにパーティ構成とか魔法とかよく解らないので適当に。

失礼しました。



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