人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6at WMOTENAI
人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6 - 暇つぶし2ch300:彼氏いない歴774年
09/06/16 01:11:31 kuzNdCgh
朝、トーストくわえて新しい会社までダッシュ。「やばっ遅刻ちこく~」
駅を出たところでイケメンスーツと衝突→尻もち→ぱんつ
「いたたたた…すみません、私ったrキャッ」
スカートを押さえる涙目の純情どじっ子、そんな私に微笑むイケメンスーツ。

ごめん、途中から間違い。
駅を出たところでイケメンスーツと衝突→尻もち→ぱんつ→跳ね飛ぶイケメンスーツ→車道へ→そこに、
「いたたたた…すみません、私ったrああぁぁぁぁああああ」
頭を抱える涙目の純情どじっ子、そんな私にイ

301:彼氏いない歴774年
09/06/16 01:18:11 KClHCggM
>>295おぉありがとう!>>283の続きを考えてみた


出会ってから3年経っても、少年と喪子の交流は続いていた。
少年は15才になり、喪子の背を追い越し、誰もの目を引くような美少年に成長した。
一方の喪子は相変わらず20才のまま。

少年と縮まる一方の歳の差に、もうそろそろ不審に思われるのではないだろうかという不安から、この場所を離れる決意をする喪子。

もう誰とも深く関わるまいと決めていた。
3年間という喪子にとってはほんの短い年月。だが少年の存在は、手放すには大きすぎるものになってしまっていた。
喪子はそのことに気付きながらも必死に知らないふりをする。

いつも通り少年がやって来る。
「喪子さんって今いくつ?」
『…!急に何?』
「いや、いつも聞いてもごまかされるから。気になる。何才?」
『教えない。大体年齢を女性に聞くの失礼だよ。』
「俺よりは上だよね?喪子さん3年前から全然変わらないから分かんない。彼氏いるの?」
『話聞こうよ…ってか今まで通ってきて男の影あった?いるわけないでしょ。』
「ふうん。…年下はアウト?」
  
明らかにいつもと違う少年に驚いて顔を上げると、真剣な眼をした少年の顔が間近にあった。前髪が触れ合いそうなほど。
突然の展開に戸惑う喪子。
少年がこれから言おうとしていること、それが少年の心からの気持ちであること、そして喪子にはその気持ちを受け止めてあげられないこと、
一瞬で喪子は全て容易に予想できた。胸が切られるように痛い。

『…びっくりするじゃん。もー近いよ』
「俺じゃダメ?」
『…10年早いね。大人をからかうんじゃありません。』

沈黙する少年を見ないようにして、できるだけ明るく振る舞い、大げさに背伸びをして窓の外を見る。
『もう外真っ暗だよ。よい子は早く帰って寝なさい。』
「……分かった。ごめん。帰る。」

そう呟いて玄関へ向かう少年。後ろ姿を見上げながら喪子はついて行く。

「じゃあまた。」
『うん。じゃあね。おやすみなさい。』

ドアが閉まり、気がつくと喪子は本当に久しぶりに泣いていた。

そして次の日、少年には何も告げずアパートを出て行った。



きっと続く


302:彼氏いない歴774年
09/06/16 14:08:53 QE49W2f6
>>286
精神鑑定とかの前に
『ヒトはなぜヒトを食べたか』(マーヴィン・ハリス)と
『食人全書』(マルタン モネスティエ)をオススメしとくよ!
カニバリズムネタで色々調べてたときに読んだけど、なんか色々面白いよ!
あとちと古いけど、清原なつの女史の『真珠とり』ってSF連作の中の
『究極に一緒に存在すること』を求めた恋人同士の話とか。
ハッピーエンドであるが故のバッドエンド、てのもイイヨネ!!!

303:彼氏いない歴774年
09/06/16 18:19:11 ndyF+U0m
>>266

304:彼氏いない歴774年
09/06/16 22:28:47 mmlUrHic
>>302

A「この日本人は偽物だ。食べられないよ」

B「…ザパニーズ?」

305:彼氏いない歴774年
09/06/16 23:55:29 j7b3KDgm
>>294
鼻血ふいた

ぜひその猫さんはツンデレでいてほしい、というか
デレを見せない方向で

あと、人知れず喪に嫌な事をする奴に復讐とかして
喪の後ろからずっとシレっと喪を見守っててほしい

んで、寝てる喪のベッドに夜こそっと忍び込んで一緒に
寝たり、寝てる喪のホッペをムニムニしてたりさ

うおお

306:彼氏いない歴774年
09/06/17 01:13:41 Q5IOAPgL
>>301
キュンキュンした!


307:彼氏いない歴774年
09/06/17 03:54:45 nED3WRa0
>>301
早く続きを!

308:彼氏いない歴774年
09/06/17 09:04:20 Q8xdjpqc
>>301
わっふるわっふる

309:彼氏いない歴774年
09/06/17 12:35:57 x6wqVo6t
>>302
ありがとう!
買おうか迷ってたから助かったよ。
興味があったからちょっとこの道追求してみる。
自サイト用に解体シーン書こうと思ってたからありがてぇ

アマゾン行って来まーす

310:彼氏いない歴774年
09/06/17 21:51:29 F11ePtOe
色白ー、と言われ、引きこもりなだけと切り返す。
「えぇ、折角夏なのに! なあなあ、今度海行かへん?
俺、喪子ちゃんの水着見たいわー」
恥ずかしいわ、スタイルに自信ないわで適当ににごす。
「せやけど焼けてまったら勿体ないなあ…。なあ、今度家行ってもええ?
喪子ちゃんと会えるんやったらなんでもええわあ」
あっけらかんと言われ、真っ赤になる。
「あ、赤なった。ははは、トマトみたいやんなぁ」

耳元で囁かれるスレの親分はたまらなかったぜ! ありがとー!

311:彼氏いない歴774年
09/06/17 22:31:57 6OkgAbM7
>>301の続きです

喪子が少年と連絡を絶ってから、もう5年になる。喪子は違う街で、また同じような静かな一人暮らしをしていた。
唯一違うのは日常から少年の姿だけがすっぽりと消えたこと。

真っ黒な制服を着ていた少年も、20才になっているはずだ。
遂に同い年になってしまった。
賢く美しい彼のことだ。大学に行って可愛い彼女を作って、楽しく暮らしているのかもしれない。


まだ時間が「正常に」流れていた頃から長らく、喪子は日常に退屈していた。

食べ物があって、眠る場所があって、ある程度健康で。それがどれほど恵まれていて幸せなことか、ちゃんとわかっていたつもりだった。
それでも毎日、何かいいこと無いかな、などと無責任な期待をしてみたり、どうせ私なんか可愛くないし、なんて頭ごなしに諦めたり。
何にも関心を持たず、感動せず、受け身で呼吸をしているだけの日々だった。

それが今になって、たった一人の少年にこんなに心を動かされるなんて思いもしなかった。
胸が詰まって、涙が出そうになる。
心から他の誰かと幸せになってほしいと思う。だけどそんなの嫌だ。自分のことなど忘れていい。忘れられず苦しんでいればいい。
新しい街で暮らしていても、あの街が、アパートが、少年が恋しくてたまらない。


会いに行こう。

喪子は立ち上がった。
しかし会える保証なんて無い。
あんな勝手な別れ方をしたくせに、都合が良すぎると思われるかもしれない。
彼に彼女がいたら?
何より歳をとれない自分が、まだ若い少年に恋なんかをしてもいいのだろうか。

そんなことを考えている間にも、喪子は何かに操られているかのように駅に走っていた。
もう後のことなんて考えていられなかった。
少年に伝えたい。

長い長い人生で生まれて初めてのこの衝動に、全てを預けることにした。


312:彼氏いない歴774年
09/06/17 22:34:30 6OkgAbM7
>>311続き(やっと完結です)

5年ぶりの駅はところどころ改装され、新しくなっていた。
夕方は帰宅ラッシュで、人が溢れている。
喪子は空いていたベンチに座り、一息ついた。

少年が今いる場所など見当もつかなかった。
自宅も知らない。
5年前に消去したアドレスと番号が悔やまれる。

少年が着ていた学生服から学校を割り出して、何とか居場所を教えてもらえないだろうか。
いやそれはさすがに怪しすぎるか…

どうすることもできず、時間だけが過ぎていった。

気付けばすっかり人の群れは消えていた。
疲れが溜まっているのが分かる。しかし喪子は折れる気がしなかった。
喪子は目を閉じうつむいた。

今日はビジネスホテルにでも泊まって、明日やっぱり彼の高校をダメ元で当たってみよう。
その前にバイトに欠勤の連絡を入れて、


眼を開けると、目の前に人がいた。

突然すぎて可愛い叫び声も出なかった。
驚くより先にその人物に両肩を強く掴まれ、喪子は思わず身を縮めた。

『あ…嘘…』

あの日と全く変わらない、射抜くようなまっすぐな視線。
泣き顔にも見えるような笑顔で、大人になった少年は喪子を力一杯抱き締めた。



ありきたりですみません。ここからは①呪い(?)が解けてハッピーエンド、②解けないけど幸せな人生を共有する、の2パターンを考えてました。
でも個人的にバッドエンド好きなので、少年も喪子もずっと会わないまま思い続けるのもありだと思う。
長々と失礼しました。IDが60kg…orz


313:彼氏いない歴774年
09/06/18 00:12:11 JA/jwOCB
某経済ドラマで妄想
ドラマでかっこいいなーと思ってたが映画の大画面でみたら妄想大爆発した
スーツは男の戦闘服!メガネかっこよすぎるううう

昔は銀行員だったが、辞めて渡米して大成したエリートサラリーマンの彼。
超仕事人間で冷徹な判断も下すが内実はけっこう繊細で莫大なストレス抱えてる。
そして渡米前の元同僚で、多少の好意はあれど知り合い以上友人未満程度の関係だった喪子。
彼が怪我したり会社クビになったり精神的にも肉体的にもボロボロになってるところで再会して
なんのかんのあって支えられたという経緯もあり喪子が精神安定剤的な存在に。
再起したところで「もう大丈夫だね」と離れようとしたら
すでに依存しまくりな彼に必死で止められブロポーズを押し切られ結婚
結婚してもまさしく仕事の鬼で多少の罪悪感を感じながらも家庭なんぞ一切省みない。
しかしその実彼女にベタボレで精神的に依存しまくりという結婚生活の妄想が楽しくてしかたない

側近のおっさんも大変素敵で妄想に絡めたいんだがいまいち上手くいかない…

314:彼氏いない歴774年
09/06/18 06:30:22 Mo0s5mkV
これなんてドラマ?

315:彼氏いない歴774年
09/06/18 08:36:15 uCsTeDmC
>>312
すごい萌えた!!
素敵な妄想ありがとう!!!
ハッピーもバットも両方みたいです…

316:彼氏いない歴774年
09/06/18 09:44:14 6AEU/oSE

「ねえ、なんか意気のいい男の子、紹介してよ」
といわれて内心俺がいるじゃないですか、と
イラっとしてる年下の男の子とかいたらいーなー。

喪に対して仕事では適わないと尊敬しつつも、
いつかぜったい乗り越えてやる、みたいにいい
向上心をもってて、ほんのりと淡い憧れを抱いていたんだけど
喪と一緒に居るうちに、はっきりと自分の気持ちを自覚する。

そして、自分のことをまったく男としてみてくれてない喪に
ジリジリしてるといい。

んで、夜飲みに行って酔っ払った喪にからかわれた拍子に
「俺も男なんスけど、喪さん、それわかってますよね?」
といきなり壁に押し付けられながらこう囁かれる。
しかし、喪は男としてみてない所以に、完全に酔っ払ってて
寝てしまう。
ガックリしつつも、しっかり喪を家まで送る。

次の日そんなやり取りをした事すら忘れて
明るく「いやー、ごめんね、マジ昨日私大丈夫だった?酔っ払って
記憶ないわwごめんねー」
という喪に更にガックリきつつもあんな無防備な喪を見れるのは
俺だけだ、と優越感に浸ってるといい。

喪と仲がいい同期の男も尊敬しつつも喪に近づかないよう
こっそり牽制してたりしてね。

317:彼氏いない歴774年
09/06/18 10:43:37 0JRSXfnN
>>313
大森さん萌え

318:彼氏いない歴774年
09/06/19 01:10:26 KvZE+Irs
>>310
耳スレに親分とは初耳だ
早速行ってくるぜー

319:彼氏いない歴774年
09/06/19 11:33:53 1BS2mHwY
妄想
抱きしめてキスしようとする男

「いいじゃん。気持ちいーよ楽しいよ愛こもってるよー」
「無理じゃないって」
「身長差がある?じゃあ、押し倒す?」
「じょ、冗談冗談!まだやりません。
 身長差はさ、こーやって俺が屈んで覆い被さればいくない?」
「あ、顔まっ赤。なんか補食されちゃう気分?でも、嫌じゃないよね。
 だって喪子、俺のこと涙でちゃうくらい好きだろ?」
「そりゃあ、好きな子のことはよく見てるから分かるって。言っとくけど俺、その倍くらい君のこと好きだから。
 ……だからここにちゅーしたい。させて」
結局、なし崩し的にキスの了承をもぎとられる
けど顎に手をかけられてもなかなかその瞬間はやってこない
「…………」
「……つい、顔見てたら嬉しくなって」
「君って男苦手だろ。最初は俺のことも微妙に避けてたし」
「でも今は俺からのキスを目瞑って、じっと素直に待ってくれてる。
 しかもそれ、世界中で俺にだけ許されてるんだぜ?」
「ほんっとに、嬉しい」
「……あ、ほんとだ。顔近すぎて、喋ると息かかるね……熱い……」
「目、瞑って」
「………ん……」
「………………はっ」
「……………………ぷはっ、はぁ、はぁ」
「……もっかい」
「というか足らないから、あと五回くらい……
……大好きだよ」

いちゃいちゃしてるの考えるの楽しい

320:彼氏いない歴774年
09/06/19 23:51:40 exTLeNTU
あげ

321:彼氏いない歴774年
09/06/20 00:07:24 Xw90lG6U
これ、妄想ね。
昔、すごく好きな人がいた。
でも彼の私生活は荒れてた。
生活と、自分の出世の野望のために、お金持ちの女の人の愛人やったり、男に抱かれたりしていた。
私は彼を愛してたけど、彼に抱かれることはできなかった。
彼もあがいていた。

彼の腕に抱かれたかった…(/_;)
今でも愛してるよ。

これ全部、ただの妄想だからね!!

322:彼氏いない歴774年
09/06/20 00:53:13 Ti2udq7i
私は人前でいちゃつくの好きじゃないから彼と出かけてもベタベタしないんだけど
この前彼と駅のホームで電車を待ってたら彼がなんだかソワソワしてたの。
「キョロキョロしてどうしたのw?」って聞いたら、顔覗きこむような感じでちゅーされちゃった!
いつもは絶対しないのにやっちゃったーって顔で照れてる彼可愛いかったw
………なんてことをカップル板に書き込む妄想楽しいです!!!!

323:彼氏いない歴774年
09/06/20 01:35:24 yN5A5Vb7
ビレバンでラヴァーズダイアリー買ってきたぜ!
もちろん彼氏いないぜ!
さて妄想で最高の日記書き上げるか

324:彼氏いない歴774年
09/06/20 11:14:34 2QwN09wM
>>323
勇者w

325:彼氏いない歴774年
09/06/20 16:13:31 /emi2V0j
プッチプチのプチ妄想つか、深く静かな脳内常習奇行なんだけどね。
ホッチキス(開いたらそのままマガジンがあくタイプがモアベター)の針をセットするとき、
『拳銃にカートリッジを装填する峰不二子』
のつもりになってやってる。
押えバネの滑ってくのはカートリッジが装填される音(のつもり)。
装填がすんで、ホッチキスを元の状態にセットする時のカシャッ☆でキメポーズ。
「ごめんなさいネ、るぱぁ~ん。司教サンはこの暗黒祭祀書に百万$出すっていうのvV」
とか、ルパン相手に小粋な牽制をかましたり。

…と、脳内で華麗なピカレスク絵巻を繰り広げつつ、黙々と書類を綴じる

326:彼氏いない歴774年
09/06/20 19:29:04 +Yz513wA
>>325
その発想はなかった
素晴らしい

327:彼氏いない歴774年
09/06/20 20:30:59 6zum2DWe
夏が近付くと、毎年のように浴衣着て夏祭りに行く妄想に励む

学校の友人数人と近所の夏祭りに来た喪子
その友人の中には、喪子の好きな人佐藤君(仮)も…
かといって、喪子には二人で抜け出すなんて勇気もない
ふと、喪子の横をカップルがすり抜ける

「私が喪女じゃなかったら、今頃あんなだったのかな…」

そんなことを考えていた喪子は、気付くと友人達からはぐれていた
携帯も、電波が悪いせいか繋がらない
人混みを避け一人佇む喪子
店が立ち並ぶ通りは、賑やかで皆笑顔だ
なんだか世界から取り残されたような気分になった喪子は、
膝を抱えるようにその場にしゃがみこんだ


328:327
09/06/20 20:31:53 6zum2DWe
続き



「喪子!」

突然肩を掴まれ、驚いて顔を上げた喪子の目に映ったのは、佐藤君(仮)だった

「どこ行ってたんだ!」

そう一喝した佐藤君(仮)は、額に汗を浮かべている
肩に置かれた佐藤君(仮)の手が燃えるように熱い

「ご、ごめん、よそ見してたらはぐれちゃって」
「……バカ。急に居なくなるから心配した」

深く息を吐いた佐藤君(仮)は小さく呟くと、
佐藤君(仮)が自分を探しに来てくれたことに
驚きを隠せないでいる喪子の体を、その胸にぐっと引き寄せた

329:彼氏いない歴774年
09/06/22 00:39:19 Yfk2mmIC
【おじさんといっしょ】
~枯れた40代と脳内同居~
おじさんの亡くなった友人の娘とか、関係は何であれおじさんは喪子にうかつに手を出せない状況
喪子の何気ない行動にドギマギして、弱りながらも目が離せない

「おじさん、映画見に行きませんか?友達にチケット貰ったんですけど」
「…え」
「あ、ダメですか」
「いや、ダメっていうか…他に、いないの?」
「何がですか?」
「友達とか……恋人とか」
「いませんよ!友達は彼氏とデートだし、全然相手にしてくれないんです!
…あと、そういう意味じゃなくてですね…その」
「?」
「…おじさんと映画とか、行ったことないなあ、って…」

この後、再度照れたように「ダメですか」と聞く喪子に色々なものを抑えつつ、ぎこちなく頷く
跳びはねて喜ぶ喪子を見て「…どこまで自惚れていいんだか」と悶々してデートの日までじりじり待つ

明日朝早いのに何やってるんだ私!中年万歳!

ここって上げるべきかな

330:彼氏いない歴774年
09/06/22 01:53:37 SrQS2wYw
いいぞもっとやれ

331:彼氏いない歴774年
09/06/22 04:24:17 jB+KZvpX
>>329
待ってました 続きカモン!

332:彼氏いない歴774年
09/06/22 04:34:33 jB+KZvpX
>>329
勝手に改変妄想 ごめんね

映画一緒に見るくらいならいいか、と
「おじさんとでいいんですか?じゃあ美味しい夕食をご馳走しましょう」なんて
最初は特に意識もせず普通に付き合ってくれるんだけど

混んでる電車の中で喪子に腕をとられそっと身を寄せられたり
肝心の映画の内容が年の差カップルの純愛ストーリーだったり
ポップコーンを取ろうとしてふと手が触れてしまったり
映画の後の食事中ワインなぞきこしめして喪子の頬がほんのり桜色だったり
だんだんと意識してしまって

「楽しかった、また行きましょう」と喪子に言われたのに
やんわりと「次は誰かふさわしい男性と一緒に行った方がいいですよ」といってしまう

そんな不器用で奥ゆかしい小父様が好きだと
夕陽に向かって叫びたいーーー!

333:彼氏いない歴774年
09/06/22 07:00:53 5XsLAVMy
最近の幕末や戦国ものの乙女ゲームを見て思った。
古代日本もあっていいんじゃないか。
細かく妄想したら止まらなくなった。
人物の性格、鳥肌台詞(キャッチコピー?)を考えた。
長文ですが吐き出させて頂きます。


[聖徳太子]
「私は皇位など望まぬ…そなたが側にいる、それだけで幸せだ」
何事も頑張る真面目な優等生タイプ。

[蘇我馬子]
「私に刃向かうことは許さん…お前は私の言うことだけ聞いておれば良い」
冷血漢のドSオヤジ。

[小野妹子]
「僕が隋に行っている間、待っててくれるよね?待っててくれなかったら…君のこと…殺しちゃうかも…」
ヤンデレ中性的美青年。

[蘇我入鹿]
「言わせておけ…どうせ世間は皆そう思ってんだから…俺はお前が信じてくれればそれでいいからよ」
ツンデレ男前。
※彼のルートは蘇我氏善人説

[中大兄皇子]
「貴女が思っているほど、私は優しくはない…それでも貴女は私を愛して下さるのですか?」
普段は明るく時にブラックな二重人格。

[中臣鎌足]
「ごめん…本当は殺したくない…でも、皆苦しんでるんだ。だから俺がやらなきゃ…」
浮き沈みの激しいショタキャラ。

[裴世清](隠しキャラ)
「貴女と離れたくない…そうだ、私と共に隋へ行きませんか?」
優しく暖かいお兄さん。


とんでも設定は乙女ゲームのお約束だよね。

334:彼氏いない歴774年
09/06/22 07:14:17 o7iyzo0O
スーツのお兄さんと妄想。

「この後どうしようか」
友人数人と飲んだ後、友人の知り合いという彼と帰り道が同じになった。
夏の夜は少し肌が汗ばむ。
彼がネクタイをゆるめ、裾のボタンを外し肘までまくりあげる。
けれど私の肌が熱いのは気候のせいだけだろうか。返事が継げない。
「嘘」
おどけたように彼が笑う、彼の人のいい冗談に生真面目に悩む私を見兼ねたのかもしれない。
「駅まで送るよ」
人の群れの中で彼だけが特別に見える。
夜のネオンの中で、遠くて近い背中。
じわりと火照る体を感じながら、久しぶりに人を好きだと思った。

335:彼氏いない歴774年
09/06/22 09:46:58 DCXd2nQ2
>>333
けしからんもっとやれ

336:彼氏いない歴774年
09/06/22 10:03:26 JWXx28Va
>>333
こんな素敵ゲームあったら絶対買うわw

337:彼氏いない歴774年
09/06/22 12:38:20 ilwPNv1z
>>332
さらに改変
おじさんがよそ向いた後、聞こえるか聞こえないかってくらい小さい声で
「おじさんがいいんです」と呟く喪子
薄々気付いてたけど内心複雑で困った顔して聞こえないふりするおじさん
すれ違い両想いが大好物なんだー\(^o^)/

338:彼氏いない歴774年
09/06/22 13:09:04 bNfozdDR
>>333
眼鏡はどれですか?

って、乙女ゲーはテニプリしかしたことないんだけどw

339:彼氏いない歴774年
09/06/22 13:34:25 jB+KZvpX
>>337 とはいい酒が呑めそうだ!
聞こえないふりサイコー!
すれ違い両思いサイコー!
おじさんサイコー!!!

340:297
09/06/22 16:28:56 NO5lBeLM
わっふるされたので>>297の続き投下してみたりする


雀の鳴き声が耳に入ってくる。
どうやらもう朝のようだ。
私は徐々に眠りから覚めていく。
閉じていた瞼を開くと、寝た時にその場所に居た筈のあいつがいなくなっていた。

「……どこ行ったんだろ、私より早く起きるなんて珍しい」

いつもなら私が先に起きて、いつまでもすやすやとお気楽に眠っているあいつに蹴りをいれて起こすのに。
珍しいこともあるもんだとゆっくり起き上がって背伸びした。

「………何この音」

背伸びし終えた瞬間、変な音が聞こえてきた。
ガツガツ…何かを食べてる音?
『もしやあいつ勝手に豆腐食べてる!?』と驚いて台所に向かうと、冷蔵庫の扉を全開にしたまま豆腐を喰っている………………男が居た。
しかも、全裸。

「な、ななな…」
「がつがつがつが…ん?」
「なななな…」
「あ、喪子!」
「な、何なの!誰なのよアンターー!!」

顔中に嫌な汗をかいた。
だって見た感じ大学生くらいの歳の男が人んちの冷蔵庫を漁っている。しかも全裸で。
大声を上げたものの、恐怖で足がすくむ。

「何言ってんのさ、俺だよ喪子!俺俺!」
「私は俺俺詐欺に引っ掛かるくらい歳いったババアじゃない!」
「俺だって~。本当に分かんないの?」
「当たり前でしょ!私には彼氏はおろか男友達すら居ないんだから!アンタみたいなイケメ…変態なんて全く知らない!!」
「そりゃあないよ…喪子酷い。ぐすん」

ぐすん?
こいつ良い歳こいてぐすん言いやがった?
何かキショい。あいつぐらいキショい。顔はイケメンなのに。
……ん?あいつぐらい?

「アンタ、もしかして…ブサカワイイ生物……?」
「…! 喪子、思い出してくれたんだ!」
「えっ?ほ、本当にアンタがあのブサカワイイ…?」
「人間になっちゃいました、てへっ☆」

キショいだけでなくとんでもなくウザい。
思わず蹴りをいれたくなる衝動。
やっぱりこいつはあのブサカワイイ生物?
周りを見渡して探してみても見覚えのある姿はどこにも見つからない。


(続きます)

341:297
09/06/22 16:34:25 NO5lBeLM
(>>340続き)

「何で人間なんかになれるのよ…あのブサカワイイ生物が」
「だって喪子が言ったでしょ、『ちちんぷいぷいイケメンになぁ~れぇ~♪』って」
「……確かに言ったけど」
「だから願いを叶えたのだ~俺って凄くない?」
「………」

にわかには信じがたい。
だって動物が人間になるなんて、普通は有り得ない。夢の中での出来事だ。
私は自分のほっぺを思い切りつねった。

「痛い…夢じゃない」
「夢とか!そんな訳ないじゃん!現にこうやって喪子に触れるし~」
「ぎゃー!全裸でくっつくなあー!!」

裸体のまま抱き付いてきたブサカワイイ生物に蹴りをお見舞いしてやった。
そいつはその場にうずくまる。
その間にお風呂場の脱衣所へ行き、バスタオルを持ってきてそいつの頭の上に落とす。

「と、取りあえずそのバスタオル巻いて。それから詳しい事を話しなさいよ」
「も、喪子の蹴りはいつもながらクるねえー…いてて」

のっそり立ち上がろうとしたそいつを見ない様に即座に後ろを向く。
ゴソゴソと音がしてくる。

「はい、ちゃんとバスタオル巻いたよー!それで詳しい事なんだけど、」

私は振り向いてそいつの話を聞き始める。
こいつは『リア獣』という種類の生き物で、地球以外の星から来たらしい。
リア獣は群れで暮らしていて、その暮らしている村の様な場所には大きな鏡があるという。
その鏡には地球に住んでいる『喪女』なる人間が映し出されて、自分が気になった喪女の元へ飛んでいき願い事を叶えて喪女から抜け出させる…そんなことを大昔から細々としている種族なのだという。

「…やっぱりすぐには信じられない」
「えー!そんなそんなぁ~」
「取りあえずそのキショい話し方やめなさい」
「はぁ~い…じゃなくて、はいっ!」

不安要素がまだかなり強く残る。
あのブサカワイイ生物がこんなイケメンになったなんてそう簡単には信じられない。
でも私が『出て行け』なんて言ったら、こいつは行く宛も無く彷徨うだけ…。
そう思うと胸が傷んだ。
こいつは私の事を気に掛けてわざわざ遠くの星から…。


(続きます)

342:297
09/06/22 18:55:02 NO5lBeLM
(>>341続き)

「まあ、追い出すのもなんだし…まだ信じられないけど、此処に居たら良いよ」
「も、喪子~!やっぱり喪子は優しいなあ~!!」
「ぎゃあー!だから引っ付くな!アホ獣!!」

キショくてウザくて仕方ないイケメンだけど、とりあえず今までと同じように過ごしていこうと思う。
無事に過ごせたら…の話だけど。

─この時はまだあんな事が起こるなんて、私は知る由もなかった……………



かなり長くなってしまったがここら辺で終い。
申し訳ない。
お粗末。

343:彼氏いない歴774年
09/06/22 19:26:32 9/GYSqQc
>>342
あ、あんな事って何だよ!あんな事ってー!
一体二人の間に何が起きたってのさ?!
あー気になるううぅぅぅぅ!

344:彼氏いない歴774年
09/06/22 20:32:14 Yfk2mmIC
>>332,>>337
自分の妄想がこんな素敵な方向に…ありがとう!
一緒に飲み交わしたいよ


~デート当日・準備編~

二人で早めに起きて眠い目こすりながらヨレッヨレのパジャマで朝食→デートに出かける準備

「(どんな服で行くのかな…)おじさーん、出かける準備、できまし……」
「ああ、はい」

出来たよ。片手で耳の横の髪を流しながら振り返ったおじさんに、喪子は言葉が出なくなった。

業務用の物とは違う、高そうだが気取らない、それでいて品のあるスーツ。
整髪料で普段と違う流し方をした髪。
加えて、普段は見せない類の微笑。
固まる喪子とおじさんの間に、少しの間が流れる。

「(…べ、別人…っていうか、なんか…!)」
「喪子?」
「え…あっ、かっ、かっこいいです!あれ!?」

真っ赤になって慌てる喪子に、内心でガッツポーズを取りながら、何とかそれを押し殺して微笑むおじさん。

「……じゃ、行こうか」


続く

おじさんは普段は地味~に生きてるけど、本気出すとダンディな設定
オールバックまではいかないまでも、生え際と揉み上げがチラリズムしているとなおよし

345:彼氏いない歴774年
09/06/22 20:41:41 nm2KtrK1
>>333
とあるギャグマンガの絵柄で再生されました
いい…!

>>340
キショくてウザくて最高です!
リア獣可愛いよリア獣

346:彼氏いない歴774年
09/06/22 20:46:20 dkZjnmRv
_| ̄|〇ノシノシ
悶えた…
あぁ、私もそんな素敵なおじさんとデートしたいよおおおお

347:彼氏いない歴774年
09/06/23 00:07:01 F2GVqukN
>>345
妹子?www

348:332
09/06/23 00:35:50 i496JOER
>>344
うあ、やば、……萌えた……是非今度一緒に呑んで下さい……!
ガッツポーズな少年ぽいとこ素敵だなぁ……いいなぁ、そういうところも好きだーーー!
さすが本家はひと味違うぜと思い知らされました
勝手に改変したのに、ごめんね、ありがとう

349:彼氏いない歴774年
09/06/23 01:39:28 77XjaqvU
>>345>>347
うああ
もはやジャージしか頭に浮かんで来ないw
すごく美味しい妄想なのに

350:彼氏いない歴774年
09/06/23 01:56:49 /Rsmuljw
>>333を見て勝手ながらCV妄想してみた。
個人的な趣味だけど。
嫌な方はスルーして下さい。





聖徳太子…櫻井孝宏
蘇我馬子…石川英郎
小野妹子…宮野真守
蘇我入鹿…杉田智和
中大兄皇子…遊佐浩二
中臣鎌足…浪川大輔
裴世清…竹本英史or石田彰


本当に誰か作ってくれないかな…。

351:彼氏いない歴774年
09/06/23 07:15:24 AjCW7+lz
大伴金村は、おまぬけどじっこおじさんだって、私信じてる。

そんでもって
>>313,317
私も大森さん萌え

352:彼氏いない歴774年
09/06/23 22:36:02 LYI2Jbv4
二日かけて>>1から全レス読んだぜ…すげー満たされた\(^o^)/

353:DOKIDOKI☆オフィス
09/06/24 17:16:14 SlQ3y0ts
社長激白編

最初、入社したての喪子を見たとき、中々いい顔をしている、と思った。
緊張しているのを隠すように笑顔で堂々と
「喪野喪子と申します、よろしくお願いいたします」
と、精一杯胸を張っているところがイイ、と思った。
そして、ヨロシク、と握手を促す自分に対して、
せ、精一杯がんばります、とほんのり耳を赤くしながら
それでも正面から自分を見つめ目をそらさなかった。


…正直に告白しよう。

「俺はこの女に惚れる」

すでに予感を感じていたのだ。初対面の時から。


続く…かも。
社長は一気に肉食獣のように喪に襲い掛かってもいいし
逆に手を出せなくてモンモンとしてていもいいし
超冷静に、恋の罠を喪に仕掛けててもいいな。

354:彼氏いない歴774年
09/06/24 17:26:04 NnAoEAeZ
先生!モンモンとした末一気に襲い掛かるコースが読みたいです!

355:彼氏いない歴774年
09/06/24 19:22:30 kygcHsZV
いやむしろ、悶々としつつ恋の罠を仕掛けてみても全く気づかれずスルーされてしまったので
もう我慢できねぇとばかりに襲い掛かっちゃうコースが読みたいです!

356:彼氏いない歴774年
09/06/24 20:39:03 XD6Llbzj
おじさんのデート話の続きを正座して待ってるんだぜ

357:彼氏いない歴774年
09/06/24 20:47:56 BNqP9P6g
私は、
悶々とした末にNさんとの仲を裂こうと画策するも、
その事に傷ついて涙する喪子に、色々堪えきれず襲いかかるが、
ジェントル癖が付いていて押し切れず、
そんな己に再度悶々とのたうち回る「何してんだ俺はー!!」ルートが良いな。
少数派かのぅ。

358:彼氏いない歴774年
09/06/24 22:09:41 ItPqPU+3
どのルートもドキドキがとまらねえ…!

359:彼氏いない歴774年
09/06/24 22:10:04 IVpCTqY4
>>356
ありがとう!
デートの内容自体は住人の方が出してくれたのも素晴らしかったし、書き出すとキリがないので簡略しますね

【おじさんといっしょ】
~デート・食事編~

喪子が一方的にぎくしゃく(緊張と自覚なしの恋心のため)しながら家を出る→散歩、映画、ショッピングを済ます
顔に出さないようにしてはいるが精神的にフワッフワな喪子に気づいたおじさんが休憩がてら昼食へ


「……疲れたかな」

え、と喪子は顔を上げた。テーブルの向かい側に座るおじさんは、眉を下げて笑っている。
「すまないね、せっかくの休みの日に」
「そんなこと…!むしろ私が付き合わせてしまって、申し訳ないです」
「いや…どうもね、嬉しいみたいなんだ」

は、と喪子は声を上げた。先ほどと違い、視線を斜め下に落としているおじさんの顔を見つめる。

「…ガラにもないって言うのかな。いや、いい年してっていうか」
「え?」
「映画に誘われた時、素直に嬉しいと思ったんだよ」

おかしいだろ、こんな仕事人間が。くつくつと口許を押さえて笑うおじさんを、喪子はぽかんとした顔で見つめ続ける。

「だからね、実を言うと、君より僕の方がはしゃいでるんだ」

子供のように目を細めて、ちらりと視線を喪子の方に戻す。その視線に、喪子は顔が熱くなるのを感じた。

「…そのワンピース、よく似合ってるね」
「えっ」
「本当は家を出る時に言おうと思ったんだけど、緊張してるみたいだったから」
「は、はあ…」
「可愛いなあと思って」
「お、おじさんっ…!」
「ん?」

あまり褒めないで下さい。蚊の鳴くような細い声と、サラダに添えられたトマトのように真っ赤な喪子の顔に、おじさんはたまらず吹き出した。


続く
………おじさんが全部計算してたらいいな、なんて。一人称は「僕」を推奨。昔モテてたから口説き出すとひどい

360:彼氏いない歴774年
09/06/25 00:51:48 CRrtvWcl
(´^c_,^`)喪子ー♪

361:彼氏いない歴774年
09/06/25 01:09:43 PS0U6HVI
そのおじさんじゃないww

362:彼氏いない歴774年
09/06/25 11:57:05 eW0bt/dU
>>359
枯れきってない、モテなおじさんカッコヨス!
(枯れてるおじさんに火を付けるのも好きだけど)
気が向いたらまたお願いしますーーー!

363:彼氏いない歴774年
09/06/25 16:47:21 6CzvaPSF
定年退職したばかりの正和は家で同期で友人の村上と田中が遊びにきて一緒に飲みな
がら昔話に華をはなかせてた。
2人を見送った正和は村上の後ろに男の影がくっ付いてた。
飲みすぎだ気のせいだと思った。
夜更けに電話が来たすぐカチャと切れた。



364:彼氏いない歴774年
09/06/25 17:22:58 GRfldi8c
>>317,351
スリーピースにあの眼鏡なんてけしからんにも程があると思います
>>314
最近映画公開されたNHKドラマ

>>313の続きというか妄想設定が定まってきた超楽しい
超やり手リーマンだけどプライベートじゃやや不器用だったり天然だったり。
いろいろあって足が不自由になり、リハビリ中のリーマン。
なんのかんので喪子に身の回りの世話を頼むことに。
ほどなく恋人っぽい関係になるが、彼が治るまでの関係だと思ってる喪子は遠慮がち。
一方彼のほうは自覚なしにどんどん喪子に依存してってもう彼女なしの生活は微塵も考えてない。
仕事にも復帰を始めて忙しくなってきた頃、「そろそろお役御免かな」
なんてちょっと寂しげに呟く喪子。まさに彼にとっては晴天の霹靂。

お茶いれますね、と立ち上がる彼女を呆然と見つめる。
背を向けて部屋を出ていく姿がまるで今後を象徴するようだ。
そう思い至った瞬間、自分も立ち上がっていた。
脚はとっさの動きについていかない。がたがたと無様な音をたてながら彼女を追った。
よろめいた姿勢のまま、何事かと振り向いた彼女の腕を取る。
まるで縋り付いているようで情けないにも程がある、そう思いながらもなりふり構う余裕はない。
そもそも明確に別れを切り出されたわけではない、
というよりよく考えてみれば彼女との関係をはっきりさせてすらいなかった。
だというのに動揺のあまりこんな行動に出てしまった。そんな自分にさらに動揺する。
「あの、どうし」
「結婚しよう」
焦りのあまり口をついた言葉に自ら凍り付いた。

このあと、勢いだがどうせ本音だ言ったからには実行するまで、と
押しまくる!押しまくる!押しまくる!

365:彼氏いない歴774年
09/06/25 17:24:22 GRfldi8c
もひとつ結婚後
取引かなんかでものっすごくイライラして帰ってきたリーマン。
毒づきながら足取り荒くリビングに入り乱暴にソファに腰を降ろす。
投げ捨てるように眼鏡を外し首元を緩めると、天井を仰ぎ深く息を吐いた。
ふと、視界が陰りひやりとした指がまぶたにかかった。背後から声がかかる。
「おかえりなさい」
見られていた。もうとうに眠っていると思っていたのに。
気付かない自分も自分だが、どうにもバツが悪い。…彼女相手にそんなことは今更なのだが。
「…冷たい」
緩くまぶたを押さえる指が心地良い。
「洗いものしてたから。何か飲む?」
「いや、いい」
このままで。離れようとする腕に手を添えて止めた。
後でかすかに笑う気配。どうしてこうも醜態ばかり。
自分が今どれだけ情けない顔を晒しているのか想像に難くないが、
触れる手の心地良さに隠す気も失せ、そのままソファに深く沈み込んだ。

つまり自分の前では鉄面皮がちょっとだけ緩むとかいいよね!っていう。

366:彼氏いない歴774年
09/06/25 19:15:09 +JhKTPyJ
>>364-365
最後の一行で済む話を、2レスもかけて延々説明してくれるおまいさんが大好きだ!
萌えたお!

367:彼氏いない歴774年
09/06/26 04:53:10 B1g6SJ3Q
>>364-365
萌え殺す気か!
ばか!
ありがとう!

368:彼氏いない歴774年
09/06/26 09:46:37 AQ3/vtdI
なんかこのスレ、投稿する人にコテとかあったら面白そうw
シリーズならわかるけど、全然違うネタでも「あ、これ書いてた人か」って
わかると、なんか嬉しいというか。

馴れ合いになりそうだから実際難しいと思うけどさ。

369:彼氏いない歴774年
09/06/26 21:48:28 QSMV+C5O
枯れてないおじさんも
枯れた(と思い込んでる)おじさんも
スーツ戦士も
好きです!

ありがとうおまいら!
で、ゲームの発売はいつですか!

370:彼氏いない歴774年
09/06/27 00:28:47 IybKaHKW
キレイなオカマに男として惚れられる妄想がとまらん。


ある日、上司に連れて行ってもらったオカマバーにて。

ママ「あら~、たっくんたらスミにおけないわねえ~
   キレイな女の子ちゃんじゃなーい」
喪 「あ、は、はじめまして」
初めて足を踏み入れる未知なる世界に圧倒されっぱなしで
小さくなってる喪。

上司「あんまりいじめてやるなよー。うちの新人だぞー。夜遊び初だってさ。」
ママ「まー、なんて事いうのよ、私がいつ苛めたって言うのよねえ?」

と喪に相槌を求めるママ。

ママ「じゃあ今日はゴージャスに行くわよお!!」

そういってママは店にいる女(?)達を集めた。

ママ「うちは硬派なお店だからねえ、ノン改造の子しか入れないのよー。
    私のこの美貌だって、生来のものなのよー」

動揺しまくってる喪の前にはズラリと色々なオカマたちが集まった。
いかにもオカマです、というような色物担当な感じの人、超ハデなメイクをした迫力ある美人、中世的な感じの人。

あわわわわ、となってる喪にオカマパワーで翻弄されまくる喪。でも楽しくて
だんだんそのお店の行きつけになる。
お店のみんなとも仲良くなり、いろんな話を交わすようになったある日、
お店を出る喪を外にまで見送りにきてくれたお店の一人が、いきなり喪の手を男の力で握り締め
こう囁いた。

「ねえ、私、あんたの為になら男にもどれるわ。」

そういって二コリと笑った、彼女―彼―、は肉食獣のような顔をしていた。




おそまつー

371:彼氏いない歴774年
09/06/27 05:37:58 2uGrDMX6
>>370
た、たまらん(*´Д`)
男言葉と女言葉が混ざったりするとなお萌える

372:彼氏いない歴774年
09/06/27 15:08:16 4ALpYQDf
>>370
オカマいいね!! 
恋愛ナシでも、オカマと友達になってみたいと常々思っている。

373:彼氏いない歴774年
09/06/27 17:59:40 IgqTvv0f
ファンタジー妄想が止まらないので投下。


チェリ喪ナは旅の魔術師。
他の魔術師とは違い、特殊技能(そこらへんは適当)を持っているため、その筋では知らぬものはいないと言う実力者。
良い条件を出してくれる雇い主を転々としながら世界を旅している。
ある時、ふとしたきっかけでとある地方の領主の護衛を請け負うことになる。


「…初めまして、『雇い主』殿」
領主の館の庭は、本当に手入れをしているのかどうか疑うほど荒れている。
一目見たとき、本当にここが領主の館であり、人が住んでいるのか思わず怪しんでしまうくらいには。
「遠路はるばるようこそ、『魔術師』殿」
鬱蒼と茂る木々の隙間から太陽の光が差し込み、目の前にいる『雇い主』に降り注いでいた。
穏やかな微笑を浮かべるその人の背丈は、どう見ても子供そのもの。
チェリ喪ナは女性の中でも小柄なほうだ。二人の目線はほぼ同じラインにある。
「…失礼ですが、本当に貴方が『雇い主』?」
「えぇ。間違いなく」
『雇い主』は声を立てて笑った。
実年齢は分からないが、酷く大人びた表情で笑う。
どういうわけか、チェリ喪ナはその表情から目が離せなかった。


ここから年上だけど精神的に脆い女を年下にあるまじき包容力で包み込む
年下の妄想が脳内を駆け巡ってます。
だけど年下も年相応の表情を覗かせたりとかも有。
自分の文章力のなさが悔やまれる。





374:彼氏いない歴774年
09/06/27 21:30:06 IybKaHKW
>>371-372
ありがとう。

他にも、一緒に電車に乗ってるときにチカンされてる所を助けてくれて、
チカンしてる男の後ろに回り、チカン男のイチモツをグッとつかむ。
チカン男が、「えっ!こんな可愛い美人ちゃんに逆チカンされてる!?」と
ワクテカしてるところに、チカン男の耳元で「俺の女にテメエなにしてんだ?
このままお前のチン子とタマ、引きちぎってやろうか?」とめっちゃ重低音
ボイスで脅してる妄想とか、
一緒にデパートに洋服買いに言ってる時、「これも似合うと思うわー」
とか言いながら試着室に堂々と入ってきてエッチないたずらされるとか、
無理やり引っ張り出された合コンにちゃっかり参加して、一番人気を
かっさらっていった挙句、「あんなくだらない男達とお話なんかしちゃ
だめでしょう?」(女声)「お仕置きだな」(男声)とトイレでお仕置きHとか。

逆に喪に手を出そうとする男を誘惑して、いい感じになったところで
超重低音ボイスで「テメエ、喪に手を出すんじゃねえよ」とけん制してたり。

と、とまらないです

375:彼氏いない歴774年
09/06/27 23:37:06 Muhcgv2Y
>>374
とまらなくていい…!
女声→男声への切り替えがたまらない
オカマさんに萌える日が来るとは思わなかったよw
かっこいいなあ

376:彼氏いない歴774年
09/06/28 01:01:43 lcDRth8q
>>374
FOOOOOOOOOO!!!
本当止まらないでください(土下座)
いいなーオカマさん・・・

377:彼氏いない歴774年
09/06/28 15:25:40 8egbldL8
>>374
とまらなくていいよ…!激しく萌えた!
おかげで新しいジャンルに目覚めそうだ

378:彼氏いない歴774年
09/06/29 07:28:42 vKSeKmtL
萌えた
本当、新境地だ
少年(or おっさん)の隠れ女装癖を暴いて、隠語言わせて性的に辱める妄想しかしたことなかったわ

379:彼氏いない歴774年
09/06/29 21:18:48 0LLPSrTj
>>286の続き?教官篇
中程度グロ注意

赤い源流が、勢いを失って静かに流れ出る。
枝の折れた生命の木の、それは豊かな樹液だった。
跪き、硬く黒い瞳をそっと閉じてやった。
蝋のような色をした顔に、青白い血管が透けている。
血色を失った、死人の顔色。
私になろうとした女の、安らかな寝顔。
遠い闇の奥に沈み、還らざる魂。
千切れた片足に、肘から下を失った片腕。
ヘリの残骸の赤い炎に、その体の白い膚が映える。
弛緩した首筋と、散らばった黒髪。
紅く染まった、満ち足りて恍惚とした表情。
その微笑んだような唇に、温もりは、もうない。
その唇が私に正義を問うことも、私の名を問うことも、二度と。
待ち伏せたヘリの中で、彼女は私に聞いた。
「中野大尉、―いえ、パク・ヨングァン少佐とお呼びするべきでしょうか」
私は方眉を吊り上げた。
「もっとも名前など、あなたにとっては意味の無いものでしょうが」と。
その通りだった。
どの名前も仮面に過ぎない。
中野千歳。パク・ヨングァン。
日本人の両親から生まれながら、平壌で産声を上げた私の人生は、最初から欺瞞に満ちていた。
真実だったのは、私がこの女を一から育て上げた事だけだった。
「教官」
パク少佐でもなく、中野大尉でもなく。
彼女が好きだった呼び名を、彼女は呼んだ。
愛する男の名を呼ぶように。
そして彼女は呼吸を緩やかに止めていきながら、私はあなたになりたかった、と呟いた。

黒々と葉を伸ばした森が、音を立てて揺れる。
月の無い闇夜。燃えるヘリの残骸。
私が愛した教え子の、聖い血肉。
ブルーグレーのスーツ、スカートから伸びるすらりとした脚。
右腕に巻いた、私と同じモデルの腕時計の夜光指針が光る。
はっきりと映える薄緑の輝き。

時間はない。
私は中型の折り畳みナイフを取り出した。
スカートをナイフで切り裂く。
滑るように布地を分かつ艶消しの刃。
ただの布と化したスカートを、託し上げる。
両脚を押し拡げ、その間に膝をついた。
既に伝染だらけのストッキングを、両手で裂く。
墜落で膝から吹き飛んだ片足は、傷口から黒ずみ、動脈や折れた骨を覗かせていた。
大腿の内側の肉を取ろう。
完全に分解するには時間も道具も圧倒的に足りない。
肩に膝を引っかけるように載せ、残っている方の脚を持ち上げた。
ナイフを白い皮膚に差し込む。


380:彼氏いない歴774年
09/06/29 21:20:42 0LLPSrTj
続き






力を込めると、緩やかに血が溢れて、黒い刃は飲み込まれていく。
中程まで切ると、血にまみれた、脂肪の粒が露出した。
ぐい、と肩に載せた膝を持ち直すと、身体が持ち上がり、虚ろな白い顔が僅かに仰け反った。
まるで息を吐くかのように。
流れ出した赤黒い川は、太股を流れ落ち、地面に吸い込まれていく。
曝された下着がどす黒く血を含んでいく。
鮮やかな赤にぬらりと光る表皮と脂肪を剥いだ。
抉れた大腿に、露出した筋肉。ナイフを差し込むと、ぶちぶちと血管が千切れる感触と、筋繊維の硬さが伝わる。
大腿ごと切り落とせればまだ楽なのだが、現状ではそうもいかない。
女の肉が柔らかいとはいえ、人体の解体自体が大変な労力を要する。
彼女の流した血に太股はベッタリと濡れ、私は汗をかいて知らぬ間に喘いでいた。
ナイフを入れる度に、息が漏れる。
返り血が汗に混じって頬を流れた。
私が肩で息をする度に、彼女の体も波打つ。
わずか微笑んだままの青い顔が、そのたび顎を突き出す。
肉を削ぎ落としながら、私は体の芯から熱が染み出るのを感じた。
興奮、リビドー、アドレナリン、どれもが当てはまらない。
だが、その総てであるとも言える。
昂まりと、まるで何かに満たされたかのような、不思議な感覚。
身体が燃えるような熱さ。
最も愛した教え子の血肉を捌きながら、私はその長い恍惚を味わい続けた。
そうして、どこかで聞いた昔話を思い出した。
男女は昔、一つの体だったという。
しかし神は人間を恐れ、男女を切り離し、不完全にした。
それから人間は、半身を求めてさ迷うようになったという。
天を仰ぐと、頭上でざわざわと木が揺れる。
血の色と臭いにまみれながら、私はいつの間にか笑っていた。

私は半身と真にひとつになることを許されたのだ。
私は今、もっとも満たされた。

切れた大腿の動脈に、唇を寄せて血を啜る。
鉄臭い、独特の味が鼻孔まで突き抜けた。
止まった彼女の時間は、私の中で再び動き出す。
乾いた笑い声が漏れる。
彼女の最後の声も、瞳も、みんな私だけのものだ。
血肉も、魂でさえも。

彼女のジャケットの胸ポケットから、フラッシュメモリを取り出した。
これが生命線になるかもしれない。
あらゆる意味で、彼女は私の前に横たわる血路だった。
そしてそれから、彼女の硬直を始めた腕から腕時計を外す。
私と同じメーカーの、同じモデルの色違い。

381:彼氏いない歴774年
09/06/29 21:22:31 0LLPSrTj
視認性とタフさを最大の長所とするアナログのミリタリー・ダイバーウォッチだった。
私の文字盤は青だが、彼女の文字盤は黒い。
私は自分の腕時計を、そっと彼女の手首に巻いた。
そして、彼女から外した黒い盤面のそれを、自分の手首に巻いた。
それが終わると、私は死んだヘリパイのジャケットを剥ぎ取り、彼女の顔を覆ってやった。
そろそろ行かなければならない。

私は肉を備え付けの救急ボックスの中の、アンプルが入っていたプラスチックバッグに肉を入れた。
それから遺体に敬礼し、市木、さよならと呟いた。

一寸先も見えない暗闇が、目の前に広がっている。



まさに誰得
しかも実際は色々ありえなくてめんご★


382:彼氏いない歴774年
09/06/29 21:25:46 0LLPSrTj
ごめん今ググったら同姓同名の人居たけど偶然です。スマソ

にしても自分の萌えがわかんねぇ

383:彼氏いない歴774年
09/06/29 23:34:54 46rgXnEP
遺骨かじるとかは昔の邦画でよく観るけどなあ。

384:彼氏いない歴774年
09/06/30 02:01:47 QGECzX1m
最近の脳内妄想


大学を卒業してから、住宅街の片隅に開いた喫茶店を1人切り盛りしている喪子。
その店にしょっちゅうやってくる大学時代の知り合いとの、立ちそうで立たない恋愛フラグを楽しむ。

1.
サークルの先輩。
ちょっと背は低めのお洒落さん。
コーヒーとカレーにこだわりのある、天然癒し系。
周りに呆れられる程のぽやぽやだが、ナチュラルに口説いてくるため、油断しているとその手管に落ちそうになる。

2.
大学の先輩。
スポーツをしていたせいか、体格は天下一品。ヨダレ出ちゃいます。
超自信家の俺様で、喪子は俺の事好きだよな?と人前で平然と言い放ってしまうタイプ。
そのくせ、時々乙女チックな行動を起こし、イベントにはプレゼントを欠かさない。
落ち込んでいると、空気を察してドライブに連れ出してくれる。

3.
大学の同級生。
背が高くスタイルがいい。
大学時代から偏屈者で有名。気分屋であり、テンションの振り幅が大きい。
ゲーマー。
恋愛事に超のつく奥手っぷりを発揮し、喫茶店に通う事が精一杯のアピールらしい。

4.
サークルの後輩。
細身の茶髪黒縁眼鏡。低音ボイス。
人好きするタイプで、老若男女問わず友人が多い。
集中力が並大抵ではなく、放っておくといつまでも本に集中してたりする。
喪子に対しては、甘い言葉を連発してくるも、本気かどうか読めない人。

5.
大学の後輩。
クリクリ癖毛の金髪坊や。甘えんボイス。
趣味は、家庭菜園を始めとする家事全般。
時々喪子の店に、ジャムやパンを作って持ってきたりする。
可愛らしい外見に似合わず、非常に男っぽい中身で、時折強引な行動に出る。



日替わりで各人の相手をしたり、お互いを牽制したりするのを眺めて、逆ハーを楽しむ。
ふはははは。たまらん。

385:彼氏いない歴774年
09/06/30 11:32:09 KGtIbgav
>>384
いい!
というか、設定がモロ某5人グループのメンバーにしか思えないんだが…
あなた、もしや…!

386:彼氏いない歴774年
09/06/30 12:25:11 Y5Hv/mTJ
>>379-380
うぉ! 金枝篇的でもあるね(逆転だけど)。
ストイック過ぎる極限シチュエーションが却って隠微だったり。

自分、マニアック本薦めた>>302なんだが、あなたとは好みが似てるようだ(皇国とかw)
酒でも飲みながら色々話してみたい気がするw

387:彼氏いない歴774年
09/06/30 17:36:45 QGECzX1m
>>385

だから『人には言えないような恥ずかしい妄想』なんですよ。

388:彼氏いない歴774年
09/06/30 18:07:47 Y5Hv/mTJ
>>270
亀になったけど、ありがとう。
しかし、この後姫が女王の座に就いて二人が結ばれるまで、さらにあと6年はかかるんだよ!!w
そしてその間に姫の周りには

・育ての親である老将軍とその息子将軍(バツイチおっさん。幼少よりの親父ポジション)
の他に
・姫の暗殺のために兄王子たちの誰かから送り込まれた、名鉄砲鍛冶の弟子(隣国で絶賛弾圧され中の異教信徒)
 暗殺に失敗した後、色恋抜きで姫に心酔。忠実な部下となる。
・ちょっとニンフォマニアのケがある王立図書館のお色気司書、実は古から王国を監視している女系地下教団の密偵
 (勉強一方の姫に女子力を仕込みたがる)
・大海商からの成り上り大蔵大臣(好きな言葉『そのうちなんとかなるだろう』)
・熱血なマッドサイエンティスト(一見クールな鬼畜眼鏡、でも中身は暑苦しい。鬼畜は合ってる)
などなどの人材が集まって来たりするよ \(^o^)/

さて、長いのが申し訳ないので、総まくり気味にまとめ行っちゃうよ。
19歳になった姫は、優秀な側近達に支えられ、軍の参謀を務めるように。 
一方、辺境軍の総指揮官となった男は、辺境における全権を掌握するに到る。
王宮内では、人望と実権を持つようになった姫に対し密かな陰謀が巡らされ、
そのゴタゴタに乗じるように隣国が侵攻を開始。迎え撃つ辺境軍。
男と辺境軍は侵略軍を撃破し、これを機とそのまま独立勢力として行動を起こす。

参謀である姫は、男と辺境軍を王都へ更迭せよ、と父王から命令を受け、王軍と前線に赴く。
しかし、戦い慣れした辺境軍に加え、隣国の伏兵と三つ巴の戦いとなり、王軍はまさかの苦戦を強いられ、
ついには総司令官である兄王子の失態で退却を余儀なくされるハメに。
この際、参謀であるにも関わらず、老将軍と共にしんがりを務めさせられた姫は、戦場で男と再会。
安全な脱出路へと送られ落ち延びる。
(←実は、姫が本営に残されていると聞いて、たまらず指揮官自ら斥候に出て来たとか)

この時の男との会話を父王のスパイに聞かれ、しかも抗議の自害をした母親がいまわの際に
「姫の父親は前国王だしー」
とKYなぶっちゃけをしてくれたおかげで、謀反の首謀者・裏切り者として地下牢に幽閉される姫。
その知らせを聞いた男は、王都に進撃を開始する…

389:彼氏いない歴774年
09/06/30 18:08:48 Y5Hv/mTJ
と、ここまで長々続いてきたこれ全て

①意識は朦朧、泥まみれ・汚れまみれで地下牢から救出された姫を
 30男(ちなみに年齢差は16歳)が無骨な手で、不器用に、優しく、風呂に入れる。
 間で漸く意識を取り戻した姫が、男の手に微かな反応を見せたり、それに対して男も
 ついムラっとしたり葛藤したり―するけどエチーは無いまま

②戴冠式の朝、王宮のテラスで
「あの日から随分と待たせてしまったが、全てが今日より貴女の王国だ、姫…いや女王」
「――『小さな俺の姫君』と」
「え」
「『俺の姫君』とは、もう呼んでくれないのですか」
と小さくつぶやく姫に
「―貴女はもう、女王であらせられるから」
と答える男。
「…では、女王として。私もあなたに受け取って頂きたいものがあります」
「何でしょう?既に恩賞も位階も充分すぎる程にして頂いたが」
「戴冠式の後、あなたの幕舎へお持ちします」

その夜。
王宮の庭に張った天幕で、夜更けてもまだ続く祝宴の音を聞きつつ、一人静かに飲んでいる男のもとへ、
ただ一人で訪れる女王。

「私が差し上げたいものは、『あなたの』小さな姫君。…受け入れて、頂けますか?」

しばしの沈黙に(やっぱり、女としては見てもらえないのか…)と、泣きそうになる、と、
手を捉えられて男の膝の上に引き倒され抱きすくめられ
「俺などで良いのか」
「…あなたでなければ」
で、ようやく二人は結ばれる――というベタで恥ずかしいシチュ・展開のための
前フリというかお膳立てというか前戯…もとい前菜であるという………_| ̄|○il||li

そして武骨で勇猛で、荒くれ達を率いる男が、ベッドではやや臆病なくらい、壊れ物を扱うように、
ものすごく繊細で優しかったりするといいよ!!


…結局ギャップ萌えだらけのの水泳大か…もとい大河妄想ドラマ、という事ナリか………
_| ̄|○il||li モウオトナシクショウセツニデモスベイカノゥ…

390:彼氏いない歴774年
09/06/30 19:23:55 5dFUkrnO
>>388-389
最上級に萌えた。ギャップ萌えだらけ最高(*´д`)
ベタな展開というのは言い換えれば王道なんだよ!ベタな展開好きとしてはたまらん。
小説になったら是非売ってください。言い値で買います。

391:彼氏いない歴774年
09/06/30 23:14:50 jHSI9LEz
版権妄想ですまないが。
はまった作品で最近は逆トリップ妄想をしている。
今は12世紀の中近東で暗殺者やってる白い人をよく現代日本に召還している。
あらすじはこんなん。

喪子はゲームが趣味の一人暮らしのさえない社会人。
PS3の念願のアクションゲーを手に入れてwktkしながらそれを起動させると不思議な光が部屋を包んで略。
自分の部屋の中に唐突に現れた屈強な体躯の怪しげな男。
男にダガーを喉元に当てられてgkbrしつつも、喪子は鍛えられた妄想力とオタ知識で瞬時にこの状況を理解した。

(ペロッ…これは…逆トリップ!!)

目の前の殺気立つ男は、今まさに喪子がプレイしようとしていたゲームの主人公のアサシン。
アサシンは喪子へダガーを突きつけながら、何事かを問いかけているようだが、男の言葉は日本語でもなければ英語でもない。
何を喋っているのかわからず、動揺のあまり喪子は口をパクパクさせることしかできなかった。
そんな様子をみて埒があかないと悟ったのか、アサシンは喪子を突き飛ばすと身を翻し部屋の外へと出ようとする。
そんな怪しげな格好で外にでるのはまずい、と必死でアサシンを止める喪子。
殴り殴られの末に、なんとかアサシンを引き止めるとこに成功した喪子は、冷たいお水とカントリーマームをアサシンに差し出し、食べるように促す。
警戒しつつも一服するアサシンを横目に、喪子は殴られた箇所を冷やしながらネットでアサシンの居た時代と言語を調べる。

392:彼氏いない歴774年
09/06/30 23:15:45 jHSI9LEz
続き。

ゲームの舞台は12世紀の大シリア。…大まか過ぎて言語の特定ができない。
とりあえずアラビア語あたり、と適当に目星をつけて喪子はダッシュで近所の本屋へ走る。
アラビア語辞典を小脇に抱えて部屋にもどると、アサシンはまだおとなしくカントリーマームを食べていた。
文法はわからにので、必要な単語を辞書でひきながらまず自己紹介をする喪子。
一生懸命に喋るが、発音が間違っているのかアサシンは怪訝な顔をするばかりでろくなコミュニケーションがとれない。
なんとか自分の名前だけを理解してもらうが、喪子はこれからのことが不安だった…。

その後はアサシンの服を調達するために初めてメンズものの服や下着を買う喪子や、
喪子同伴の外出先で街中を縦横無尽にパルクールするアサシンに喪子があばばばしたり、
少しずつ、喪子はアラビア語を、アサシンは日本語を覚えてきてコミュの幅が広がってきたり、
お金の使い方や、現代で人殺しはダメ、絶対を解ってもらったり
アサシンがホームシックにかかったり、
彼の無国籍問題に頭を抱えたり、なんとか元の世界に帰してあげられないかと喪子が奮闘したり…
の楽しくも頭の痛い共同生活を妄想している。
ちなみにラブはない。

393:彼氏いない歴774年
09/07/01 03:07:59 F9FhDqV0
「義理兄に甘やかされ隊」的妄想

喪子は他界した父親似の平凡顔で、リアリストの苦労性な少女
バイタリティー溢れる、やり手女史の母に女手一つで育て上げられた

母子家庭の苦労はあるがそれなりに楽しい生活を送っていた
ある日の事、母親に紹介したい人がいるといわれ
おお、母もやっと恋をする余裕も出来たかと、安堵しお食事会に

お相手は、よく耳にする大きな会社の創業者一族の人
ええ!!何処で捕まえたのとビックリするも、まあ本人達がいいならと了承
しかしまあ、漫画のような展開だと思いながらも和やかなムードが漂う中
ウキウキしている義父に「後で喪子ちゃんの兄になる奴等も来るからね」と言われる

楽しみですと返しながら、漫画みたいに美形な兄弟が出てくるわけじゃあるまいな
そんで「再婚認めん、お前も義妹と認めん」とか言われるんじゃあるまいなと
内心不安になりながら待っていると、テーブルに近づいてくる足音

「送れてごめんよ父さん、お?そこにいるのが相手と……娘さん!?」
「……妹もできるのか!?」

遅れてやってきたのは、この父ありで、この息子達ありの美形兄弟
爽やかそうな長男と、多少目つきが悪いがどこかのんびりしている口調の次男
二人ともどうにも「義妹」の存在に何か思うところあるようだ
まさか、本当に「認めない」とか言われるのか、それはちょっとと考えていると
二人の兄弟は、父親の肩にポンポンと手を置き片手で親指を立てるポーズをした

「「Good job!」」
「だろ!!だろ!!こんな美人の嫁に、義理だが我が一族初の娘、父さん凄いだろ」
「やっとか、やっと家にも女の子が、妹とか良い響きだな」
「……俺が兄になるんだな……爺ちゃんも喜ぶな」
「パパ、お嫁さんと、娘のために頑張っちゃうぞー!!」

急なテンションにビックリする喪子、苦笑いの母親、盛り上がる男性陣
その日は分かれるギリギリまで、構い倒され、家につく頃にはぐったりだった

帰宅後の母子プチ家族会議で、母に馴れ初めやら、彼等の反応やらを話される
何でも結構前から付き合っていたとのこと、いい年だし再婚は戸惑っていたこと
年頃の子供もいる事だし……っとなった時に「娘はどう思うかしら」と口走ったら
相手の反応が珍しかったと、何度も「娘?」「え、男じゃなくて?」「娘さん?」等と

彼には息子が二人と聞いていたけど、そういえば自分の方は性別聞かれなかったなと
思い立ち、正確に「娘が一人居ます」と伝えたそうだ
そこから、彼は前より積極的に再婚を考えるようになり、自分も娘の存在を厭わないで
むしろ迎え入れてくれるようならと、今回の事に踏み切ったらしい
勿論、ラブラブだからと言うのもあるのよと確り惚気た母

「はしゃぐ気持ちも分るわ、今回の縁で、喪子って藻乃塚家歴代の中で初めての娘らしいのよ」
「はぁ?……娘って言っても、義理だよ、義理、しかも平凡なさ」
「義理でも初めての藻乃塚の娘、藻乃塚家には娘に縁が無いらしいわ、見事な男系だって」
「それは、授かりものだし……少しくらいは」
「ううん、少しも居ないの、年始の親族会議でもお嫁さん達以外は、老いも若きも男」

今回の事で、藻乃塚の皆さん大変な盛り上がりみたいっと笑う母
いや「認めない!!」とか「平民が!!」とか言われるよりもマシだよな……
喪子はそんなことを考えながら、その日は眠りにつくのだった

後々、ある意味そっちの方が大変だったということを知ることになるのだが。

(続きます)

394:彼氏いない歴774年
09/07/01 03:14:40 F9FhDqV0

>>393の続きです)

母と義父が正式に籍を入れて、喪子も藻乃塚家の一員となってから、喪子たち母子は
藻乃塚のお家に住むことになった、までは良かったのだが……
兄達のテンションの高さに、おまけに御付までついてしまって
喪子としては「漫画じゃあるまいし」と思うほどの環境の変化なのだ

だいたい、兄達もそうなのだが、御付として紹介された青年もまた強烈
藻乃塚の家にきて一晩越えた朝の事、今日からお仕えしますと来た青年は何から何まで
手伝おうとしたのだ、ほんと何から何までもだ、現に今も

「喪子様、おみ足を此方に、靴を……」
「じっ、自分で履けます!!何で貴女の膝を台に履かせて貰う必要が!!」
「私めは喪子様のお手を煩わせたく無いのです、喪子様の快適が私の幸せ」

そうですか、どMですか、とは言えない……しかし、何故こうもぽっと出の娘に出来るのか
仕事だから仕方ないんだろうけど、お金持ちって分らん
部屋の隅ではあらかた支度が終わったので、入ってもらった兄達が此方を眺めている

「そんな事言って、喪子ちゃんの足を触ろうだなんて、俺だってしてないのに」
「……兄貴、それちょっと変態……でも、喪子はあんまり構ってくれない、今朝も締め出すし」
「あれは、お兄様達が寝顔を眺めてて……ってお兄様!!どっどうしたの!!」

何故か反論したら、二人ともグッと詰まって胸やら顔やらを手で押さえている
どうしたんだろうか、二人とも病弱なのかもしれないと慌てたら、呟く声が

「お兄様って言った……喪子ちゃん、お兄様って言ったぞ、向原、今のは録音したかい?」
「しかと録音致しました、先日の『兄さん』に続き、初『お兄様』記念です、なんとも可愛らしい」
「……お兄様もいいな……いや、兄貴もお兄ちゃんも捨てがたい、どう思う藤堂」
「そうですね、僕としてはお兄ちゃんが良いと思います、喪子様もまだ十六ですし」
「私は名前にちゃん呼びもいいと思われます、兄君様方」
「「ああ、それもいいな」」

ご自分の御付達と何だか怖いことで盛り上がっている、おまけに私の御付も会話に混ざってる
兄達を見ると、自分に付いていてくれる彼の態度が、当たり前なのだろうかと錯覚しそうだ

上下新調した制服、ブランド物でウン万円もする高級制服、因みに下の兄も制服だ
今日から通うのは私立の幼稚舎から大学院まである名門、此処まで来ると極まれりって感じだ
シンデレラも真っ青な生活の一新、おまけに美形の兄と側近付きと来れば、
人生って分らないものである

「向原、今日は大学サボって喪子ちゃんのクラスで参観しようと思うんだよね」
「それは良い考えでございます、喪子様が心地よく過ごせるように目を光らせなくては」
「……藤堂、俺の教室喪子の教室のそばにならない?」
「では、学園の理事に電話を入れてみましょう、喪子様のお近くに居たいですからね」
「喪子様、私目は常にお傍に控えております、授業中でも何なりとお申し付けください」

「皆様……ご冗談はほどほどに」

「「「「「本気(だ)(です)(でございます)」」」」」

常識を飛び越えたお金持ち学校イベントを楽しみ
女の子達とのひと悶着で、望まずしてお姉様の地位を勝ち取ってしまったり
和風美形に婚約を申し込まれお兄様がブチ切れたりと、シンデレラライフを満喫します

お兄様たちが兄妹愛と、男女間内の愛情に悩んで暴走したり
御付さんたちが、大事なおひい様を汚したくないながらも、気持ちが抑えられなかったりと
恋愛モードも妄想中です

395:彼氏いない歴774年
09/07/01 03:55:35 R3uHXAC4
>>388-389
予約させてください

396:彼氏いない歴774年
09/07/01 10:40:18 V3ma8b4L
>>393-394
いいなー!!!
長男ください

397:彼氏いない歴774年
09/07/01 14:03:14 1zmQhEiq
乙女ゲ作るメーカーは、ぜひこのスレを参考にしてくれないだろうか

自分の妄想
とりあえず、罵られながら口説かれてみたい

「だからさ、おまえみたいな女嫁にもらってやろうなんて物好き、俺しかいねえんだよ」
「とっとと覚悟決めろよ、めんどくさい女だな」
「ぎゃあぎゃあわめくんじゃねえよ、脱がせなきゃできねえだろうが」
「声出せよ。何?それとももっと激しくしてほしいの?」
「…ああ、もう、いいかげん泣きやめよ。あきらめろって、もうおまえは俺のもんなんだから」
「…無駄だって。おまえなんか他の男が相手にすると思ってんの?」
「まあ、そんな奴いたとしても、俺がつぶすし意味ないんだけど」
「何、やっとわかった?…そうそう、おまえなんか一生俺の言うとおりにしてりゃいいんだよ」


これってツンデレ?ヤンデレ?
どっちにしても趣味悪すぎる自分\(^o^)/

398:彼氏いない歴774年
09/07/01 14:27:11 IziCvrBz
気が強くてやせ型27歳くらいのキツネ顔イケメンが、ガチムチで従順な感じの22歳くらいのタヌキ顔イケメンにフェラしてしまい、ためらいながらもはまってしまう。
そして2人はゲイカップルになる。

399:彼氏いない歴774年
09/07/01 15:01:20 YLDrUSQJ
戦国の武将とか大名とか着物+堅物+奥手系がたまらんと思う次第でござる。

なんやかんやと起こって過去へトリップした喪代。
家なし金なしで路地で倒れてたところを、
そこを治める武士が「おいおいいつからこの土地は浮浪者が出るような治安になっちまったんだ」
と思いつつ拾い上げ、屋敷で介抱。目を覚ましたところ、事情を聞かれ、戸惑う喪代。
何も答えない喪代に「さては他領土の曲者か?」と疑いつつ、監視のためにも手元に置くことに。
喪代には疑っていることは隠して、家もなくて大変だろうから~な理由で置いてあげると告げる。

初めての戦国の時代にあわあわしながら、掃除や洗濯で尽くす喪代。
武士は他領土の侵略を防ぎつつ、自領土の経済治安なども安定させているすごい人なので、
その人に面倒見てもらってる喪代にも町の人や仕えている人はすごく優しい。
どうにか生活に慣れて自然と笑うことも増えてきた喪代に、
武士は「全然曲者な雰囲気ないんだけど……」と戸惑いながら段々気になってくる。

部下(男)が喪代と楽しそうに話していると仕事命じたり喪代を呼んだりでさりげなく引き離し、
なるべく自分の傍に置くようにし始める武士。
今まで色恋の噂もなくて後継ぎを心配されてた武士なので、町の人も部下も応援モードに入る。
喪代もこの時代で初めて優しくしてくれた人なので、武士のことが好き。
周りのおぜん立てもあって急激に距離を詰めていく武士と喪代。
やがて喪代が未来から来たことも武士に知られ、元いた時代や家族の話をして、
どうして来たのか分からないし、未来へ戻る方法も分からないと悲しそうに言う喪代に、
武士は「それならずっとここにいればいい。寿命が来るまで私がお前を守る」と宣言。
(この台詞に夫婦になろう的な意味はない。本当に守って傍にいてやるってだけの意味)

そんなある日の夜更け、風呂から自分の部屋に戻ろうとしていた喪代が、
縁側で月を眺めていた武士とばったり出くわす。自然な流れでちょっとお話することに。
武士は「おいおい夜更けに思い人と二人きりとか何これ」と内心動揺しつつ顔は真面目なまま。
領土の理想を話したり、掃除洗濯ありがとうと言ってみたり色々話してる時に、
不意に喪代が「そういえば、お誕生日はいつなんでしょう」と言い出す。
自分の時代では人は何歳になっても毎年誕生日を祝って贈物をするものでした、と語る喪代。

「なにか欲しいものはありますか? 私にできるものなら、何でも作りますし、やりますよ」
「……こが」
「え?」
「お前との子が、欲しい」

と武士は色んな段階すっ飛ばして思わず真顔で目を見つめて口走っちゃって、
喪代が数秒固まって一気に真っ赤になった時に武士も自分が何を言ったか気づいて、
内心「うわあああああ」ってなりながら立ち上がって「すまん忘れろ!」と言い放って逃げると。
喪代はどきどきしつつ、自分に自信もないので「たぶん酔って前後不覚になってたんだ」と認識。
翌日普段通り接すると、武士「あれ……もしかして自分全然意識されてない?」と不安になって、
また色んな段階すっ飛ばしたことしでかしたり嫉妬が激しくなったりする。

なーんてななーんてな!

400:彼氏いない歴774年
09/07/01 16:32:04 FTWCSrlS
>>399
けしからんもっとやれ

401:彼氏いない歴774年
09/07/01 18:18:18 RDKZx3+W
>>399
堅物ほどスイッチ入ると…というお約束ですねわかります
さあ早く続きを書く作業に戻るんだ

402:彼氏いない歴774年
09/07/01 19:55:44 s3lkIKf7
>>393
>>394
ワッフーワッフー
早く続きを書くんだ!
学校編とかお願いします!

403:彼氏いない歴774年
09/07/01 20:19:51 /L5dnSEr
戦国武将はどうしても歴女(笑)や腐女子(笑)のイメージが…

404:彼氏いない歴774年
09/07/01 20:53:18 CxJ7p4Yg
>>399
言い値で買う

405:彼氏いない歴774年
09/07/01 21:01:02 Ffh8QqZg
>>187-188 >>255-256 >>388-389

よかったよー。
才能あるよ。
キモくないから。
ラノベ大賞みたいのに出してみなよ。

世の中のアニメや小説なんて、全部妄想。
それが子ども向けかじじばば向けかだけの違い。


406:彼氏いない歴774年
09/07/01 21:44:19 9mCNGYoS
 自分が凄いのではなく、ちょっとカオスな世界で一般人しているシチュエーションも結構好き。
 だからほとんど会話のみ。だってアクションらしいアクションないもん。


 相方と二人でテレビを見ていると、ポニョのCMが流れ出した。

男「ね~」
女「何さ?」
男「ポニョってさぁ…はっきり言って、きもい」
女「まぁね~」
男「あの人面魚、一体何なのさ? しかも魚でしょ、たくさん卵産むでしょ。あんなのがうじゃうじゃ出てくるなんて考えただけでも鳥肌が立つよ。
  あんなのを食卓に出されたら何も言わずに席を立つね」
女「食べる前提かよ!」
男「いや、食べないってば」

 場面が変わり、今度は叶姉妹が映し出される。相変わらずけばけばしい。

男「それとさぁ」
女「今度は何?」
男「叶姉妹もさ、はっきり言って、きもい」
女「まぁ…ね」
男「あの姉妹、一体何なのさ? 『豪華さ』ってものを全く理解してないよ、金をかけるのが贅沢じゃないってば。あんなのがうじゃうじゃ出てくるなんて考えただけでも鳥肌が立つよ。
  あんなのを食卓に出されたら何も言わずに席を立つね」
女「やっぱり食べる前提かよ!」
男「いや、だから食べないってば。僕は今はやりの草食系なの」

女「しかし…草食系だの何だのと…、結局メディアが作り出したあおり文句だろ?
  そう思うと、なんだか聞いてて面白くないんだが」
男「まあそう言わない。彼らだって自分らがこの先生きのこる為に必死なの。
  それに悪い事ばかりじゃない、時代に合わせた商品が開発される事は僕らにとってもメリットだしね。
  そういえば、この間ビオランテのステーキを食べてきたよ。
  今人気ですぐになくなっちゃうんだけど、早めに行ったら何とかありつけた」
女「…旨いのか?」
男「とても」
女「…流行ってるのか?」
男「不況下にある外食産業が持ち直すかもしれないと言われる程度には」

407:彼氏いない歴774年
09/07/01 22:19:06 dLJLoo+V
>>386
その節はありがとう。
いま本読んでるよ。
食人は性的な幻想を帯びるとか書いてあってちょっと安心したwww
金枝篇は知らなかったけど、面白そうだね。
私からあなたへは宗像教授伝奇孝とか北神伝奇をオススメしておく。知ってたらめんご

そしてこんな作品に嬉しい感想すみませんべい
いつかサイトを見つけたら気軽に声かけてちょー

408:彼氏いない歴774年
09/07/01 23:52:56 F9FhDqV0

>>393-394 の義兄が出来る話を書いた者です

>>396さんの長男コールと
>>402さんのワッフーありがとうございます

以下、学校になれました、出来た友達は……編です


青空が綺麗だ、そんな事をしみじみ思う……普通が一番

「秋刀魚とかさー、総菜屋のから揚げとかイイよね」
「だよなーコンビニのサイドメニューとか食いたいよなァ」

空中庭園という言葉がピッタリの屋上、その端の端で二人溜息を吐く
隣に座るのは、見た目だけは、いかにもお坊ちゃまっぽい和風美形
まあ、血筋もやんごとなきお家柄で、資産家の家系でもあるが、中身は意外と私に近い

「だいたい、この学校って金掛かり過ぎ、何この屋上、青春っぽくねぇ!」
「見事なゴージャスさだよねぇ……隅っこに居ても落ち着かないね」
「藻乃塚家が寄付しすぎてんだよ、お前の転入の時にもゴッソリ寄付したって話だし」
「イヤイヤ東條ん家だって凄いんでしょ、東條家寄贈って結構見たよ」

「「……はあ」」

「……みかん食べる?お母さんがくれたんだ」
「ああ、この変に、何々地方、何々産、何々農法ってオーラが全く無いところが良いな」
「うん、落ち着くよねー」

親の再婚で、シンデレラの如く藻乃塚の娘になった私に
駆け落ちしてた両親が他界し、東條の跡目と祖父に引き取られた彼
実際、学校では結構浮いている私達は、まあ同じクラスということもあり仲良くなった
よくよく話してみたら、お祖父様達は大親友なんて繋がりもあったり

「しかし、なんでこんな逃げる羽目に……お前の兄貴達どうにかしろ」
「じゃあ、お祖父様たちどうにかしてよ、私達が許婚って、平凡思考のサラブレットが出来るよ」
「なんつー次期に、なんつー組み合わせ、俺頭が痛い、お前の兄貴超怖い」
「それはゴメン……って言うか、私もあの暴走思考を止められる自信がなっ……!!」

慌てて口をふさぐ、目で隣に合図しそっと頭を低くする
此処数ヶ月、一緒に暮らすようになって彼等の足音やら気配は何となく分るようになった
嫌じゃない……ないけれども、人間、いくら美形といえども構い倒されると疲れるのだ

おまけに今は、昨晩、祖父達が勝手に決めた、私と隣の彼を許婚にしちゃおうぜ発言で大騒動
今朝方、事の次第を話し合うために、彼と教室で言葉を交わした瞬間にお兄様達大暴走
いま、学校で追いかけっこしていたりします……私達は、何もしてないのに

母さん、上品な革靴の音が聞こえます、ピンチです……主に隣の彼が。


(続きます)

409:彼氏いない歴774年
09/07/01 23:54:25 vKCFJ+X+
>>399
もえた…

410:彼氏いない歴774年
09/07/01 23:55:42 F9FhDqV0

>>408の続き)


人気の無い屋上、空中庭園といえる程美しい其処に足音が響く

「喪子ちゃん、お兄様はね怒ってないんだ……ああ、東條の青二才、貴様は許さん!」
「……喪子、出ておいで、何もしないから………喪子には」

無茶苦茶怒ってるじゃないですか!!むしろ、何かする気満々ですよ
隣を眺めると、その和風美形な顔を歪ませ苦悩する類友が一人、ああ苦労性
何も悪いことしてないのに詰め寄られるのは理不尽だ、此処は一つ私がと立ち上がる

「お兄様……許婚はお祖父様たちが言ったことでしょ、だから……」
「そうだね、でもね喪子ちゃん、男には殺らなきゃならない時があるんだよ」
「……なんか最近、東條孫と仲良いから、おまけに許婚とか……これはもう綺麗にしないと」

早速、意味が分からなくなってきた
なんか、許婚の理由から離れてきている、理不尽極まりない

「で、でも、彼だって私の許婚とか望んでないし、こんな急な話だし」
「なに!?喪子ちゃんをお嫁さんに出来るのに望んでないとか、失礼すぎるな」
「……それもムカつくな……やはり、片付けるか?」

いや、結局どっちにしろって言うんだ
そんな事を考えていると、とりあえずこっちにおいでと大兄様に手を引かれた…
ハズだったが、私の体は反対方向へ引かれる、腕の中から見上げると吹っ切ったような類友

「嫌じゃない……東條と藻乃塚じゃなくって、お前と俺って考えるなら、嫌じゃない」
「え?…ちょっと、急にどうしたの?」
「そこの二人「義兄」でも「男」だ……俺、今お前が抱き付かれそうなのがすげー不快だった」
「ちょっと……え?」
「俺『東條』になったワケだし、許婚だし……『藻乃塚』の男にも勝てる可能性あるよな」

耳元にリップ音が聞こえる、案外響いたそれは頬に触れた唇から出たもの
目の前では固まる兄二人、数秒後には、天を裂くような悲鳴のようで怒りのような叫び
何だか覚醒してしまった友人……許婚の腕の中で、本日何度目かの溜息を吐くのだった


平民感覚が備わっている許婚殿、一緒に冷凍物サンマ焼いて食べたりします
あまり、学校編っぽくないですが、兄達は許婚の存在に危機感を持ち
兄の仮面がポロリと外れ始めたり、自分から外しちゃったりするようになります

411:彼氏いない歴774年
09/07/01 23:56:44 R3uHXAC4
>>
正座してwktk(AA略

412:彼氏いない歴774年
09/07/02 00:24:01 zjT7G4zb
>>410
うわあ…!!!
そのシチュとそんなクラスメート下さい
がむばれ!クラスメート

413:彼氏いない歴774年
09/07/02 01:24:20 gnv7/XZu
>>410
その発想力くださいw


就職が決まり、収入が安定してきたので実家を出て一人暮らしをし始めた喪子
住んでいる小さいアパートのすぐ側には広めの公園があって、
天気のいい休日なんかはそこで音楽を聴きながら読書したりして過ごしていた
ある休日、いつもの如く公園のベンチでヘッドホンしながらぼんやりしていると
不意に足元に小型犬がやってきて、前足をベンチにかけて“乗せて”とせがんできた
その犬種が自分が実家で飼っていたものと同じだったのでちょっと嬉しくなり、
喪子は慣れた手付きで犬を抱き上げベンチに乗せて座らせ、頭を撫でてやる
しかしこの犬、実家のと同じ犬種とはいえなんか見覚えがあるなぁ…と思いつつ、
ふと見ると首輪をしていたので、どこかに飼い主が居るんだろうと辺りを見渡す
するとちょうどこちらへ駆けてくる人の姿が目に入ってきた
その姿が近付くにつれ、喪子は思わず間抜けに口がぽかんと開いてしまう
「すみません、いきなり逃げ出すもんやから~」
顔も似てるし関西弁だし間違ない、その犬の飼い主は紛れもなく
今自分がしているヘッドホンから流れている歌を歌っているボーカリストだった
道理で犬にも見覚えがあったんだ、彼のペットの写真はファンクラブの会報なんかで見たことがあったのだ

(無駄に続きます)

414:彼氏いない歴774年
09/07/02 01:50:48 gnv7/XZu
(>>413続き)

目深にニット帽を被り、太いフレームの眼鏡の姿はバックステージ写真とかでよく見る彼の格好だ
確信したものの、驚きと急激な緊張で「○○さんですよね!?」なんてことはとても言えず、
ついまじまじと彼をガン見してしまう喪子
彼「すみませんね~なんかいたずらしませんでしたか?」
喪「あ……いや、全然! 可愛いですね」
彼「でしょう?w まぁ名前は可愛くないんですけど」
喪「なんて名前なんですか?」
彼「□□っての」
喪「(超知ってるわwww)うわぁwなんでまたそんな名前にw女の子なのにw」
彼「あれ? メスだってわかります?」
喪「(あっ、しまった!)あ、いや……実家で同じ犬種のオスを飼ってるんですけど、
やっぱオスとは顔が違うなぁと思って(苦しい…)」
彼「えー!マジですか!偶然やねぇ!」
私「(あれ?意外に食い付いた……)あはは、そうですね~」

そんな感じで犬トークに火がつき、気が付けば夕方に
喪子は結局最後まで彼に「大ファンです」の一言も言えず終い
彼は自分がミュージシャンだと気付かれてないと思い込んだままその日は別れる


……とかそんなような妄想を高校生の時よくしたもんですw
長くなっちゃったので後日編とかは省略。
因みにそのボーカリストとうちの犬が同じ犬種というのは本当。
ヒント盛り沢山すぎるからわかる人にはわかってしまうかもしれないwww

415:彼氏いない歴774年
09/07/02 02:07:03 +RO6hWmy
>>408,410
なんか「笑う大天使」を思い出しつつ覚醒したクラスメート応援

416:彼氏いない歴774年
09/07/02 03:13:35 3Bli4TI0
昔から機械とか乗り物が大好きだったから、よくトランスフォーマーみたいな妄想をする。
バイクやパソコンでもするけど一番するのはやっぱり自動車。


喪子はようやく貯めた貯金で中古車を購入する。
少し古い車だったけど、喪子には可愛らしく思えたし、なにより自分の働いた給料で車を買ったことが誇らしかった。
週末は車をピカピカに磨いてラジオを聞きながら出掛けるのが習慣になる。
そんなある日、憧れていた先輩に彼女がいることを知った喪子は会社帰りの信号を待っている途中泣き出してしまう。
「こんな喪女の私なんか…」と泣きじゃくる喪子の耳に飛び込んできたのは「I was born to love you」。
ラジオなんかつけていないのに、と驚く喪子をよそに流れ続ける歌。
歌が終わると「僕は あなたが 好き」とぎこちない機械音声が。
よくわからないがどうやら九十九神的なものらしい。

その後も変わらず喪子は車を可愛がり、毎週末洗車をしてドライブに出かけたりする。
そのうち喪子にも恋人ができ、車は雰囲気に応じて然り気無くBGMをかけてくれたり、
デートの終わりが近づくと鍵をロックしたりと車なりに気を使ってくれる。
そんなある日喪子はドライブの帰宅途中土砂崩れに巻き込まれてしまう。
意識が戻るとあたりは真っ暗で電波も通じない。
途方にくれる喪子に車が語りかける。
自分は喪子が引き取ってくれなかったらスクラップになっていたこと、毎週末欠かさず磨いてくれたのが嬉しかったこと、恋人ができたのは嬉しかったけど少し嫉妬したこと。
ぽつぽつと語ると「僕が喪子を助ける。僕はポンコツだからきっと壊れてしまうけど悲しまないでね。君が泣くのが一番悲しい」続けた。
驚く喪子をよそに車はクラクションを鳴らしたりなんとかタイヤを動かそうとする。
喪子は必死に止めるけど車はそれを無視して動き続ける。
暫くするとクラクションに気づいたレスキュー隊が喪子を助け出す。
車に近寄ろうとする喪子を救急車に乗せるレスキュー隊員。
泣くことしかできない喪子の耳に届いたのは途切れ途切れの「I was born to love you」だった。


一切話さない機械も好きだけど九十九神系も好きだなあ。
とりあえずバンブルビーがイメージにぴったりで笑った。

417:彼氏いない歴774年
09/07/02 03:43:27 i0JzTRqm
>>406
なんか好きだ、この二人
肉食ってんじゃねえ草食男子w


418:彼氏いない歴774年
09/07/02 05:03:28 cyLGzAMW
>>415
自分もだ!森で冷凍魚焼いて好感度うpイベントとか想像しながら
なんか笑ってた

>>416
なんかいいなぁ……選曲も好み。
面白い想像だね


みんなすごいなぁってここに来ると思う
こっそり脳内でイベント付け加えたりして楽しませてもらってるよ
もっとやれ!

419:彼氏いない歴774年
09/07/02 08:32:15 3dGuRzug
私は今エア彼氏と脳内同棲中。でも最近、エア後輩に惚れられてしまって困ってる。

昨日もエア後輩に誘われて、エア後輩の家に飲みに行った。
最初は数人で楽しく飲んでたんだけど、途中でみんなコンビニ行くって出ていって、エア後輩と二人っきりに。
一緒にTV見てたら、いきなり後ろから抱きしめられた。
私「///…みんな帰ってくるよ?」
エア後輩「あいつらもう帰りましたよ」
私「え?」
エア後輩「なんか気ぃ遣ったみたいで」
…どうやらみんなエア後輩の気持ちを知ってたらしく、仕組まれたらしい。
私「じ、じゃあ私も…」
エア後輩「先輩、キスしていいですか?」
私「えっ…いや…あの、」
エア後輩「もう我慢できないです」
強引に激しいキスをされて、そのまま押し倒されて身体を触られた。
「だめ…」って言ったらやめてくれたけど…「諦めませんから」って宣言されたよ。

…あー、エア彼氏に罪悪感だー。

420:彼氏いない歴774年
09/07/02 21:00:34 L3865c6F
>>415
笑う大天使知ってる人いて嬉しくなった

類友頑張れ!兄達の追随を振り切り二人でサイゼリヤ(ファミレス)とかに行くんだ!

421:彼氏いない歴774年
09/07/02 22:08:40 cyLGzAMW
>>420
よく考えたら
アニキとかおつきのとか重なるね

422:彼氏いない歴774年
09/07/02 23:14:20 tpB2DDkU
>>393-394と>>>>408-410 やらの話を書いた者です
感想をいっぱい頂けて嬉しいです

笑う大天使って言うのは読んだ事が無いのですが、
皆さんの話を聞く限り少し気になったり、読んで見ようかと思います
学校やお金持ちのイメージはホスト部という漫画だったりします

またもや、妄想追加です
以下↓、今度はライバル?が来ました…編です


お金持ちの学校が考えることは分らない
つくづくそう思うのは、三つ子の魂百までと私が根っからの庶民だからだろう

「貸切……普通の美術館ならまだしも、此処って国内最大の」
「いい、最後まで言うな、もうなんか感覚が麻痺しそうだ、いや、もう麻痺してるか」
「……ほら、今日は一年生だけだし、お兄様達は来ないから、その辺りは気が楽……」

ばっと周囲を見回す、平和な中庭だ、とりあえず居そうな気配はないので一安心
隣では苦笑いしている類友、頬にキス事件から、ますますお兄様からは目の敵にされている
たまにそう言った空気は流れるが、それについて距離を置いたりと言う事は無い
気恥ずかしさもあるが、やはり親近感は抜けず、丁度良い距離を保っている

今回は一日美術館を見て周り、それについてレポートを書くといったものだ
令息、令嬢の社交的知識を上げ円滑な対話の為にらしい……美術の授業の一部とかじゃないのか
とりあえずとパンフレットを覗き込み、何処から回るか相談する

「喪子は何処からが良いんだ、俺はそれに付き合うぜ」
「えーっとじゃあ、西館にする?硝子細工とか良く分んないけど綺麗だとおも……」

「ふん、義理とはいえ藻乃塚の娘ともあろう者が……知識と品性は変えられんものだな」

後ろから掛けられた声にビックリして振り返る、其処に立っていたのは……

「……ねえ、あの人誰?」
「……知らねぇ、他のクラスの奴じゃねぇの?」
「なっ、僕を知らないのか藻乃塚!!東條、君は高校入学時から学園に居るだろうが!!」
「「知らない」」

がーんと言う文字が似合いそうなほどに肩を落としている
ハーフなのだろうか、明るい色の髪がフワフワしている、どこか猫を思わせる美青年だ
だが、申し訳ないことだが彼のことをまったく知らなかったりする

「東乃院である僕を知らないなんて、藻乃塚に知られてないなんて……」
「……ぜんぜん知らないけど、とりあえずゴメンネ」
「悪かったよ、俺、興味ないことにトコトン無知だから」
「お前等、それ謝ってると思ってるのか……良い度胸だ、喧嘩売ってるだろ」

「「いや、ぜんぜん」」
「声をそろえて言うな!!余計頭にくる!!」

もういい、お前等其処に座れと、中庭のベンチを指差される
見学しなくって良いのかなとは思ったが、怒りで我を忘れている猫系青年に押し切られ
二人で顔を見合わせて、ため息を吐いた後、言われたとおりにベンチに座ったのだった
まだお昼前だし、後でも見て回れるよね……

(続きます)

423:彼氏いない歴774年
09/07/02 23:20:55 tpB2DDkU

>>422の続き)


「藻乃塚と東乃院と言ったら、古の時代からそれこそ様々な場面で権力を二分してきた」
「あぁ……そういえば、藻乃塚の産業とぶつかってる家があるって習ったな」
「え、東條ってば何で詳しいの?凄いね」
「帝王学だってよ、一応東條の跡目だからな、それにお前ん家と縁は浅くないし」
「そこ!!私語は慎め、僕が話してやってるんだぞ!!」

何だかんだで、プチ勉強会みたいになっている、講師は目の前の青年だ
しかし、短気というかなんと言うか、ツンとしている感じはやはり猫を思い出す
それも、相当上品な猫だ、おまけに気位が高い感じの美猫

「両家は争名争利し、今の地位を築いて来ている、僕の祖母と君の義祖父、僕の母と君の義父もだ」
「へーそうなんだ……」
「だけど、君のその、ていたらくはどうだ、ライバルである僕を知らないだなんて」
「それは本当にごめんなさい、だけど私は」
「藻乃塚の娘が聞いて呆れる、義理だってもう少し出来ても良いハズ、僕のライバルなんだぞ」

ライバルライバルと連呼する青年に如何するべきかと悩む
確かに藻乃塚ではあるが、如何せんその血筋を持っているわけでもないし、優秀でもない

しかし、なんだろうか……新鮮である、どうにも今まで、身構えてきたのに
ほぼ、好意的な態度を受けてきた、義兄しかり、親族しかり、許婚しかり
それが、こうも、ライバルだ!!敵だ!!と騒がれると……なんとも新鮮だ

「お前なァ、さっきから聞いてれば喪子のこと散々……」
「なんだい東條、君には関係ないことだ、彼女は藻乃塚、僕は東乃院、僕等は争い……」
「いいよ!!ライバルだね!!東乃院くん、私ダメダメだけど仲良くしよう!!」

「「え?」」

がっしりと、目の前に立つ猫系青年の両手を、両手で確り掴んで振る

「えっ……ちょ、なっ、なんでそうなる!!僕は君をっ!!」

両手をぎゅっと握って見上げると、何だか固まってしまった
そのあと、はっと何かに気付いたように赤くなり、急に手を振り払われる

「ぼっ僕はその笑顔に絆されたりしないんだからな!!仲良くしない!!敵なんだからな!!」

覚えてろよーっという何だか漫画みたいな声とともに、小さくなってゆく姿
意味が分からなくて隣を見上げると、はあっとため息を着いた後に
「……天然タラシ」とだけ呟かれた、意味が分からないが、新しい友達を手に入れたので良しとしよう


なし崩しにライバルを陥落させ、フラグを立派に立てました
無論、お兄様達はその件でも大層腹を立てます

424:彼氏いない歴774年
09/07/02 23:38:01 gJ/O2hRv
>>422-423
いつ発売ですか?

ライバルからツンデレというよりツンアホの匂いがする

425:彼氏いない歴774年
09/07/03 01:08:03 UYLJKq5p
>>416
泣けた…
機械だからこそ、プラトニックというか。
今教習所通ってるけど、早く免許ほしいと思ったw

426:彼氏いない歴774年
09/07/03 02:34:17 0rAT71sG
>>422
笑う大天使は
お嬢様学校にどうもそぐわない3人の女の子たちのコメディだよ
もう20年近く前の作品なんだが最近映画化されてびびった
恋愛を期待すると肩すかしだけど抱腹絶倒は保証

さて、ツンデレ出現か……さすが>>422といわせてもらおうじゃないか……ふふふ……

427:彼氏いない歴774年
09/07/03 10:45:43 2WRsLKvw
>>422-423
ハァハァが止まらん、どうしてくれる(*´д`)ハァハァ
一気にツンデレ派になりました。朝から萌えた、本当にありがとう。

428:彼氏いない歴774年
09/07/03 10:53:59 eZbxvh+i
>>422-423
アホの子可愛いよアホの子w

429:彼氏いない歴774年
09/07/03 12:25:45 n9wt/USo
いっそブログでもHPでもはじめてもらった方がいいな
通うし

430:彼氏いない歴774年
09/07/03 15:33:20 D8FH1ymy
サイトやブログに感想来ないなんてザラ
作者特定できる媒体に出したのに称賛されないのは嫌だから
匿名で出せて称賛レスだけ拾えるような場所でしかやらないんだろ
やる気のある人はとっくにサイトやってるよ

ここの妄想面白いんだからもっと自信持ったらいいのに
そういうとこもいかにも喪女らしいな

431:彼氏いない歴774年
09/07/03 16:22:08 nFrjMMa9
やる気あるならもうやってるってのは同意
でも単にサイトだのブログだの管理面倒だからじゃないの
気が向いた時に匿名で書き捨てできるにちゃんとは根本的に違うだろ
自信持てとかすげー的外れだと思う

432:彼氏いない歴774年
09/07/03 20:04:20 xQIUWnHo
「人に言えない恥ずかしい妄想」スレなので、
「ご期待にこたえて続きいきまーす」ってのは違うと思うんだ。
単発ネタを投稿する人が少なくなっちゃうし。

連載化しちゃってる人はブログにしてほしい。
どの妄想も萌えるので毎日通うよ。

433:彼氏いない歴774年
09/07/03 21:55:21 iG/as2Cj
>>422-423をかいた者です
すぐに書き込めて感想も頂けてと、嬉しく連投してしまったのはあります
スレの主旨に沿っていないようで、連投の件は申し訳ありません
以後控えるようにします

ブログ等は、私も多少興味を持っていましたが
此処での書き込みは、すぐ書き込めると言う利点があったから
筆が進んだという面も多少あります

ブログやHP等を、やる、やらないはどの方も本人が決める事でしょうし
私自身もやるようでしたら、皆様に来て頂ければ幸いです
それでは、失礼します

……ツンデレ萌えてくださりありがとうございました
自分で書いた中でも、ツンデレ、ツンアホ具合が結構好きでしたww

434:彼氏いない歴774年
09/07/03 22:39:19 CT8aCt98
>>433

えぇぇぇー!432確かに正論ダケド、続きが読めないのは切ないじょ
ツンアホもバカ義兄達もきになるのにぃぃぃぃぃぃ

435:彼氏いない歴774年
09/07/03 23:51:02 7UicJlUy
>>434が○子の山田で再生された

436:彼氏いない歴774年
09/07/04 03:20:06 0Zr5sdAY
空気を読まず吐き出す。

最近、なんか神仏が好きだ。
神仏と恋愛する妄想をする。
別に仏教とか興味ないのに、何故か暴走してとんでも設定の妄想を始める。

神たちの手違いで、誤って命を落とすことになってしまった一人の少女。
神たちは少女をすぐに転生させる準備をするが、転生には多少時間がかかる。
転生の時が来るまで天界で過ごすことに。
そこで出会う神仏たちとの恋。
しかし、遂に転生の時が…。

みたいな。

・持国天
自信家でややナルシスト。
タラシではない。
落ち込んだ時には傍らで琵琶を弾いて慰めてくれる。

・増長天
明るく熱く喧嘩っ早い。
少々強引で身勝手な部分も。
独占欲が強く、よくヤキモチを焼く。

・広目天
真面目で堅苦しい。
いつも優しく接してくれる。
天界のことをいろいろと教えてくれる。

・毘沙門天
クールで無口な恋愛下手。
いざというときは頼りになる男前。
ピンチになると必ず助けてくれる。

四天王に愛されたい('A`)
乙女フィルターかかってるから、いろいろおかしいけど。
…皆悲恋です。

437:彼氏いない歴774年
09/07/04 18:30:27 MMb+yKcG
ブログやHPが面倒なら創作発表板という手がある
ていうかこのスレの長編妄想書ける人は、是非創発板に来て書いてほしいとよく思うよ

438:彼氏いない歴774年
09/07/04 18:30:28 0/RkXHaa
>>436
前出た『大仏戦隊』をちょっと思い出しちゃったぜ!!
まさか…同じ人?(じゃないよねゴメンナサイ。 どちらも非凡だー大好きだー
てか、大仏戦隊とコラボというかメディアミックス(ちょっと違)というか
アウトサイドストーリー化とか…と考えちまったい。
NEWジャンル・[SHIN-BUTSU]、これは来る!カモ。


あと>>430-434の流れでオモタんだけど、
せっかくまとめサイトがあるんだから、長編・シリーズ妄想のその後があれば、
ブログ・HPの開設告知とか含めて、活用してはどうかな…? 
まとめwikiの方の掲示板とか活用できると思うし、編集で新規にページ作ることもできるし。
中の人のご意見も伺わないとだけど… どうでしょうか?

実は、自分もこれまで投下した妄想をまとめたページの準備はしてるんだw。
ただ、自サイトを既に持ってるので、妄想ページの開設までなかなか踏ん切れない…
でもがんばってみようと思う!

>>407
オススメありがとう! …実はそのどちらも持ってるw 殊に教授は愛読書だww
サイト見つけられるよう頑張ってみる! …だからも少しヒントを…

439:彼氏いない歴774年
09/07/04 21:17:27 XMHkt3w+
あんまり気にしないで書ける、気楽な感じがこのスレのいいところなんよねー
実際誰かのリクエストや反応を気にして文章を作るのは大変だよ。

>>438
知ってたね、やはりと言うべきかwww
お互いサイト餅なんだね。
うちは創作だし、6Hit↓携帯サイトの超マヨイガクラスの過疎www
ホント私も、酒飲みながらあなたと話してみたい。

440:彼氏いない歴774年
09/07/04 23:00:51 NTkHBT/g
ブログ形式の方の中の人は、
可能な限り皆様のお役に立ちたいと思っています。

このスレは毎日見てますし、
ひっそり連絡取りたい方は拍手コメントに何か書いて下さい。

頻繁に更新出来なくてすみません。
「私だけボーナス4ヶ月分」とか、
「私を見る新入社員の眼差しが、いつしか尊敬から愛に」とか、
そんな妄想で日々を乗り切っている次第です。

441:彼氏いない歴774年
09/07/05 00:14:50 OIiGTrk9
グラサンでオールバックのコッテコテなヤクザの組長との恋の妄想がとまらないので投下

喪子は大学生。新しく始めたバイトで夜が遅くなり、帰路を急いでる時にDQNに絡まれる。
こんな時間に何してるの?危ないから送ってあげようか?など、
ニヤニヤしながら腕を掴んできたDQNに鞄を振り上げる喪子。
振り上げた鞄が顔面に直撃し、激高するDQN。

「ってえな!何すんだブス!」
「そっ…そっちがいけないんでしょ、離してっ」
「うるせえ!」

掴まれていた腕をギリギリと捩られるも、恐怖で声が上手く出ない喪子
DQNに殴られそうになった瞬間、横から伸びてきた手がDQNの拳を捕らえる。


「何しとんじゃ、オドレ」


(続きます)

442:彼氏いない歴774年
09/07/05 00:18:11 OIiGTrk9
(441の続き)

街灯の薄暗い明かりだけでもそうと分かる、その男を取り巻く異様な空気。
数秒前の恐怖を忘れ、喪子は体中の毛が逆立つのを感じた。

「…二度も言わせんなや」

何しとんじゃ。
サングラスの奥で光る双眸は鋭い。喪子は確信した。
…この人、「フツウ」じゃない。

「どうしました、組長」

近くに止められていた車から続々と現れる黒服の男達に、怯える喪子とDQN。
「ワシに答えられんようなことしてたんか?」と凄まれたDQNは足早に逃げ去る。
残された男と喪子。

「…嬢ちゃん、地元のモンやないな。ここらは夜物騒なんや」
「えっ」
「あんたみたいな年齢の子がうろつく場所やない」

覚えとき。それだけ言って背を向ける男に、喪子は慌てて声をかける。

「あの、お名前を…!」
「……名乗るようなモンやない」

見て分かるやろ。
諦めたように苦笑すると、男は車に乗り込んだ。


で、この後にまた喪子と男(組長)が再開してメアド交換したり、
組長の腹心の部下(優男)が当初は危惧していたものの、生暖かく見守って助言したり、
お互いの身分に悩んで連絡一つにひたすら悶々としたり、
組長が喪子の幸せを願うがゆえに突き放したり、
組長さんが好きなんです!と喪子がヤクザ達の真ん前で叫んだり、
そんなアブノーマルラブを繰り広げます

長文失礼しました!!

443:彼氏いない歴774年
09/07/05 00:53:50 E6JQ1gy/
歴代の好きキャラ人物の歴代妄想をダイジェストで

朝起きたらさわやかな笑顔で米田におはよう、と起こされキッチンで冨田と鹿島がもそもそご飯食ってて
志々雄様に豪快に肩を抱かれて朝のキスされるかと思いきや郭英士に「それ僕のなんだけど」阻止され
困ってるところに手塚部長に「頼みごとがある」とずるずると連れ出される途中で伊角さんに「あれ?どこいくの?」
と声をかけられ上下Gパン生地なのに気をとられ、動物見ながら馬鹿笑いし続ける
アンタッチャブル柴田に癒されつつ急に車に拉致されたと思えば幻影旅団団長が座ってて
「占いでもしましょうか」といわれキラキラしてると着いた先は国会議事堂で某酔っ払い大臣と現総理大臣にエスコートされ
50過ぎの熟されたフェロモンにムラムラしながら政治資金パーティーに赴いたらコンサート会場になってて
ケミストリー堂珍が歌いながら目配せしてきて気がついたら夜が遅くて危ないからと松ケンにバイク2ケツで送られ
自宅に着いたら度々の収録で疲れきったオードリー若林が勝手に布団で寝てて「地球割れろ」って呟いてて
たまらず頭撫でたら実は起きてて意外と太い腕につかまれて布団にひきずりこまれた

全部わかった人は結婚しよう(ちなみに一行目は体操の元金メダリストたち)


444:彼氏いない歴774年
09/07/05 01:47:52 dLKgUB43
444晒しage

445:彼氏いない歴774年
09/07/05 01:52:15 dLKgUB43
あうあう

446:彼氏いない歴774年
09/07/05 01:53:01 9ByilolN
>>443
カオスwww

447:彼氏いない歴774年
09/07/05 05:50:20 Nsk+dG+s
不謹慎と思いつつあの時代のプラトニックさを萌え妄想

火の雨が降り、街が燃えゆく。
そんな戦渦の中で私はある男性と出会った。
歳は私より四、五ほど上だろうか。位は少尉だと云う。

─こんな所で人に逢うとは、驚いた。


空襲が来ず少しだけ安らかな気持ちになれていた日、私は家の近くにある湖へと向かった。
そこは木が生い茂っていてとても空気が美味しい。戦時中とは思えない場所だ。
昔からのお気に入りの場所でもある。

湖のほとりに寝そべって空を見上げていると、がさっと草を踏み締める音がした。
─こんな場所に来るなんて、誰?
私は起き上がり振り返ると、そこには軍服姿の青年が立っていた。

「……こんな所で人に逢うとは、驚いた。君はこの辺りの子かい?」
「は、はい…そうです。あの…貴方は…」
「嗚呼、邪魔をしてしまった様ですまなかった。私も此処で美味い空気を吸いたくなってね」
「貴方も、この辺りの方なんですか…?此処を知っているなんて」

彼は首を左右に振った。
何でも以前この街に来た際に偶然見つけたんだそうだ。それからは暇がある時に此処へやって来て心を落ち着かせるらしい。
それから私達は色々な話をした。
月に幾度か、彼が此処に訪れるのが楽しみになった。
しかし数ヶ月経ったある日、彼から耳にしたくない事を告げられた。

「…此処も直に敵軍が爆弾を落としに来る。疎開するんだ、なるべく早く」
「此処に、敵が…?」
「ああ、此処だけは大丈夫だと思っていたが…駄目だったようだ。すまない」

彼は悪くないのに、深く頭を垂れた。
胸の奥がちくりと痛む。

「こんな綺麗な場所を…壊すのですね、敵は」
「……ああ」
「貴方との、思い出の場所を………」
「……っ!」

私は目頭が熱くなり涙腺が緩む。
涙が溢れてぽたぽたと地面に落ちる。
私の震える肩に、彼が優しく両手を乗せた。
それに気付き顔を上げると、彼は私をまっすぐ見つめていた。

「必ず勝つ。この戦争に私は必ず勝って、そして生き残る」
「そ、それは…っ」
「非国民だと言われても構わない。だが私は、君を守りたい。御国ではなく、君だけを」

涙は止めどなく流れ、彼の顔がぼやける。

「待っていて欲しい、君の元へ必ず帰ると約束するから」

私は頷き、その大きな背中を見送った。
どうか無事で有りますようにと、祈りながら。



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