人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6at WMOTENAI
人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6 - 暇つぶし2ch238:彼氏いない歴774年
09/06/07 02:19:09 Rg850LEE
>>235>>236さんありがとうございます
嬉しくって、俄然妄想力がアップしました!!


>>234の異界話の年下組みバージョン

俺様理論青年と、軟派純情青年のお預け話


パシャリと湖面を銀の魚が跳ねた

「なーんでお前まで付いて来るかなぁ、今日は俺が先に約束してたんだぞ」
「俺はお前が約束する前から、今日出かけようと思ってた」
「思ってただけだろ!!はぁ……ま、喪乃が楽しいならそれで良いけど」

口では喧嘩をする物の、やることも無いので囲碁を打ち合う
泉を挟んだ向こうでは嬉々として花に埋もれる喪乃が要る
近くに行ってじゃれ合いたいのは山々だが、行けない理由があった

「何でまた、あいつらのトコ……近寄ることも出来やしねぇ」
「あの花の精霊は男が嫌いだからな、フン俺を爪弾くとは生意気な」

黒の石を置きながら、花精ごときが群れおって、とつまらなそうに呟く
対して白の石を置きながら、でもあの姐さんたち怒ると怖いしなァと返す

「せっかく泉まで来たのにな……」
「なんだ、泳ぐの目的か……確かに、喪乃が薄絹で泳ぐのは良いな」
「ちょっ、おまっ……ちがう!!ちがうって」
「ちがわんだろ、そろそろ花嫁殿の柔肌ぐらい見たかろうさ」

黒石を置きながらにやりと笑う
そんな様子に、白石を叩きつけるように置きながら返す

「お前、俺には下品と言うくせに、欲望まっしぐらじゃねーか!!」
「俺は言いどころ弁えている、お前がアホなんだ」
「アホって言うな!!……俺はただ、喪乃が大きな泉は見たことないって言うから」
「しかし、それでアレじゃあ意味無いだろ」

石を置く手を止めて、もう一度対岸の花畑を見る
髪に着物に、花精から送られた花を様々なトコに付けながら懸命に何かをしている
それはそれで、眼福な光景なのだが、構ってもらえないのはつまらない

「いつもの、傲慢な態度で連れ戻して来い」
「お前こそ、いつものよく回る舌で連れ戻して来い」

はあ、と溜息を吐いて碁を打ち合うのを再開する
打つ傍ら、対岸を覗いたり、言い合いしたりと、している間に勝敗を決する状態に
にらみ合いながら次の手を考えていた二人の耳に、呼び声が聞こえた
瞬間に、白熱していた盤上の争いは、盤ごとひっくり返り、空に消える

慌てて対岸の花園、入れるところギリギリまで駆け寄る二人に花冠をかける喪乃
普段は男に厳しい花精たちも、皆してクスクスと笑った
歳若いストレートな感情に、周囲も微笑ましくなるしかないのだ

このあと、クタクタになるまで喪乃を連れまわし、二人は怒られたりします。
年下組みの妄想追加でした。


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