人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6at WMOTENAI
人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6 - 暇つぶし2ch147:彼氏いない歴774年
09/05/21 01:29:41 fIcm3WrI
和風異世界昔風。
山奥ド田舎の小さな村。
喪代→地味で内気。自信が無い。
青年→鬼と呼ばれ村人から忌み嫌われる。外国の血が入っているからか、鬼という種族なのか決めかねてる。どちらにせよとりあえず金髪碧眼美形。身寄りが無い。

幼少の頃(10歳くらい)、青年は村人達から一応村に住む場所を与えられていたが、同世代の子供達からは日常的にいじめられ袋叩きにされ、常に傷だらけでボロボロだった。大人たちもそれを黙認。
そんな中、喪代だけは彼の容姿を素直に美しいと思い、淡い恋心を抱き、こっそり彼に傷薬を持っていくが内気ゆえに何も話せず、ただ傷薬だけを押しつけて去ることを繰り返していた。
そんな女の子を変わった子だと不思議に思っていた彼が、ある日ついに彼女の手を引き止めて尋ねる。
「なぜきみは薬をくれるの」
喪代は真っ赤になって俯いたまま喋らない。
「きみは僕が恐ろしくないの」
「・・・こわく、ないよ」
「こんな色をしているのに?」
そこで彼女は急に顔を上げて、赤い顔で勢い込んで言った。
「あなたはきれいだよ!」
その瞬間彼女に惚れる彼。


148:彼氏いない歴774年
09/05/21 01:30:31 fIcm3WrI
時は流れて10年後。
大人になった彼は村を出るが、喪代の側を離れることができず、結局村から少し離れただけの山の中にこぢんまりと家を構え、ちょくちょく喪代の様子を見にこっそり村へ行く。

で、すったもんだして彼は彼女に想いを伝えるが、彼女は自分は貴方には釣り合わないと拒む。(容姿的な意味で)
それを彼は「確かに村人から忌まれる自分では苦労をかけるばかりで、彼女に釣り合わない」と曲解。
しかし諦められず実力行使。
つまり、閉鎖的な村において外敵を追い払ったのを口実に喪代を嫁に要求。
人柱的に村から許可だされて捧げられちゃう喪代。
そして始まる夫婦生活二人きり。
本当はまんざらでもない自分にいろいろ罪悪感な喪代。
卑劣な手段を使ったと罪悪感な青年。
お互い好きなのにうだうだと葛藤。


基本的にただのイチャイチャ妄想。
他に村を出た青年がまったく村に戻らず、離ればなれになった二人が、喪代の妹(ちょうど10歳くらい)が山の中へ迷子になって青年と遭遇、助けてもらって仲良くなり、
「君は、似ているね」
「誰に?」
「僕の・・・とても大切な人に。」
そう言って舞い散る桜を見つめたその人の横顔がとてもとても。
それまで知らなかった初めての、説明のできない気持ちにさせる綺麗な人。
とかやって、やがて喪代と再会みたいな喪代の妹初恋編パターンがあったりなかったり。
あと実は青年は昔のいじめを根に持ってるので村人と和解してからも同世代の男には冷たい態度で接するとかいう設定もある。

なげぇ。
すみません寝ます。

149:彼氏いない歴774年
09/05/21 07:11:11 W/fHW7Pb
>>145
禿ワロタ
しかも何となくメロスを彷彿とさせる冒頭www

150:彼氏いない歴774年
09/05/21 08:30:18 ptzSydWG
突然の雨がなかなか止まず、早々に用事を済まし駐車場へ向かうと雨宿り中の男を発見
喪「傘無いんですか?私そこに車停めてるからこれどうぞ」
男「えっ?あ、あの…」
喪「あ、ピンクじゃ恥ずかしいですよね?ちょま」
車から透明のビニール傘を取りだし男に渡す
「えと、あ、ありがとうございます。お礼もしたいし連絡先を…」
喪「100円ですからあげますよ、じゃ」
男「ちょ、まっ!」

後日私を捜し回る男
捜す理由は傘を返すためだけではなかった

長くなりそうだから終わります

151:彼氏いない歴774年
09/05/21 16:26:27 ajosTkCl
>>147
萌えた
切ないすれ違い系大好き

152:彼氏いない歴774年
09/05/21 20:05:55 IANtz9lQ
ジャニにはまったんだが、その人と付き合うっていう妄想は恐れ多くてできない。
だから、自分がジャニになってその人のグループに加入して
戯れる妄想をしてる
正直かなり楽しい

153:彼氏いない歴774年
09/05/22 21:20:23 qzy7I5Zo
Σ(・Д・*)

154:彼氏いない歴774年
09/05/23 10:51:30 s31t+TYO
前スレで何度か垂れ流した不良中年の妄想

メシ作れと呼び出されたとか理由はなんでもいいんだが、
家を訪ねたがどこへ行ったか中年はいない。なら待つか、と
彼を待ってる間にソファで眠ってしまった喪女。
帰ってきた中年が声をかけても喪女は起きない。
中年はひざ枕して小一時間喪女の頭をなでくりまわす。
喪女は気持ちよくてうっとりすやすや。そんな寝顔を堪能しつつちょっとムラムラきた中年が
あー喰っちゃおっかなーとか考えたとこで喪女起きる

ふわりと意識が浮上する。ああ、眠ってしまっていたのか。
「なんだ、起きちまったのか」
頭上から声が降る。…なんだろうこの格好は。時計をみると小一時間は経っている。
一体いつ帰ってきたのか。というかいつから見られていたのだろう。
「寝顔も悪くないな」
…ときどき頭の中ををまるごと覗かれているのではないかと思う。
手は髪を梳くのをやめない。親指がこめかみのあたりをなぞる。
心地よくていろんなことがどうでもよくなって、意識はもう一度眠りに向かう
「おいまた寝るのか?ちったあ俺の相手もしてくれよ」
うんだかううんだか適当な言葉を返す。睡魔に侵された頭はろくに働かない。
やれやれ、と彼は身を屈め喪女の耳元に顔を寄せた。
「なあ」
そうして内緒話でもするように、声をひそめ楽しげに囁いた。
「…なら俺の好きにするぞ」

155:彼氏いない歴774年
09/05/23 13:32:54 PzqT2FhY
>>154
そしてあわてて飛び起きて笑われるのも
くすくす笑ってさらに甘えるのも
本気で寝入ってため息つかれるのも
逆に好きにしちゃう(でもやっぱりあとで好きにされる)のも
全部捨てがたい

156:彼氏いない歴774年
09/05/23 15:05:26 WYCc3H1T
>> 155

やべぇ・・萌えたw
中年萌えじゃ

157:彼氏いない歴774年
09/05/23 18:45:59 3NxCluBp
アカギさん・・・っ
アカ・・・ギ・・・さん・・・っ

158:彼氏いない歴774年
09/05/23 21:04:43 tp92UQIV
イケ男「フツ男が変な事言うんだよ」
喪子「?」
イケ男「(顔を赤らめながら投げやりに)喪子はイケ男さんの事が好きだって(目を逸らす)」
喪子「(内心にんまりしながら涼しい顔で)あたしもリア子ちゃんから同じ事言われたよ」
イケ男「え?!」
喪子「イケ男くんがあんなに思ってくれてるのに☆ちゃんとうけとめなよ!って」
イケ男「お、俺は別に!」
喪子「(フヒヒ)」

159:DOKIDOKI☆オフィス
09/05/23 23:25:05 fi6iGmaL
---喪子
幼馴染で年下のMに誘われ入社。

見た目は穏やかで癒し系なのに、仕事は凄腕で社長の右腕のNさんに
こっそり恋心を抱く。

Nさんと一緒に仲良く社長補佐の仕事をし、周りからは
「お似合いだよ」「付き合ってるのかと思った」といわれるくらい
仲が良い。

「Nさんとは毎日のように一緒にご飯を食べて帰ってる。
 たまに、ドキっとするような事も言われる。。。
 でも、やっぱりNさんは私には興味ないみたい。。。」


---N
本当は、喪子のことが好き。

しかし社長も喪子の事を好きなのを知っている+社長から
喪子に手を出すな、とこっそりすべての社員に社長からの
厳令が出ている為、喪子に手を出せない。
今自分が抱えている仕事が軌道に乗ったら、喪子への気持ちを整理するため
会社を辞め、海外へ行こうと考えている。

また、社長の事を非常に尊敬しており、社長からも絶大な
信用を置かれている。

「喪子さん…好きだ…
 だけど、喪子さんは社長の想い人…」


---社長

海千山千の辣腕。元ヤクザ。
業界の中では、あまりにも有能ゆえ、同業者に恐れられるほど。

入社当時から喪子のことがずっと気になっていたが
喪子の入社当時には彼女もおり、またビジネスに私情を挟むとは言語道断、
とずっと自分の気持ちを抑えていたが、次第に気持ちが抑えきれなくなり、
それがきっかけで彼女とも別れる。

また、今までビジネスとプライベートをキッチリわけていただけに、
喪子に対する感情に動揺すらしている。

「いいか、テメエら。
 喪子に手を出したら、即クビだ…。
 あいつは、俺の女だ。」

--- 


軽いタイプのお調子者。女を切らしたことがない。
最年少ながら社長の懐刀。

喪子には小さいころからしょっちゅう怒られており頭が上がらない。
社長を目標とし、日々精進している。

「やー、社長がまさか喪子に惚れるとは…。
 あ、喪子は俺が会社に呼んだんだし、昇給ものじゃね?しかしまさか社長が惚れるとは…」


160:彼氏いない歴774年
09/05/23 23:39:04 ckDTEZi3
>>159
名前欄に吹いた

161:彼氏いない歴774年
09/05/24 00:56:42 OBVQ47Uh
>>159
オフィス系、萌えた
名前欄にもやられましたw


萌えた勢いで、自分の妄想も投下
異世界迷い込みとか、幼馴染とか、アラビアン系のベールとか
薄絹衣装とか大好きです、そんなのをミックスな妄想


喪子の幼馴染は美形で優秀、トロい喪子の面倒をいつも見てくれる出来た人
喪子の両親と幼馴染の両親は親友で、小さい頃から両家を行ったりきたりする関係
両方の親は将来二人が結婚したら良いなと、常々話していたりする

幼馴染は喪子をトロてほっとけなくて、やはり俺がいなくちゃと思っており
喪子は優秀な幼馴染にコンプレックスを抱きながらも、ついつい頼りにしてしまう
何事も無ければ、二人はそのまま、ゆっくりと恋愛→結婚と行きそうな雰囲気だった


そんな二人での帰り道、とある声に引き寄せられ異世界に飛ばされる


アラビアンな国に落ち、平々凡々の喪子は捕まり人身販売に掛けられる
毛色の違う喪子を、これは良いみやげ物だと貴族が買い上げ帝王に献上
日々を怠惰にすごしていたアラビアンな国の若い帝王は、興味本位で喪子に手を出すが拒まれる
おまけに、私はそんな急な好意を好まない、愛して欲しければ相手の気持ちをと懇願

王であるがゆえ、拒まれることを知らなかった彼は喪子を気に入り妾妃に
遊び女はあれど、妻の位を初めてやった王に周囲騒然
喪子は殺されると思っていたので困惑

奴隷上がりでも有能な人間は上位に上がれる国
王は喪子に教師を付け、国のことや、作法やらを学ばせる
同時に、喪子の言ったとおり、手をつなぐ事から、喪子の対話を始める
喪子に合わせ王も徐々に前向きに、怠惰な王から賢王へと変ってゆく

喪子は学術をサクサク吸収、おまけに喪子が話す故郷の話
義務教育がとか、こういう便利なものが等の話から、王はヒントを得て国政に生かす
そんな気も無い喪子を先生達は先見のある乙女だと絶賛

今までトロくて何も出来ないと思っていた喪子は、王との生活で
引込み思案な性格から、明るく社交的な性格になって行く
王との間も徐々に進んで行き、喪子と王はついに夜を共にすることに

心を決めて寝台で待つ喪子だったが、中々現れない王に
やはり自分をそういった意味で好いていないのでは……と思い始めた頃

「喪子は、性急なのが嫌いだから……嫌われたらと不安で、中々足が動かせなかった」

寝室にそっと入ってきた王は、無様だが嫌わないでくれと言いながら
喪子の居る寝台へと入る、喪子の顔に掛かるベールをそっと上げ、喪子の唇にふれる
激しい熱の宿った王の瞳に、喪子は拒む事を忘れ目を閉じるのだった

この夜を境に王は喪子を正妃にすると宣言
謁見の場にも連れて行くようになり、喪子は王を支える賢妃として認められる



(続く)

162:彼氏いない歴774年
09/05/24 01:00:20 OBVQ47Uh
>>161の続き)


目まぐるしい日々に追われ、喪子が此方に来てからもう二年ほど経っていた
故郷を懐かしく思うも、己が夫が納める国を愛し、后妃としての生活に馴染んで来た頃

とある北の国が使者を送ってきた。過去幾度か衝突したこともある、因縁深き国
使者は、国の覇権にも深くかかわりがある老将軍を主とした小隊である

謁見を求める使者達に、王はそれを受け入れ喪子を伴い玉座の間で迎える事に
今までの戦乱の話や、交易の話、北の国の要求を王は聞き幾らか言葉を返すと
喪子にも意見を求めてきた、喪子が口を開き意見を言い始めると
使者の中で今まで顔を伏せ、後ろの方に控えていた青年が突然声を上げる

「失礼ですが……どうか、どうか、后妃様のご尊顔を拝見いたしたく」

我妻の素顔を見たいなど不躾なと怒る王、しかし喪子はその声に驚く
その声は聞き覚えのある声、小さい頃から知っている幼馴染の声だった

喪子がポツリと幼馴染の名を呟く、幼馴染はその声と反応に喪子だと確信
幼馴染は喪子が同郷で、幼馴染、喪子と自分は突然この大陸に連れてこれらた等と
流れるように話し出し、どうか喪子と話を、喪子の傍にと懇願する

王は二人の親しげな様子に嫉妬し、謁見を切り上げ喪子を抱き上げ連れ去ってしまう
今後、一切男は己以外会ってはいけないと喪子を後宮に閉じ込めてしまい
その日から、執務の時間を減らし後宮の喪子の元に通い詰めるようになってしまう

一方、謁見を切り上げられた幼馴染は、老将軍に何事かと問い詰められていた
幼馴染は喪子と同じ時期に、北の国に落とされ紆余曲折あるもその才覚を認められ
子の居ない老将軍(王家の縁戚)の養子になっていた

喪子は己と同じ郷里出身、きっと奴隷売買の犠牲に、等々義父に話す
喪子を連れ去った王の態度、軟禁状態になっているという后妃の現状に
幼馴染はやはり喪子には俺が、喪子は今まで辛かっただろう、喪子を救うのだと
決意をする、情に熱い義父も息子の決意に男だと、好きな女は守るものだと吹っかける

喪子の心を推し量らぬまま、男達の嫉妬や争いは激化していくのだった


王の18禁ドロドロ嫉妬を一心に受けながらも、王に愛しているのは貴方だと説得し、
愚王に戻りかけた王を立ちなおらせ、おまけに懐妊で、幸せ帝国を築いたり

幼馴染の熱意に押され、淡い恋がよみがえる、後宮から浚われ后妃誘拐事件
幼馴染の腕の中、北の国へ、戦乱が幕を開けてしまった、だけど俺は喪子を守るよだったり

二人の男に取ったり、取られたり、愛憎だったり、密会だったり、傾国の姫状態だったり

私は、お前らの「もの」じゃねぇ!!もう良い私がこの世界を変える!!
喪子覚醒、女だてらに国を牛耳るぜ、跪け!!の女王様だったりと

様々に妄想しています。



以上、長々とお目汚し失礼致しました。

163:彼氏いない歴774年
09/05/24 01:07:08 e2FHE1XV
>>159
そのゲームは、いつ発売ですか?

つられて投下。
Jはボストン在住の高校生。生粋の米国人で、両親は大の日本好きだが、本人は日本にも日本人にも興味薄。
ある日Jは、家族旅行で両親のかつての留学先(であり、二人の出会いの場でもある)である日本に連れて来られる。
日本文化大好きの両親と妹を横目に、一人退屈していた。

「あれ?」
人混みの中、横を歩いていたはずの家族の姿が見えない事に気付き、Jはパニックに。
「どうしよう。俺、日本語判んねーのに…」
知らない街、知らない文字、異常なまでの人混み、
アジア人なんて全員同じ顔に見えるし、聞こえる会話は意味が判らなくて怖い。
そして何故か、こんな時に限って携帯が圏外で使えない。
「おいヤベーよ、異国で遭難かよ」
Jが本格的に焦り始めた瞬間、彼の耳に澄んだ歌声が響いた。
「何だ、この声…」
思わず、Jは歌声のする方に足を向けた。
「え、あの子か?」
人だかりの中心に、シンセサイザーを弾く女の子・喪子が居た。
可愛くないし美人な訳でもない、ハッキリ言えば冴えない女だったが、伸びの良い綺麗な声だ。

164:彼氏いない歴774年
09/05/24 01:28:27 e2FHE1XV
>>163続き

知らない曲だし、歌詞は日本語だから何て歌っているのか見当も付かない。
それなのに、何故か惹かれる。
そもそも、音楽にこんなにも圧倒される事自体、初めて経験する感情だった。
「あの子の歌がもっと聴きたい。あの子と話したい。」
Jの胸に、今までにない熱さがよぎった瞬間。
「まあ、J、こんな所に居たのね」
母が心配顔でやってきた。安堵しつつ、もう喪子の歌が聴けないとションボリしてしまうJ。

ホテルに向かうタクシーの中で、Jは密かに決心していた。
勉強しよう。勉強して、日本に留学したい。そして、あの子と歌ってみたい。

数年後、留学生として日本にやってきたJは、あの日歌っていた女の子・喪子と再会する。
「はじめまして。僕は、君に逢いたくて日本に来ました。一緒に歌わせて下さい」
この出会いが、日本と米国の双方を席巻する音楽ユニット誕生の瞬間になる事は、
まだ誰も知らなかった…。


2レスも使ってこんなんでゴメン。

165:OKIDOKI☆オフィス2~もうこの世界に行きたい~
09/05/24 02:38:48 0tYRr/Mg
新しいプロジェクトを成功させるべくの為、Nは地方に支店を開設し
さらには支店先に転勤してしまう。
喪子とNは毎日仕事で連絡を取り合うがやはり寂しさを隠せない二人。

喪「ちゃんとご飯、食べてるー?」
N「今なー、コロッケつくってるよー。
  …喪子に食わせたいわー。俺のコロッケは絶品なんだよー。」
喪「うん、私もNのコロッケ食べたいわー。」

喪&N
(…会いたいな…。電話越しじゃなくて顔見て直接話したい…会いたい…。)

---
そんな中、社長に誘われ二人食事にいく喪子。
おいしい料理に舌鼓をうったあと、大人で洒落たバーに連れて行かれ、
カウンターで肩を並べながらグラスを傾ける二人。

社「喪子は、今好きな人いるのか?」
喪「…え!?ややや・そんな、居ないですよ~!」
 (Nさんのこと好きってばれたら恥ずかしい…!仕事に差し支える…!)
社「そうか。…また誘ってもいいか?」

駅に向かう帰りのタクシーの中、酔って寝てしまう喪子をそっと抱き寄せる社長。

「…困ったな、帰したくない…」
「―絶対俺に惚れさせたるわ…」

(社長は関西出身なので、素の時は関西弁。)
---
そして、業務整理の為Mと喪子は、Nの居る支店へ向かう。
久しぶりに会えることに喪子とNの心は高鳴る。

喪「ちょっとM!なんで新幹線のチケットなくすのよ!」
M「え~、なくしてないよ、しまった場所忘れただけだよ~」
喪「 殺 さ れ た い の か 」
M「怒んないで~…と、あった!胸ポケ入れてたの忘れてた!」
喪「 殺 さ れ た い の か 」
M「やーん、怒った顔もス・テ・キ☆(汗)」

果たして喪子と結ばれるのは…!?
妄想が止まらなE/新ロマンティックA-GERU・YO。
案外好評でうれしい。

166:彼氏いない歴774年
09/05/24 09:08:54 96/ouDOq
舞台は異世界(中世ヨーロッパ風だったり、中華風だったり)で、喪子は軍人が主な客層の食堂の看板娘。
小さい頃から食堂の手伝いをしているため、いかつい軍人には慣れていて、明朗快活な喪子は、
「将来は肝っ玉母さんだな」なんて客からからかわれるような感じ。
で、幼馴染で軍人になったAは常連で、喪子に思いを寄せているんだけど、不器用で自分の気持ちに素直になれない。
そんなとき、喪子にお見合いが持ちかけられるか、または常連客から告白されてる場面を目撃してしまう。
喪子は「会うだけなら…」とか、「考えさせてください」とか、曖昧な返事。
Aが動揺を隠し、何気ない風を装いながら、「結婚するのか」と聞いてみると、喪子は、
「私もいい歳だし、両親を安心させてあげたい。」といい、前向きに考えてる様子。

焦ったAの行動をいろいろ妄想するのが楽しいんだけど、ここがメインなのにうまく文章化できん…orz
基本は強引かつエロく(不器用設定はここでは無視)迫る感じです。
後、幼馴染が軍人ではなく、文官B(黒髪眼鏡の優男。本性はかなりの策士)というバージョンもある。
その場合は喪子が気付かないうちに、Bを選ばざるを得ないような状況をつくりあげちゃってください。


167:彼氏いない歴774年
09/05/24 10:59:26 cgsudrS+
>>165
めちゃくちゃツボッた&ワロタww

168:彼氏いない歴774年
09/05/24 12:44:36 V2Xa/O4Q
萌えの欠片もない妄想でめんご★
あああもう恋愛が思い付かない

まだ飛行機にレーダーや電子機器が無かった頃。

喪田井は航法士。
飛行機に乗り組み、現在の針路と予定していた針路の差異を計算し、正しい航路へ導くのが仕事。
風やコンパスの個体差、磁力の方向のズレ、そして時間や速度等様々な要素を考えなければならない。
洋上ではランドマークもないため、航法士の腕だけが頼りだった。
喪田井は腕も良く、若くして信頼されている。

そして喪田井には透視能力があり、あたかも3Dレーダーのように、見えない地上をも見ることが出来る。
厚い雲、霧、闇が行く手を遮るとき、喪田井はその能力を発揮した。
ただし生命力を削るため、その使用は制限しなければいけなかった。

長く組んだベテラン操縦士が飛行機を降りた。
そしてその頃、喪田井は能力に限界を感じ始める。
これ以上透視すれば自分の命が危ない。
加えて、自動で飛行機の針路を割り出す装置も開発されつつあった。
受け持った新人操縦士の補助を最後に、喪田井は引退を決意した。
この時、喪田井29歳。

概ね順調に進んだかに見えた訓練だったが、単独での操縦の訓練中に天候が急変する。
新人は前の操縦席、喪田井は後部座席に座り、頼れる人間は互いだけ。
洋上の雷雲のため、無線機は激しいノイズで使い物にならない。
暴風雨のため上下に機体は揺れ、左右に流されて忽ちに位置をロストした。
雲は抜けたものの、厚い積雲に阻まれて陸地どころか洋上すら見えない。
燃料計はじわじわと減っていき、余裕はなかった。
現在地が分からなければコンパスも役には立たない。
どうにかして帰路にある開聞岳まで辿り着かなければ。
悪天候は北から南へ流れ、そこを過ぎれば天気が変わっている可能性が高い。
加えて、開聞岳からのコースは新人が何度も反復していた。
喪田井は覚悟を決める。
瞳を閉じて息を吸い込んだ。
頭の血管が破裂するような感覚、赤く染まる視界、焼けるような肺の痛み。
感覚が雲を突き抜けて、洋上に広がる。まだ陸地は掴めない。
心拍数が上がる。その度に痛みが脈打つ。
それでも喪田井は視るのを止めなかった。
陸地の端を掴んだ。
そのまま島を感覚が這い上がる。
捕まえた。この島から開聞岳は北北西にすぐ近い。

「倉敷」
今すぐにでも失神しそうなのを堪えて新人を伝声管で呼ぶ。
「方位・・・、だ。必ず種子島が見える」
「はいっ」


169:彼氏いない歴774年
09/05/24 12:50:09 V2Xa/O4Q
色を失った新人が見えるようだった。
「落ち着いてやれ。そのまま行けば雲の切れ目がある」
「はいっ!」
喪田井はもう、鼻血が流れていることにも気付かず、新人の操縦に任せた。
全身が痺れて、天も地もよく分からない。
暫くして、薄れていく意識のなか、「開聞岳が見えた!」という新人の声を聞いた。
今度こそ本当に力が抜ける。
「喪田井さん、ありがとうございます!」
「・・・うん」
涙声になった新人の声。
回復してきた無線機に管制塔からの通信が入る。
その声ももうよく聞こえなかった。
「倉敷、必ず帰れ」
「はい」
「・・・ガンバレよ」
喪田井は天を仰いだ。
満天の星空が輝いている。
段々、その星空が近付いてきたような気がした。
少しだけ、眠ろう。30秒だけ。
喪田井は、瞳を閉じた。
宇宙の深海、星の海に体が沈んでいく。

着陸した飛行機の、後部座席に新人が駆け寄った。
喪田井はもう息をしておらず、その青白い唇は微かに笑っていた。
その日、夜明けの空に、白い海鳥が飛んでいった。


萌えねー絶対萌えねー
そして実際はコンパスの読み方苦手で登山やってみたくても出来ねー


170:彼氏いない歴774年
09/05/24 16:01:34 r6j50LEX
ちょっと聞いてくれ。
昨日、幼馴染と話したんです。幼馴染。
そしたらなんか好きな人に彼女がいたらしいんです。
で、よく見たらなんかほんのり化粧してたらしくて、マスカラとか剥げてるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、好きな男ができたぐらいで普段してない化粧なんてしてんじゃねーよ、単細胞が。
つくりの問題だよ、つくりの。
なんかグロスも塗ってるし。女の子らしくメイクってか。おめでてーな。
やだパンダになっちゃう、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前な、ふくだけコットンやるからその化粧落とせと。
お前はな、すっぴんでいるべきなんだよ。
クラスの男子からボロクソ言われてもおかしくない、
めんどくさいから別にそんなのしなくていいやみたいな、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。
マジョマジョだのマリクレだのは、すっこんでろ。
で、やっと話がそれたかと思ったら、別に付き合いたい訳じゃなくて憧れてただけだもん、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、お前には彼氏なんて必要ねーんだよ。ガキが。
目真っ赤にして何が憧れてただけ、だ。
お前本当に好きだったんだろと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、憧れてただけ言ってダメージ減らしたいだけちゃうんかと。
情報通の俺から言わせてもらえば、お前のアノ人、前ちょっとお前のこと気にしてたんだよ。残念だったな。
全然踏み出せずにうじうじしてるうちに積極的な他の女に先越されて告れないままギョク砕。これがバカの振られ方。
告る前に玉砕ってのは相手に気持ちが伝わることがない。その代わりショック少な目。これ。
で、誰にも言えないからずっともやもやしたまんま。これ最強。
しかしこれをやると泣きつかれる俺がめんどくさいという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前みたいなバカ女は、早いところオレの気持ちに気付けってこった。


こういう幼馴染が欲しい。

171:彼氏いない歴774年
09/05/24 21:51:08 naWOuont
人影まばらな月曜日の夜中のジムのプール。
彼に連れられて訪れたジムで喪子は彼の仲良しのインストラクターさんの計ら
いで内緒で会員制のジムの中に入れてもらう。
彼は泳ぎに来たのだけれど喪子は泳げないので特に何をするわけでもなく彼が
泳ぐのをプールサイドで足だけを水にパシャパシャつけて眺めている。
ひと泳ぎした彼が喪子の足もとに濡れた髪をかきあげ(帽子を被ってないのは
ファンタジーです)寄って来る。
「おまえもしかして泳げないのかよ?」
「泳がないんです」
強がりを言う喪子等全てお見通しというように馬鹿だなぁという顔をして彼
は笑う。
「ちょっと泳いでみろって」
「無理です、この格好じゃ」
最初から泳ぐつもりのない喪子は白のブラウスに、プールに足をつけるため
にジーンズを膝までたくしあげただけの格好。
彼の濡れた手が喪子の頬を撫でる。
濡れた髪、濡れた目、濡れた手に背中がぞくっとする喪子。
高層ビルの最上階の室内プール。
大きな硝子張りの窓から月明かりが差し込んで水面にゆらゆら揺れている。
「大丈夫」
何が大丈夫なんだ、と喪子が思った瞬間思いきり彼に手を引かれて水中に引
き込まれる。
眼前に迫る水底。
溺れる、と思った瞬間ぐっと力強く引き上げられる。
激しくせきこむ喪子を持ちあげる彼。
「悪ぃ悪ぃ」
喪子を抱き上げながらせきこみ涙目の喪子の濡れた髪を撫でつけてやる彼。
彼の首に腕を巻きつけながら喪子は恨めしげに彼を睨みつける。
「でも大丈夫だったろ?」
悪戯が成功した子供のような顔をして彼が笑う。
「何が大丈夫なんですか」
金輪際この男のことは信用すまい、と喪子が思っていると喪子を抱き上げた
腕が
いきなり喪子を水中に引き込む。
今度は水中に上がろうとしても彼の腕に水中へ押しつけられて上へ行けない。
パニックになる喪子の目に彼が映り、首筋を捕えられて水中で激しいキスをされる。
水中で彼によって酸素を奪い尽くされもがく喪子。
喪子を押さえつける彼の腕を振り切り、無我夢中で上へ這い上がる。
少し遅れて彼も顔を出す。
肩で息をする喪子とは対照的に涼しい表情の彼は喪子に噛まれて赤く血が出た口元を
楽しそうに笑いながら手で拭う。
何故か恐怖を感じた喪子は自分でも知らず一歩、また一歩下がるけれど彼も同
じように距離を詰めて来る。
喪子の体がプールのへりにあたり、それ以上は後ろへ下がれなくなり、彼が喪
子をとらえる。
「助けてあげるから、おまえのことは、いつでも俺が」
そして彼は喪子を水底へ沈めたのと同じ腕で喪子を抱き上げプールサイドに座
らせると涼しげな目元を伏せて無防備な喪子の足をしもべのように舐める。

ちょっと病んでて男らしくてツンツンしていてデレデレしていて
男前な脳内彼氏を脳内で飼ってます。


172:彼氏いない歴774年
09/05/24 21:55:16 cTEhsSwX
吉野家コピペで妄想www
不覚にも萌えたw

これは宇宙ヤバイにも挑戦するべきか

173:彼氏いない歴774年
09/05/24 23:54:31 nMubRlLH


174:彼氏いない歴774年
09/05/25 00:10:13 tKlfIhft
喪太郎は官軍の侵攻する足音を本能的に聞きつけた。
「…来る…!」
喪太郎は枕元に置いた愛刀を手にし、本陣近くの高台へ駆け上った。
「…?!なんと…!」
眼下に多数の敵兵とゴキ大将が確認できる。
(くそ…ここまで攻めてきやがったか…!)
喪太郎は私兵を連れ、馬を飛ばし御手洗山まで急いだ。
(御手洗山までは越えさせん!)
「おう、待たせたな!」
すでに御手洗山のすぐ近くまで敵は迫っている、喪太郎が来たことで先に御手洗山で陣を引いていた先発隊の表情にも安堵の様子が見られる。
だが敵は近い。すぐそこにいるのだ。
ここがおいらの死に場所になるかもしれん、喪太郎は覚悟した。
小一時間。相手は攻めてこない。
喪太郎は抜刀。
「進めー!」の喪太郎の声と共に私兵は皆突撃した。相手は少ない、幸いであった。
喪太郎の狙いはこの小隊の大将ゴキ大将である。向かってくる敵兵を切り捨て切り捨て狙いに迫っていく。
「……とぉっ!」
喪太郎はゴキ大将をしとめた。
「ゴキ大将の首を取ったー!」
喪太郎が叫ぶと私兵達の顔が明るくなる、ふと我に返ったときすでに戦は終わっていた。
…やったぜ…榎本さん…
喪太郎の顔に久方ぶりに笑顔が戻ってきた。
(ゴキブリ退治×最近ハマった幕末もの)

175:彼氏いない歴774年
09/05/25 00:31:41 AtJMv8FJ
>>172
バカなの?はすぐできそう

176:彼氏いない歴774年
09/05/25 06:43:32 A0/LuQMp


177:彼氏いない歴774年
09/05/25 15:01:27 gudVzlNU
喪子(ヤバイ電車のり間違った…ここどこだよ…)
絶望する喪子の元にフツメン彼氏から電話がかかってくる。

彼「おっすー!喪子ちゃんもう晩ご飯食べた?」
喪子「おっすー…ご飯はまだ食べてない……」
彼「どうしたの!?何かあった!?」
喪子「電車のり間違った…なんか知らんとこにきちゃった…」
彼「あるあるw仕方ないなー迎えに行くよ!喪子ちゃんの好きなグラタン作ったから一緒に食べようね」




電車乗り間違うたびにこんな妄想をしてしまう

178:彼氏いない歴774年
09/05/25 17:08:34 NBhwjudS
そんなにしょっちゅう乗り間違うのか?>>177カワユス

179:彼氏いない歴774年
09/05/25 19:39:00 tpVu37L9
自分の妄想の予告編みたいなのを考えるのが楽しい。
ただし我に返るととても恥ずかしい
異世界召喚もので喪女子高生と王子


気がついたら異世界で
現実はそんなに甘くない
卑屈で内向的で軽く意地っ張り
ヒロインにはなれそうもない

悩む彼女と そして彼

相手は文字通り、住む世界が違う人

こんなの、
ばかみたいに
ただの恋。

彼女の異世界奮闘記

脳内劇場で絶賛公開中。

180:彼氏いない歴774年
09/05/27 05:36:11 /6/yIIe+
ある国の国王が住む城
その息子の双子の兄弟のボディカード兼世話係の喪子

兄は茶髪のヘタレ系女好き
目を放すとすぐにいなくなる
弟は黒髪で真面目温厚
喪子にもなにかと気を使ってくれる
二人とも喪子より二つ上で似てはないが端正な顔つき喪子は金髪ショートヘア
軍服に身を包み腰には剣
太ってないが筋肉のせいで華奢とは言えない体つき

いつも兄にかまってばっかの喪子に弟が嫉妬して迫ったり
兄はいつも相手する華やかな令嬢より
呆れながらも迎えに来る喪子が実は好きで余計に振り回したくなったり
一族討伐をもくろむ隣国の連中がボディガードの喪子を誘拐
国王の弱味をはかない喪子がエロい拷問されたり

エロ自重\(^o^)/

181:彼氏いない歴774年
09/05/27 07:10:19 G2IQ3tXP
夜寝る前に明日異世界に行きたいとか
朝起きてこのまま眠りにつくように静かに死にたいとか
音楽聴きながら好きなキャラにどこかへ連れて行って欲しいとか
どんなに楽しみなことがある日でも一瞬は毎日思う

182:彼氏いない歴774年
09/05/27 19:49:14 04t9qobU
もうとっくに学校は卒業しているというのに、未だに学園物少女漫画のような妄想をしている。
喪子はクラスでは目立たないが、人気者イケメンと交際中。しかし目立ちたくないため周囲にそれは内緒。
クラスのリア充リア子は元気でちょい毒っぽく、イケメンに片思いしている。
もちろん喪子との関係は知らないので「あんたってマジ地味w一生彼氏なんか出来ないんじゃん?」と
完全に喪子を馬鹿にしている。そんな中修学旅行に。夜、人目を盗んで会話を交わす喪子とイケメン。
「最初はどうなるかと思ったけど…来て良かったな」
「俺も。楽しんでるみたいで良かった」
なんて話しているところを、偶然リア子に見られてしまう。
「何であの二人が…!?」
親しげな雰囲気に何かを察知するリア子。勢いよくそこに出て行く。
「イケメン君!こんなところで何してるの?」
「いや…お前には関係ないよ」「え…内緒…なの?」
それまで、それなりにイケメンと親しくやってきたリア子はこれにショックを受ける。
「じゃあ、私もう行くね…」と去っていく喪子。
「うん…お休み」と言うイケメンの眼差しに優しさを感じ、動揺してその背を睨むリア子。嫉妬と悔しさが
リア子の胸を支配する。

リア子からの嫌がらせを受けつつも意に介さなかったり、イケメンに守られたり
なぜか大災害が起こって喪子を救出しに行くイケメンとそれを必死に止めるリア子(でも行く)編、
だんだんヤンデレっぽくなっていくリア子からイケメンを守る喪子編、大学受験編、喪子が他人から言い寄られる編
同窓会で二人の真実を暴露編、結婚式で一悶着編なんかがある。
今のところ双子を生んだとこまで妄想した。

183:彼氏いない歴774年
09/05/28 08:54:15 uR1J4vNe
>>182
そんで今は双子の名付けをどうするかいろいろ悩んでるんだろwwわかるぜwwww

184:彼氏いない歴774年
09/05/28 20:07:23 cYHOQKo+
彼氏ができたら

夏…花火大会に行く。ひと通り屋台を回り楽しんだ後、人ごみを避けるように静かな神社でしばらく雑談。
   急に真面目な顔になった彼が震えた声で「一生一緒にいたんだけど、お前はどうかな」
   とプロポーズめいた発言をするがこの日一番の大きな花火の音にかき消される。
   逆光と、まだわずかに残る音の余韻の中で見つめあう二人。
   私「えっ?聞こえなかったよ。なあに?」 
   私に聞こえていなかったのがわかって緊張が解けたのか、くっくっと笑い出した。
   彼「ううん、なんでもないよ。…また、胸を張って言える日まで、お楽しみな。」
   そう言った後、ぽんぽんと私の頭を撫でて彼は少し困ったような…はにかんだような表情に変わった。


冬…12月24日。お互い仕事で忙しく会えない日々が続いていたけど、この日だけは早めに切り上げ
   夜7時にイルミネーション街で待ち合わせ。
   待ち行く人たちは家族、恋人と幸せそうに歩いていて、自分もそのひとりだと思うと嬉しくてつないだ手に力がこもる。
   「どうしたの?うれしそうだね。」
   いつもより優しい笑みを見せる彼も同じ気持ちなんだろうか、ぎゅっと手を握り返してくれる。
   積もる話も食事も終えしばらくぶらぶら歩いていると、雪がちらちらと舞いだす。
   「ホワイトクリスマスなんて初めてだね!」
   すいこまれそうなほど深く黒い空と宝石のように舞う白い雪のコントラストがあまりにも綺麗で、
   凍てつく寒さも忘れ二人でただ空を見つめていた。

   ――このまま、時が止まってしまえばいいのに

  そう思った瞬間。彼がゆっくりと口を開いた。
  「夏祭りの日、俺が言いかけたこと…今なら、何にも邪魔されずに伝えられると思うんだ。」
  あの夏の日と同じ、真面目な顔。
  「俺、お前といる時が一番幸せなんだ。お前をずっと支えて生きたい。お前ももし俺と一緒の気持ちなら…」


  「俺と、結婚してください」
  
  少し震えている彼の手を強く握る私。
  「―私も、あなたと同じ気持ちです。あなたの嬉しいことも、悲しいことも、すべてわかちあいたい。
   ずっと、一緒にいてください。」
   
  今は、強く強く繋いだ手に落ちる雪の冷たさも気にならなかった。

気持ち悪いがいつかこういう事があるとガチで夢見てるからな

185:彼氏いない歴774年
09/05/28 21:43:03 R5Y3LBLy
>>184
全わたしが感動した・・・

186:彼氏いない歴774年
09/05/29 13:10:10 D/DTMEQk
クリスマスどころか暮れ正月も職場にいた私としては

「世間はクリスマスだぞ喪子ー」
「そうですね先輩、いいから早くそっちの実差表出しやがってください」
「そんなに急がなくてもいいじゃん。何、このあと予定でもあんの?」
「あったら先輩を置いて帰ってます」
「わかった。じゃあ早く終わらせよう。そして喪子はひとり淋しいクリスマスを存分に味わえ」
「言われなくてもその予定です」
「と思ったけどそれ無しな」
「?」
「喪子はこれから俺とクリスマスの予定だから。…何ぼーっとしてんだ。手動かせ、手」

うってかわってきびきび仕事を片付ける先輩。
先輩の真意がわからず、どきどきしながらも首をかしげている喪子。

「あ、ホテルの予約とかしてないから、うちとラブホどっちがいい?」
「…いきなり生々しいこと言わないでください!」

で、先輩の家へ半分拉致られて(途中のコンビニでケーキ買ったりして)
世間一般のクリスマスを過ごすことになる。


なんで妄想なのに微妙に夢がないんだろう…

187:彼氏いない歴774年
09/05/29 15:27:10 tTJZ2KgN
>>181、すごくわかるよ>>181

広大な草原(ステップ)と峻険な山脈地帯にぐるりを囲まれ、南面のみフィヨルドによって外海に開かれているという、
天然の要崖により栄えてきた王国。
覇権を誇るその老王の、最も歳若い愛妾の娘が私。
王宮での暮らしを得るためだけに私を生んだ母には、他の男――老王の皇太子とのよからぬ噂も囁かれており、
乳飲み子の時から、私は王の側近である老将軍の所領―草原地帯に接する辺境の地―で、
将軍一家の家族同様の愛情と厳しいがしっかりした教育によって育てられていた。
だが、私が7歳になった時に老王が逝去。 
専横の振る舞いの多かった皇太子は、王位に就くと同時に父親の愛妾であった私の母を自分の後宮に入れる。
それは元より事実関係もあったのだろうが、王宮暮らしを捨てたくない母が
「あの姫はあなたの娘」と私を楯に保身を図ったためで、私は現王の娘として、のどかな辺境より王宮へ召し返される。
公的に『先王の娘』ではなく『現王の娘』となった私だが、現王には私より一回り以上年上の王子・姫が
庶子ばかり数人おり、王位継承権の順位も低く、存在自体が複雑な政争のタネとなりそうな私に、
現王の顔色をうかがう宮廷の人々があえて近づくということも無かった。

そんなある日、母の後宮に繋がる通路を歩いていると、数人の男が言い争う声が聞こえる。
この場所で男性の声がすることに不審を抱いた私は、声のする場所へと向う。
そこで目にしたのは、後宮の通用口より押し通ろうとしているのだろう腹違いの兄王子と取巻きの貴族。
そしてそれを遮ろうとする衛兵隊の青年だった。
衛兵は20を少しばかり出た年頃だろうか。 衛兵隊が草原の民より徴兵されるという慣わしを抜きにしても、
武骨で精悍な面立ちは一目で草原の出身と知れる。
王以外の男子は誰であろうと後宮への入足を禁ずる決まり、と慇懃にいう衛兵の顔面を剣の鞘でしたたかに打ち据え、
罵声と嘲笑を浴びせる兄王子一党。
あまりのことに私は、幼いながらも(元々、身内である王族の人々に好感を持っていなかったことも手伝い)
衛兵の青年と兄王子の間に割って入る。
「この者は間違ったことは言ってないと思いますけど」
「それより、兄上様方がどうしてこのように強く母の住まいへおいでになりたがるのか、
わたし、父上様におたずねしてもいいですか?」
いざとなれば保身に敏い愛妾は、王にあることないこと自分達の讒言を吹き込むだろうと考えた兄王子等は、
腹立ち紛れの暴言(本当に父の子かどうかわからんビッチの娘が、とか叔母子殿とかそんなこと)
を捨てゼリフに立ち去る。 

長くなったorz 分けます

188:彼氏いない歴774年
09/05/29 15:31:01 tTJZ2KgN
改めてお互いを眺める私と青年。 
幼い私は、長身の青年の半分にも満たない。 対して、ちっぽけで幼い私に跪く青年。

「あの人(王)を『父上』とお呼びしたのは、これが始めてです」
「あんたが…いや貴方様があの、先王の形見姫と噂の姫君か」
「はい。まあ、皆にとっては私の父が誰かという事が全てで、私自身は取るに足りない者のようですけど。
 それよりあなた、ケガは大丈夫?」
「これくらい大事ない…いや、ありません」
「でもかなり酷そうですよ。手当てしましょう。こっち来て」

戦場流だが、応急処置は育ての親の老将軍仕込み。
座ってもなお丈に余る相手に伸び上がって手当てする私を興味深そうに見つめる青年。

「これは…痕になるかもしれません。母と兄に代わり、私が詫びます。…ごめんなさい」
「なあに、草原の男なら向う傷は身の飾り。あんた…貴方様が気にすることは無いですよ」
「だって、とてもよい顔なのに」「…え」

幼少時を草原近くに過ごしたことで、草原の民に親近感は持っていた私だが、
それ以上の何か、初めての淡い慕わしさのようなものを青年に対して抱く。
しかし数週間の後、国境地域での情勢不穏を受けた急な軍の編成変えが行われ、
青年の所属する衛兵部隊は辺境へ配置変えとなる。(兄たちの差し金も多少あり)
自分の胸の中の想いがどういうものかも分からないまま、やり場の無い気持ちと衝動のままに
部隊の出立に駆けつける私。
そこで(考えてみれば、後宮の警備を任せられるほどの者なのだから当たり前なのだが)
青年は単なる一平卒ではなく部隊長クラスの人間、兵士たちの心も掌握している人物であることを知る。
そして、出立の刻限。 
自分の全ての思いをこらえ、『王の娘』として泣かずに見送ろうとする私に青年が囁いた。

「小さな俺の姫君、何年かかるか分からんが、決めた。あなたを女王にして差し上げよう」

口を開く前に青年はひらりと乗用獣に跨り、私に向けて王族への最高礼を執ると駆け出した。
部隊の兵士全員が同じく礼を執りそれに続く。

青年が去って行った草原からの風と、初恋とも呼べない淡い私の想い、どちらも微かな嵐の気配を滲ませていた。


あのね、これで前フリwwww/(^o^)\

189:彼氏いない歴774年
09/05/29 15:46:40 tTJZ2KgN
なんかやっぱり簡潔にまとめられない、バカだ…
長身ガッチリの実力派無骨策士男性と、コンパクト体型で教養軍師なハイソ女、
でも百々の詰まりは体格身長ギャップ萌、てのが妄想のキモだという…\ (^o^)/


190:彼氏いない歴774年
09/05/29 18:49:49 SqYDxQEj
>>187
>「小さな俺の姫君、何年かかるか分からんが、決めた。あなたを女王にして差し上げよう」
超 萌 え た

簡潔にまとめなくていいので続きをお願いします

191:彼氏いない歴774年
09/05/29 21:54:52 OizKzcdd
>>186
良いなあ、それ。凄く良いなあ!
きっと正月も「おつかれさん。さ、行くぞ初詣」と引っ張って行かれるに違いない…。

192:彼氏いない歴774年
09/05/29 22:06:05 OizKzcdd
連投で申し訳ない。唐突に脳内親友(男・幼なじみ)と彼の友人(男・何故か私を好き)が合コンに駆り出されてる現場が浮かんだんだ。
以下、脳内親友がA・その友人がB

Bは顔可愛いし人当たりも良いので、女の子達は揃ってBにアプローチ。
女「Bさんて、どんな子がタイプなんですか?」
B「俺?んー…あんまり決まってない。てか、最近無くなってきたw」
女「えーw」
B「いやマジでマジで。何かね、今までと全然タイプの違う子にドキドキしたりする」
女「例えばー?」
B「ん?んーとね、究極にお堅い子?」
女「えー?」
B「人に好かれたり誉められたりに慣れてなくて、素直じゃなくて、何でそんなにと思うほど後ろ向きで。」
A「…」
B「基本的に勘も頭も良いから何でも一人で出来ちゃって、その分、人に頼ったり巻き込んだりが大嫌いで。」
女「…」
B「一人じゃないと泣いたり笑ったり出来なくて、本当は少しシンドイくせに、意地っ張りだから極限まで懸命に一人で立とうとして。」
A「オイ」
B「見てて辛いけど、あの人が楽なら良いかーって思っちゃうんだぁ。そーゆーあの人の傍に居たいって、思っちゃうんだ…」
(帰り道)
A「お前、あれ喪子だろ」
B「ん、アハハばれてる?」
A「判りやす過ぎ」
色々とゴメン

193:彼氏いない歴774年
09/05/29 23:01:00 dXWK4Sgf
>>186
いいジャマイカ!

微妙にかっこつきすぎない、とか
現実がちょっと混じっちゃう妄想がいいんだよ!グリーンダヨ!

でも、そういう妄想が大好きなのに
自分の妄想は現実離れしちゃって(つまり現実から妄想をひねり出す能がない)
ここで誰かの「ちょっと現実妄想」が生きる糧だよ。
是非その先の喪子と先輩を妄想してほしいよ。

194:彼氏いない歴774年
09/05/30 18:55:53 QuNmiimx
>>193
激しく同意!!いいよね!

>>192
ま た お 前 か
次はどこまで進展してくる気だろうww

195:彼氏いない歴774年
09/05/31 00:06:44 /zYlbwCy
映画が好きで、
はまった作品には、
その世界にオリジナルキャラを投入
(演じるのはもちろん自分)。

辻褄が合わないと嫌なので、
それなりに
その時代考証や他キャラの設定を
調べ掘り下げて。


寝る前の、
いや、目が覚めてる時も
楽しみです。





196:彼氏いない歴774年
09/05/31 02:18:36 fVWnliHj
>>154続き
囁かれた言葉に跳び起きる
否、起きようとして額に置かれた手に阻まれた。
手の主はすでに身を起こして喉の奥でくつくつと笑っている。
…遊ばれている。呆れるやらなにやら、身体中の力が抜けた。
「いつも好きにしてるじゃないですか」
考えてみればそう焦るようなことではない。
いつだってやりたいことをやりたいように。
こんな状況だけでなく、常日頃から彼はそのように暮らしていた。
長い付き合いではないが、その放蕩ぶりの一端は身を持って知っている。
「いつも、ねえ。これだけ俺を振り回してよく言う」「振り回す?私が?いつ?」
振り回された覚えはあれど、この人が自分の思い通りになった記憶などついぞない
「してるのさ」
ほんの少し、表情が変わったような気がした。
「だいたい俺はお前に手を出す気はなかったんだがな」
たしかに一向に自分を相手にしようとしない彼を、ささやかながらも煽ったのは自分だ。
しかし一度そうなってしまえばこちらの都合などおかまいなし、
さんざ好きにしておいてそれを言うのかこの男。
頭にあった手が少し降りて、掌が鎖骨から首筋にかけてを撫ぜる
「……っ」
ぞくぞくと何かが身体を這い上がる。不快ではないが、どうにも逃げたくなるような感覚だ
「遊びに向いた女でもないのに、わかんねえもんだなあ」
「なにそれどういう意味」
なんだかひどいことを言われた気がする。
「言葉どおりだよ。ま、わからんならそれでいい」
釈然としない。どう考えても自分のほうが振り回されているし、遊ばれている。
…少々の意趣返しを試みる。
手際よく釦を外していく指。袖口を掴んで邪魔をすると、視線がこちらに向いた。それをまっすぐに迎え撃つ。
「好きですよ」
脈絡なく唐突に。
ぴたりと手を止める彼を見て、ほんの少し満足した。
「うん、だからな、そういうところだよ」
硬直は一瞬、すぐさま立ち直ると再び手は動き始めた


好きにされるとこを書こうとしたのにアッルェー。エロって難しい
親くらい年の離れた人から玩具あるいは所有物的な扱いをされ、たまに逆襲
でも最終的にはやっぱり勝てないというのが個人的萌えポインツ
>>155
続きは考えてなかった全バージョン脳内で展開されましたありがとう
とりあえず王道な気がする1番で

197:彼氏いない歴774年
09/05/31 05:39:29 wyOYn9tR
>>196
いやもう本当いい妄想をありがとう
いっそのことあなたの頭の中に住みたいよw

私もおっさん妄想

喪子の伯父にあたり、14ほど年上のおっさんとなんだかんだで一緒に暮らしてる
喪子は伯父のことを小さい頃は名前に“ちゃん”付けで呼んでいた癖が直らず、名前に“さん”付けで呼ぶ
喪子はおろしたてのパンツスーツに身を包み、髪も低い位置で結ってある
古い一軒家、朝食を作り終え伯父を呼びに軋む廊下を歩いていく
ワイシャツ姿の伯父の背を縁側に見つけ、声をかけた
「〇さん…ご飯ですよ?」
伯父は灰皿持参の一服をちょうど終え、横に並んだ喪子を糸目の笑顔で迎える
「喪子ちゃん、おはようございます」
「おはようございます」
互いに軽く一礼
「ご飯です」
「うん」
動こうとしない伯父
「いやぁ、ほら、猫が気持ち良さそうで」
苦笑して喪子が腰をおろすと、猫はいってしまう
二人でクスクス笑いあう
伯父が自分の膝をおいでと言わんばかりにぽんぽん叩く
「私、今年で30になるんですよ?三十路ですよ三十路」
笑顔でぽんぽん続く
観念した喪子が体を横たえて膝に頭を乗せる
少しかたい伯父の腿がこめかみと頬にあたった
陽射しが暖かい
髪を崩さないよう、毛流れに撫でる手を添わす伯父
「今日もそんなに完全武装でどこ行くの?」
「…仕事です」
伯父は静かだが、心から楽しそうな声だった
「喪子ちゃん、男の人とお付き合いしないの?」
「しません」
思いの外、語尾が強まる
仕事が忙しくそんな暇がないのも本当だが、伯父への淡い気持ちもあってのこと
多少なりとも感づいている筈の伯父からの言葉に、小さなショックを受ける喪子
「そう」
「…」
「…おじさんは“男の人”の中に入るのかな?」
「え……、え?」
咄嗟に見上げても、あるのはいつもの笑顔だった
「ご飯にしようか、お腹へった」
頭をそうっと床に落とされて、伯父が立ち上がり灰皿片手に出ていった

ベタなまとまりなしグダグダすまん
ひざ枕いいよ、ひざ枕
猫がめっちゃ空気読む
このあとはまたベタな嫉妬展開・酔って自制きかないよ俺も男だよ?展開・一緒にクッキング展開が
妄想で生きてるよ\(^o^)/

198:彼氏いない歴774年
09/05/31 06:14:17 kQetqZOt
無口でコミュニケーション能力がかなり欠けている喪子。
友達の頭の固い男友達A+他にも数人男友達と女友達で夏祭りに。
途中でAと喪子はみんなとはぐれて二人きりになってしまう。
お互いあまり喋らず沈黙が続く中、Aが気を使い
「……りんごあめでも食べるか」
と聞いてきたので頷く。
Aが喪子と自分のぶんを買って喪子にりんごあめを渡しながら
「…お前は、りんごあめ食べれないと思っていた。好き嫌いが多いからな」
「うん、嫌い」
「…………他のにすればよかったな」
「いい。りんごあめでいい」
「でも嫌いなんだろう?」
「食べる」
「無理をするな」
「いい」
喪子は自分では気付いてないものの、Aが好き。
だからAが買ってきてくれたものなら食べれるような気がしていた。


ちなみに影から友達たちが
「なんだよあいつらいい感じか!?」
「Aのくせに…」
「(あれ?喪子ってりんごあめ食べれないのに食べてる…)」
とかってこそこそしながら見ているという\(^o^)/
BGMは藤田麻衣子の水風船\(^o^)/

199:彼氏いない歴774年
09/05/31 12:25:21 yi72TQZG
>>194
だよね!

>>195
私は映画でこそありませんが
自分の妄想に現実感を求めて(というか勝手に脳が求めるw)
図書館の本を補修する糊について調べていて
いったい自分どうなっちゃうんだろうと不安で仕方ありません。
(私は127でもあります。委員長は本の背表紙を補修中です)

200:彼氏いない歴774年
09/05/31 13:17:48 /Ix7wPZ/
>>197
おっさんたまらん(*´д`)ハァハァ
酔って自制きかないよ俺も男だよ?展開萌えるよとっても分かります。

201:彼氏いない歴774年
09/05/31 17:30:50 IuXlc1+U
私と彼は友達同士
グループで集まってて、仲は良いけど二人きりで会う程の関係ではない
彼はグループのリーダーみたいな立場で、いつも遊びの計画を立ててくれる
もちろん私は彼に惚れている

ある夜、ぐーたらしてると彼から電話
彼「喪子、明日あいてる?」
私「うん。あいてるよ~」
彼「映画でも行けへん?ルーキーズめっちゃ観たいんやけど」
私「おっいいねぇ。行こう♪」
いつもみんなに同報メールで連絡してくれる彼なんだけど、今日はなんで電話なんだろう
急に決めたからかな

翌日。
待ち合わせ場所には彼しかいない
私「あれ?みんなは?」
彼「今日はふたり。たまにはええやろ?え…もしかしてあかんかった?」
私「いやっそんなことないけどっ」
彼「けど何やねん(笑)」

彼の意図が掴めないまま、映画観て買い物してご飯食べて
軽くお酒も入って「喪子、手つなごうや~」とか言われてつないだりして、緊張で完全に素面に戻る私




うわああああああああああああああああああああああああああ
このあと恥ずかしいいいいいいいいい

202:彼氏いない歴774年
09/05/31 18:10:43 IuXlc1+U
調子のってスマソが>>201続きです



酔い冷ましで川沿いのベンチに座った
何故か手はつないだままだ
ふと会話が途切れ長い沈黙がおとずれた
辺りに人影はなく、水の音だけが聞こえる
冷たい風が吹いて、思わずつないだ手をぎゅっと握りしめる
彼「喪子?」
急に恥ずかしくなって手を離してしまった
彼「何で離したん?」
私「え?いやっ別に…」
彼「何やねんw急に離すからびっくりするやんけww」
緊張MAXの私
彼はなんでこんなに余裕綽々なんだろう
私はなんでこんなに彼が好きなんだろう
手を離してしまった事への後悔と、彼への想いが大きすぎて、胸が押し潰されそうだ
私「…そろそろ帰ろっか」
立ち上がる私
彼「ちょい待てって」
腕をつかまれ、ベンチに座らされた
彼「俺じゃあかん?」
私「え?」
彼「えっあのっ…だから、その…。喪子のこと、好きやねん」
私「うっ…嘘だぁ」
彼「ほんまに。好きや」
私「本当に?」
彼「ほんまやって」
いつの間にか私は彼に抱き締められていた
「やっと言えたわ…」
そう呟いた彼の息を首筋に感じ、溢れそうな涙をこらえながら
「私も…大好きだよ」
と言って抱き締め返した




今年も私に春は来なかった
関西人と付き合いたいyo

203:彼氏いない歴774年
09/06/01 00:41:59 Hqszm7+x
>>197
血は!繋がってるのか?

204:彼氏いない歴774年
09/06/01 23:01:28 Zz3IOyMf
青春がしたかった

都会から田舎の中学に来た喪江。
元々人付き合いの苦手な喪江は、人数も少なく地元意識の強いクラスに馴染めない。
いつも昼休みは読書して、リア充グループからは「都会から来たからって澄ましてる」とハブられ気味。
放課後になっても、バスも電車もない、山あいの小さな町には喪江の行き先など無い。
スタバもマルイもない県に喪江は実際戸惑っていた。
あるのはひたすらに続く青い田んぼ、里山、そして美しい川。
寂しさを紛らわすように喪江は、いつも夕日を川べりで眺めていた。

ある日、いつものように夕日を見ながら本を読んでいた喪江は、人の気配に振り向いた。
ジャージを着た男子。
無口でガタイが良くて、ぶっきらぼうな岩国くんだ。
むっとして垢抜けない感じだけど、それが却って喪江には安心感があった。
「お疲れー、どうしたの?」
疲れているけど、無理矢理喪江は笑う。
風が吹いてさらさらと黒髪が音を立てた。
体操服に木の葉をつけた岩国は、ポンと紫色の何かを投げて寄越す。
「食えよ、甘いぞ」
「なに、これ…?」
手のひらに収まる紫色の実がぱっくりと割れて、餅のような、白い果肉が覗いている。
「アケビ」
岩国は手際よくアケビを割ると、種の入った果肉ごと食べた。
「洗ったの?」
「洗わなくても食える」
戸惑う喪江だが、やがて決心してアケビを口にした。
ねっとりとした素朴な甘さが口に広がる。美味しい。
突っ立ったままの岩国は、怒ったような顔をしている。
「…ありがとう。美味しい」
喪江がそう言うと、岩国は顔を背けた。

夕陽の朱に染まる白い川床を、丸く平らな石の影が飛んでいく。
何度も水面を跳ねる石を喪江は見つめた。
「凄いね」
「水切りくらい大したことない」
川辺の石に座る二人の影が伸びる。
「山も川も、この辺なら庭みたいなもんだ」
友達もいなくて他に遊び場も無かった。
ぶつ切りの言葉で、岩国はぽつりぽつりと語った。
両親の離婚。母方への引越し。
ゲームをやる友達もいなくて、禁じられていても山川に遊びに行ったこと。
体格が良くていじめられはしなかったが、今でも友達は少ないこと。
「あいつら、余所者が羨ましいんだ。この世界しか知らないから」
「岩国くん」
「だから、喪江も卑屈になんかなるなよ」
喪江の内心を岩国は汲み取っていた。
戸惑いと寂しさ。
友達を作るために、へりくだって下手に出ようか迷う心。


205:彼氏いない歴774年
09/06/01 23:02:57 Zz3IOyMf
「こんな場所で自信無くすな。…俺、喪江いいと思うし」
俯いて石を投げた岩国の横顔は残照に染まる。
「…うん」
「前向いて、笑えよ」
「うん」
喪江ははにかんで、笑った。
「自転車」
「えっ?」
唇を噛んだ岩国が、怒ったように言う。
でも、岩国が喪江を心配して元気付けようとしてくれたのは、分かった。
「後ろ、乗ってけよ。送るから」


この後進学でバラバラになるけど、二十歳の同窓会で再会する二人。
喪江は淡い恋心を忘れられないまま大学生に、岩国は喪男のまま県内で救助隊員になっていた。
そして二人で行った魚民の個室(畳)で、岩国が酔った勢いで喪江にキスして付き合うんだキャー

という妄想をしたけどもう私なんか青春を経験しないまま社会人4年目でござる
仕事が青春だったから恋愛は来世に期待しとく

206:彼氏いない歴774年
09/06/02 01:07:00 4Kyl0EXR
かっこいいなあ岩国くん
同窓会って現実じゃあんなに鬱イベントなのにね

>>197
間違ってた→ ×伯父  ○叔父
・叔父さんは後妻の連子で、血は繋がってないルート
(このルートだと、恋仲になりかけた時、叔父さんは歳の差や、大事な兄=喪子の父への遠慮や喪子を預かっている責任感に苦しむ)
・喪子は遠縁の親戚の不幸とかでのもらわれ子で、血は繋がってないルート
(このルートだと、恋仲になりかけた時、喪子が親が新婚で亡くなったかなんかで幸せ恐怖症や、叔父さんが姪に対する優しさや同情で付き合ってくれているんじゃないかと苦しむ)
・血が繋がってるルート
(このルートだと、死ぬほど悩み苦しみながらプラトニックな恋仲になりかけたり、片思いで終わって叔父さんとは恋仲にはならず慰めワイルド上司が出てきたり幼馴染が出てきたり)

ベタ展開・オッサンイパーイでたっのしー/(^o^)\


元々叔父がのんびり暮らしていた家に転がりこんだ喪子
(転がり込んだ理由;仕事に忙殺されそうになった・ストーカー被害で親のお墨付きetc)
仕事の鬼のような生活で喪子の帰宅は常に日付境界線近くヘトヘト
朝食だけは必死に時間を工面して作るが、晩飯はどうやっても叔父に頼むことになる
外食で済ますことも提案したが、健康面・経済面の理由から叔父に一蹴される
今日も今日とて例外なく月も昇りきった23時近く、立て付けの悪い戸を本日最後の気合一発とこじ開ける
「…ただいま~…」
パンパンに張った足を引き摺り灯りのついた居間までたどり着く
「おかえりなさい、喪子ちゃん」
叔父の笑顔と温かい食事に迎えられて、安心感に満たされて必死に武装していた気持ちが消えて落ち着く
「ただいま。いつもいつも本当にすみません」
「毎日言ってますね、それ」
くすくすと笑われる。
「はい、座って座って」
お茶は自分で用意し席に着く、ご飯がよそわれてから、きちんと手を合わせてから頂く。
これは叔父の癖だ、食事を共にするようになってから自然とうつったものだ。
他にもお互いにうつってしまっている癖が気付かないだけでいくつもあるのだろう。
「いただきます!……美味しい」
「よかった。どうしても簡単で大雑把なものになってしまうからねぇ」
「十分ですよー、本当。ありがとうございます」
返事はなく、ただにこっと微笑まれる。
叔父はまたいつものように灰皿と煙草片手にゆるゆると立ち、座布団も持参で縁側に腰掛ける。
「あ、テレビつけたかったらつけて。リモコン取ろうか?」
「いや、いいです。大丈夫」
「そ?」
喪子は視界の隅で叔父を見つめる。
この位置関係が逆じゃなくて良かったと喪子は考えた、逆ならあるはずもない視線を感じてじっとはしていられないだろうから。
会話も音もない中で響く自分の食事音を恥ずかしく思っていると、叔父がこちらに向き直し話し出す。
「今日は会社どうでした?」
「あ、あんまりでした…。ミスはするは、提出資料がまだで上司にはどやされるは…」
「ふふ。“鬼上司”さんだね?」
「そうです。もう本当、なんであの人は仕事となると“ああ”なんでしょうか。いや、他の面ではいい先輩なんですけどね…」
「信用されているからですよ」
一人でぶつくさ言っているうちに、叔父は喪子に背を向けた。
声だけは変わらなく優しいままなので、叔父の表情がかげるのに喪子は気付かない。
「仲良しだねぇ…」
「仲良しっ!?仲良しとかじゃないですよ!」
「仲良しだよ、それ」
切ない笑顔で返す叔父
叔父は今まで聞かされてきた仕事・飲み会などの他愛無い会話、ちょっかいのかけ具合から上司は喪子に気があるのではないかと気を揉んでいる
願望てんこ盛り\(^o^)/シットサレタイ、ダレカニマッテテモライターイ

207:彼氏いない歴774年
09/06/02 02:24:43 8xSPayN1
血が繋がってるルートで
血の近さや歳の差やその他諸々の葛藤を抱え喪子の淡い気持ちを黙殺する一方で
>>206みたいな会話の中で喪子の意識をさりげなく誘導して他の男とのフラグへし折ったり
喪子の誕生日だとかイベント系は大なり小なりなんのかんの約束して他の男には誘う口実与えないように
予防線張ったりとか実に巧妙に喪子の周りから男を排除する
そんな生かさず殺さずな叔父さん穏やかな表情の裏でわりと酷い人だよver
が脳内で展開されたんだがどうしてくれる

208:彼氏いない歴774年
09/06/03 23:54:04 mR0B+IPg
>>206
>>207
その新刊、いくらでしょうか?


209:彼氏いない歴774年
09/06/04 00:04:31 tcI0k9ub
裸の大将のコスプレしながら道行く人に握り飯をねだる
その後ラブホテルや公園でカップルの営みを盗み見ては貼り絵にして彼らの部屋のドアにそっと挟む


210:彼氏いない歴774年
09/06/04 00:15:16 0jhcO/WA
>>208
月刊mojo 0円です。

211:彼氏いない歴774年
09/06/04 00:26:44 KhU77Rhq
>>210
月刊mojowwww

みんなは妄想って寝る前にするの?
私は歩きながらってのが一番多い。


同僚と一緒に会社を出たら、なんかハデな車が…

「お!喪子!?超偶然!久しぶりだなー!!」

と笑顔で喪子に駆け寄る超絶イケメン。
同僚のみんな、湧き足立つ。

「え!?俺君!?いつ日本に帰ってきたの!?」
「それが、今日なんだよ、本当マジで超偶然だね、久しぶりに飯でもいかない?」


と、私は俺君と一緒に颯爽と車に乗り込み同僚をおいて
夜の街へ消えるのだった…


なーんてな!なーんてな!とか、妄想内の台詞を…とたまにリアルに小声で
出てしまうので、たまに完全に危ない人です\(^o^)/

212:彼氏いない歴774年
09/06/04 05:28:17 osW92p8Y
「もうやめなよ、盗みなんて」
「うるせえ、お前には関係ないだろ」
盗賊団のリーダーな彼。
目つきと口は人一倍悪いけど、まあ優しいところもある。
この間会った時には見た事もない異国の花束をくれた。
わざわざ船を乗り継いで摘んできてくれたものだった。

「ほら、やる」
「………ネックレス?」
「ああ」

ダイヤモンドが贅沢に散りばめられた眩いほどの輝きを放つ金色のネックレス。
これは私が仕えている屋敷の主人に、一度だけ見せてもらったことがある。
中東辺りの宝石店で売っている稀少価値がある商品だと言っていた。

「ねえ、これってもしかして盗んできたもの?」
「…そうだ」
「……それじゃあ、いらない。これは受け取れないわ」
「っ…、何でだよ!お前の為に俺が中東まで行って持ってきたネックレスだってのに!!」

私は踵を返し、その場を離れようとする。
でも、動けなかった。
彼が私の腕を掴んでいたから。

「離してよ」
「何で駄目なんだ、俺じゃお前の心を盗めないのか」
「…貴方が盗賊をやめたら、きっと盗めるかもね」
「俺には盗めねえものはない…そう思ってた、なのに…」

急にバランスを崩しそうになる。
彼が私の腕から手を離したのだ。
俯いてしまった彼は次の瞬間、ネックレスを湖へと放り投げた。

「早くご主人様のところへ帰っちまえ!もう二度とお前とは会わねえからな!!」
「なっ…勝手に会いに来てたのはそっちでしょ!私だって暇じゃないんだから!!」
「うるせえっ!とっとと帰れ、馬鹿女!」

捨て台詞を吐くと、彼は木を伝って姿を消してしまった。
私は呆れながら屋敷へと戻った。


フランス辺りの貴族の屋敷でメイドとして働いてて、ある日買い物に出掛けた時にボッタクられそうになったのを助けてくれたのがきっかけ
それからちょくちょく会いにくるようになる素直になれないワガママな盗賊
ちなみに喪ア(名前)は屋敷の主人(24くらい)に片思い中
前に話したことがあってそれから盗賊は何かと嫉妬しつつ物をあげて気を引こうと奮闘している…みたいな妄想w

嫉妬って良いよね
されたい\(^o^)/


213:彼氏いない歴774年
09/06/04 07:57:18 ACQgEGBd
>197
やばい…!いい!
と思ってたのに、おじさんというキーワードつながりで頭の中に(´^c_,^`)が浮かんでしまった…

214:彼氏いない歴774年
09/06/04 20:18:46 NoyB4b0+
>>212
素敵!ご主人さまとのエピソードも是非!!

しっかしここの住人は妄想力だけじゃなく文章力も半端ないな
サイト持ってる人いたら見たい…

215:彼氏いない歴774年
09/06/04 23:51:18 6MhNtizN
機械獣に乗り込んでの戦闘で国同士が争ったり盗賊団があったりする国の話。
喪子はある義賊要素の強い盗賊団に所属する切り込み隊長的存在。
機械獣の扱いが抜群にうまく、盗賊団リーダー(男)には一番信頼されている。

所用のため砂漠を一人、機械獣に乗って横断していた喪子だが、途中で軍人機械獣に出くわす。
相手は一機。
すぐに決着がつくかと思いきや相手も少佐クラス以上の腕らしく、なかなか戦闘が終わらない。
吹き荒れる砂嵐やら野生化した機械獣の乱入やらすったもんだであちこち移動しながら、
3日3晩闘い続け、終いには互いにもつれ合って崖から転落。しかし、途中の岩棚に二機とも引っかかる。
気絶していた喪子は目を覚ますとコックピットから出て機械獣を調べる。損傷が激しく、通信機もアウト。
どうするか考えていると、軍人機のコックピットが開き、中から青年が現れる。
喪子はその姿にはっとする。その青年は、幼い頃に住んでいた町の、隣家の少年だった。
隣家、と言っても、青年は国家要人のご子息で、一方自分は安アパート住みの貧乏娘。
幼い青年が町のガキ共に泣かされてたのを、
持ち前の気の強さで助けたことがきっかけで親しくなったものの、
身分違いから引き離され、そのうち貧乏が悪化してアパートを出て、
野垂れ死にかけたのを盗賊団に拾われた、というのが喪子の経緯。

こんな形で会いたくなかったと思いつつ、よく考えれば盗賊団+砂漠活動中だった喪子は、
頭はフード、口元はマスク、ぶかぶかのマントという姿なので、喪子どころか女ともバレようがない。
光線銃を向けてきた青年に、「このままじゃお前も野垂れ死にだ」と喪子は言う。
軍人機もひどい有様だった。けれど、銃を向けてくる青年を無視してよく調べてみれば、
自分の機械獣から無事な所を移殖すれば動けるようになるレベル。
一縷の望みをかけて喪子は整備を始める。青年は雑用しかできない。
(軍では整備士が整備をするので、必要最低限は知っていても、二機使用等の複雑な整備はできない)
使えん奴め、だとか喪子は色々青年に言って、青年は青年で、黙れ貴様がおかしいんだとか言う。

3日くらいかけて整備完了。
その間は喪子が毛布を青年にくれてやったり、軍人携帯食を分け合ったりしつつ、微妙な距離感のまま。
機械獣は操縦者がインプットされている上、一人用なので、青年しか軍人機には乗れない。
喪子は「近くのスクラップ場から使える部品を持ってこい、私の機械獣を整備する」と言う。
軍人機、崖を登っていく。それを眺めながら、まあ、戻っては来ないだろうなと喪子は思う。
日暮れ後、焚火の前で膝を抱える喪子。あいつの背、私より低かったんだけどなあ、
そう言えば昔あいつに告白されたことあったよなあ、
でも「自分より強い男が好み。お前みたいな泣き虫は嫌」と振ってやったよなあ、とか色々思い出す。
そのうち寝る。

216:彼氏いない歴774年
09/06/04 23:52:11 6MhNtizN
(続き)
起きると軍人機が戻ってきている。頼んでおいた部品を全部持って。
喪子は驚くが、青年は「俺の責務は貴様を殺すことでなく、捕まえることだ」と言う。
喪子、怪しいそぶりを見せないようにと光線銃を突き付けられながらも、自分の機械獣の整備完了。
二人とも崖を登る。
喪子と青年の機械獣がにらみ合う。再び戦闘開始。
だが、喪子の機械獣の健康なところを移殖した軍人機と、
スクラップ場から持ってきた部品をつなぎ合わせた喪子の機械獣では、スペックに大きな違いがある。
喪子の腕でもカバーしきれず、喪子の機械獣は倒され、軍人機に踏まれ拘束される。

出ろ、と青年がスピーカーを通して命令する。喪子はコックピットから出る。
両手をあげると、青年もコックピットから出てくる。手には光線銃が握られている。
青年が目の前まで来たところで光線銃を奪い取ろうとするが、そこはさすがに男女、
喪子はあっさり仰向けに倒され青年が馬乗りに。
額に銃を突きつけられ、まあこいつになら殺されてもいいか、と喪子は静かに思う。
そこでいきなり青年が喪子のマスクをはぎ取り、口づける。
軍人の強姦は多かったので、喪子は必死に抵抗。
光線銃をとろうとするも、青年、あろうことかそれを投げ捨て、喪子の手首を拘束。
お前そこまで堕ちたかと、悲しいような寂しいようなで頭がぐちゃぐちゃになる喪子。
ようやく青年は体を離すが、貴様、と喪子が言うのを遮る。
「十年越しの片想いだ。最初から気づいてたさ」
喪子からは青年の顔は逆光でよく見えない。
「私は貴様の、好みの男になれたか?」
喪子、と青年は囁くように言い、もう一度口づける。

この後は喪子は捕虜になって他の軍人の慰み者になるのを青年が守る、腕を買われて軍所属ルート、
国を捨てて駆け落ちルート、盗賊団リーダーによる救出劇ルート(リーダーvs青年ルート)、
盗賊団と青年と組んで国を変えようぜルートなど。機械獣と軍人たまんね\(^o^)/

217:彼氏いない歴774年
09/06/05 00:48:26 sdFNDSvG
初投下。男は海賊船長



もう何時間も、この暗い倉庫の中にいる。
手足は縛られて、身動きが出来ない。
足掻いても無駄だ
既に考えることをやめた喪子は、眠りにつこうとしていた。
すると、ドアが開いた。
その音と差し込んだ光に、反射的に目を開くと、背の高い男が入ってきた。
喪子の前に立ちはだかると、皮肉な笑いを浮かべて言った。
「安心しろ。明日お前を帰してやるよ。」
喪子は考えることをやめたのに、そんなことを言われて、また頭が混乱した。
「嬉しくないのか?」
表情も無く俯いたままの喪子に男は言った。

218:彼氏いない歴774年
09/06/05 00:50:42 sdFNDSvG
続き

喪子は、長い間父親と二人暮らしだった。
父の家系は、村では知らない者はいない程の、代々続く大地主だった。
父は、両親(喪子の祖父母)が老いてから生まれた一人息子で、喪子が生まれた時、祖父母は既に亡くなっていた。
その上、幼くして母親も亡くしたので、喪子には家族も、身近な肉親も父だけだった。
それは父も同じで、お互い言葉は少なくとも支え合って生きてきた。
しかし、その関係は1年前から崩れ始めた。
父が後妻を迎え、継母と3人暮らしをするようになった。
喪子は複雑な気持ちだったが、何より父親のことを思い受け入れた。
しかし、次第に継母は喪子に辛く当たるようになった。
それを見ても、父は継母を庇って喪子を責めた。
そのうち父は継母と共に喪子に辛く当たるようになった。
家庭に居場所を無くした喪子は、海辺で読書や、考え事をしていた。



「お前の家、えらい金持ちだな。早く帰りたいだろ?」
男はしゃがみ込んで喪子と視線を合わせた。
「……帰りたくない」
「え、」
「帰りたくない」
涙が出てきた。
男はとても驚いた様子だった。
喪子は、途切れ途切れに家庭のことを話した。

219:彼氏いない歴774年
09/06/05 00:53:24 sdFNDSvG
続き

「…ずっと、ここにいればいい」
暫く沈黙したが、男は喪子の頭を撫でた。
そして喪子の拘束を解いた。
「?」
「お前の親父から身代金取ったから、もう縛っておく理由もないし…このまま逃げるけど、いいか?」
喪子は落ち着いてただ頷いた。
それを見て、男は先程とは違う、無邪気な笑みを浮かべた。
「今日は俺の部屋で寝ろ。俺は別の所で寝るから」
「ありがとう」
「ここ」
ただベッドがあるだけの、余白の広い部屋だった。
喪子は体が痛かったので、すぐにベッドに入った。
「じゃあな、明日すぐ西に進めば街に着くから、お前のベッド買いに行くか」
男はドアの方に向かった。
途端に、喪子は言いようの無い不安に駆られた。
何もない部屋に一人になったことで、自分はまた孤独になってしまう様な気がした。
「やだ」
男は振り返った。
「やだ、また一人になるの」そしてまたベッドに近付いた。
「そうか…」
男は、喪子の隣に横になって、抱き締めた。
「大丈夫、俺から逃げなければ」
「逃げない…」
「後悔しない?」
「うん」
「名前は?」
「喪子」
「喪子…こっち向いて」
「…」
「可愛い」
「嘘」
「嘘じゃない」
男は不意に喪子の手首を掴んだ。
そして、指先に口付けた。
「やっぱりベッド買ってやらない。おやすみ…」

長いのにしょうもなくてすいません\(^o^)/

220:彼氏いない歴774年
09/06/05 01:26:37 qJJ/9zXc
DOKIDOKI☆オフィスまだかよぉおぉ

221:彼氏いない歴774年
09/06/05 05:24:43 7uXHkKkN
擬人化?

レイ
携帯(S001)
なんでもやればできる子。
プライドも高い。
シャープなボディのキレイ系、お嬢さま。
携帯にあるまじき目力が自慢(デジカメ機能)
泥や湿気には弱い。
基本充電器がいない環境になると、長時間は耐えられない脆い面がある。

ミノオ
ミリタリー用アナログ腕時計。(ルミノックス SEALsモデル)
短い黒髪に黒い目、アメリカから来た海軍軍人。
過酷な任務にも淡々と向き合う。(水深200m耐圧、対衝撃性、過酷な環境でも故障なし)
人が見ていなくても常に努力する(針とかが超発光、蓄光いらずの夜光)。
優秀。(高視認性、正確性)
女性とは縁遠く、レイにはご立腹。


ミノオとレイは基本仲が悪い。
静かで必要以上に発光しないミノオに対し、レイはコチコチうるさいし、チカチカ光って目立つ。
レイはレイで、毎月2秒づつずれるミノオより自分の方が正確だという自負がある。
レイ「あっメールっ。なんだぁ、またメルマガかあ」
ミノオ「・・・」
レイ「電話が来た!あたしってば忙しいなあ。そういえばアマゾンで買い物しないといけないんだった☆」
(操作されてついミノオに近寄るレイ)
ミノオ「俺に寄るなっ」
レイ「はあ?何なの?別にあんたに寄った訳じゃないし」
ミノオ「うるさいんだよ!イライラするヤツだ」

いかにタフなミノオと言えど、レイと関わるとペースを崩されてしまう。
そう、ミノオはレイの電磁波に干渉されて狂ってしまうのだ。
でも、月に一度の時刻規制(ズレの修正)の時には

(やや離れて警戒しつつ)
ミノオ「準備よし、頼む」
レイ「いくよー、午前7時十秒前、五秒前、四、三、二、一、零」
(ミノオ、7時ジャストに合わせる)
ミノオ「一、二、三、四、五秒経過」
レイ「よし、ぴったり」
ミノオ「・・・ありがとう」

あとは、レイが出先で電池が減ってくると
レイ「どうしよ、あたしもうだめ・・・」
ミノオ「あんまり喋るなよ、頑張れ。あと20分で家に着くからな!」
レイ「うん・・・もうちょっとだけ頑張る」
とか何とか

時計屋さんに「時計を携帯から10センチ以上近付けないでください」と言われてなんか妄想が湧いた

222:彼氏いない歴774年
09/06/05 07:07:23 71SBHFDm

異界に捧げられる妄想



模序村に住む、平凡な喪乃、親を幼い頃に失い、姉と二人暮らし
畑仕事、水汲みなど忙しいが、それなりに平和に暮らしていた

そんな、模序村にはとある掟があった
数十年に一度、一番夜が長い日、社に御旗が立ったら
異界の者たちに娘を一人捧げること
普段は平和な模序村、当然、若い子達はそんな事知らない
村の長老達によって秘密裏に伝えられて行くのだ

掟は絶対で、選ばれた娘は美しい着物をまとい境の祠に行かされる
ある日、社に御旗が、そんな掟に選ばれたのは喪乃……ではなく喪乃の姉

喪乃の姉は誰もが認める器量良し、性格もとてもよい美人だ
喪乃の姉は掟と内容を告げられ、悩み悲しむ、彼女には恋人が居たからだ
そんな姉を喪乃は見ていられなくて、掟の夜に喪乃は姉と彼を逃がす

代わりに異界の祠に行った喪乃
選ばれた姉で無い己など、直ぐに殺されるやも知れないと震える

辺りは音を消し、草木も眠る程の深い闇の中
月が天の真ん中を支配し、物の怪が騒ぐといわれる時間帯
数人の影を見たとたん、喪乃は頭を下げ、三つ指ついて震える声で話す

「このような何一つ秀でぬ身、ですが此度は私めでご勘弁を……」

喪乃を迎えに来たのは、煌びやかな見た目の青年達だった
ポカンと少しの間、双方あっけに取られていたかと思うと
青年達は喪乃に近寄り、くんくんと香りを確かめると顔を綻ばせた

「これはまた……やっとこっちの人間も分ってきたということか」
「そうですね、うん、身も心も清い、何より手を出されてないところが良いですね」
「怖くないから、大丈夫、とって喰ったりは……いや、別の意味では喰うのか?」
「喰うって……正直だが、下品だぞ」

小突きあい、騒ぎあいながら、花嫁殿だ、妻殿ですねと騒ぐ青年達
あやす様に頭を撫でられ、喪乃は軽々と抱えられ、祠の裏の岩穴を抜けるのだった


つづく

223:彼氏いない歴774年
09/06/05 07:15:16 71SBHFDm
>>222のつづき


超越した力を持つ彼らに連れられて、入り込んだ異界は美しい場所だった
喪乃はそこで青年達にあれやこれやと世話をされながら話を聞く
何でも、喪乃は久しい時の中で、やっと此方に受け入れられた久方ぶりの妻候補らしい
喪乃はそれに首をかしげる、今までにも己より見目麗しい乙女が捧げられたはずだと

青年達は苦笑いしながら言う、見目云々の前に、他者のものに手を付けられないと
青年達の代になってから、今まで捧げられてきたのは長老達が選んだ美しい娘達
村で美しい娘はすでに恋人が居る、喪乃の姉もそうであったように
青年達はそれを直ぐに感じ取り、今まで捧げられてきた娘は直ぐに返し逃がしていたと

「初物が良いとかいう我が侭では無くてな、他の者に心がある人間に我らの子を授けられんしな」
「昔は普通に行き来していたんですが、過ぎたるは及ばざるが如し、争いの火種になりますし」
「今じゃあ、此方では俺達四人が最年少、まあ、時間がゆっくりだから滅亡とかはしてないけど」
「此方に連れ込んでスマン、でも四人も選択肢がある、俺は器が大きいから、浮気も多少は許す」

兄のように安心感があり、気を使ってくれる青年
頭がよく、様々なことを知っているが、何事も論理付けようとする青年
軟派を気取り、いつも明るく軽い、実は一番純情な青年
俺様理論を展開する我が侭、だけどからかわれやすい青年

喪乃はそんな彼らの初の妻候補、誰が娶るか云々の前に、青年達は恋愛らしい恋愛を知らない

男友達四人組、村の女性は親か、誰かの妻かという状況、皆して子ども扱いされてきた
喪乃を茶化したり、喪乃の女特有のか弱さに不安になったり、柔らかさにドキドキしたり
そんな体験を経て、喪乃との関係を深めて行く四人

喪乃も超越した存在ばかりだと思っていた異界の人たちの暖かさに触れたり
美しく、住む世界が違うと感じていた青年達に、風呂を覗かれ意外と普通の男だと思ったり
いつの間にやら恐怖など無くなり、いずれは誰かの妻にと考え出す

幾らか月日が流れた頃、丁度異界の長から呼び出しがあり、喪乃と四人は言われる
もう、決めねば喪乃の歳が無駄に重ねられてしまうと
四人は喪乃の長くなった髪を見て納得する、喪乃と異界の村の時間の流れは違う、
喪乃は此方でも元の世界の時間の流れで生きている
それを此方の世界の流れにするためには……夫婦となり行為をして体を此方に慣らすのだ

四人の青年達は、初めこそ俺を選んでと喪乃に迫っていたが
悩んでいる喪乃を見て、迫るのはやめよう、喪乃を追い詰めたくないと話し合う

「誰を選んでも良いぞ」
「貴女の塞ぎ込む顔を見るのが一番辛いですから」
「俺達に気を使うな、誰を好きだっていいんだ」
「……お前が、誰も選ばないよりは良い、他の奴だって信頼してるし」

そんな四人の言葉に、喪乃は心の内を告げるために口を開いたのだった。

一人の嫁になり、残り三人に冷やかされたり
喪乃似の娘を産んでくれ、俺の嫁にするんだーと、気の早い争いが起きたり

選べないといったら、じゃあ皆の嫁でいっか!!と逆ハーレムになったり
逆ハーレム生活でぐったりした喪乃をみて、青年達が異界女性人に正座させられたり


そんな、幸せ生活妄想中です

224:彼氏いない歴774年
09/06/05 13:51:52 Ff7U6+fi
喪子は資産家一家の豪邸で住み込みで働く家政婦
化粧もほとんどせず、髪はいつも後ろの低い位置でひとつに束ねている
一家は両親と、喪子と同い年の麗美という名の娘がひとり
両親は優しいが、娘には喪子はいいように扱われていた

ある夜。
一家の留守中、リビングの電話が鳴る
「麗美さんいらっしゃいますか」
相手は麗美の婚約相手・優斗だ
よく麗美が家に連れてくる
端正な顔立ちでスタイルも良く、完璧なお方
彼の家も資産家で、言わば政略結婚のようなものだが、麗美は彼にどっぷり惚れ込んでいる
「生憎ですが、麗美様は外出されておりますが…」
「そうですか。あなたは喪子さん?」
「はっはい。」
初めて優斗に名前を呼ばれて、少し胸があつくなる喪子。
「今、麗美はいないんだよね?」
「はい。ご家族お揃いでディナーに出られております」
「あぁ。麗美がそんなこと言ってたなぁ」
「麗美様にご伝言はよろしいでしょうか」
「別にいいよ。今日は喪子さんにかけたんだから」
「えっ…?」
「俺と付き合ってみない?」
「何をおっしゃってるんですか。あなたには麗美様がいらっしゃるでしょう」
「喪子さんがいいんだよ。初めて君を見たとき、君の美しさに惚れてしまったんだ」
「いけません…。私は家政婦ですから」
「…俺がこの結婚断ったらどうなるかって事くらい、喪子さんもわかってるよね?」
返す言葉がない
この結婚は、両家が手を組んで行うプロジェクトの一環なのだ
破談となればプロジェクトは失敗、これに懸けている麗美一家は巨額な負債を背負うことになる
「君が断るなら、麗美との婚約も破棄させてもらうけど?」
「それはどうかご勘弁を…」
「ならいいよね?麗美には内緒で。じゃ、おやすみ」

それからというもの、一家の留守中には必ず優斗からの電話が入るようになる
どうやら麗美は自分の行動パターンを全て優斗に話しているらしい
そして。
「買い物に行って参ります」
喪子はそう行って、家を出た

225:彼氏いない歴774年
09/06/05 15:11:19 1ysYWHUR
>>220
私もドキドキオフィス好きだw
新作書いてくんないかなあ。

226:彼氏いない歴774年
09/06/05 17:30:44 P7yMKeRN
>>224
ぶああああああ

わっふるわっふる

227:彼氏いない歴774年
09/06/06 02:33:52 GwVVP+GK
まとまったプロジェクトを部署一丸となってやりとげ、今日は皆で定時あがり、そのまま近場の飲み屋へと流れ込む
予約もないまま結構な人数だったが、時間が早かったおかげで座敷へと案内される
乾杯の挨拶もそこそこに、喪子も上司に合わせたり後輩につがれまたりとかなりの量を呑んだ
一通り話し終え、人の固まりから離れ一息つく喪子
「おい」
周りの雑音と少しぽーっとしているせいで気付かなかった
「おいって」
「あ、せんぱ…じゃなかった。課長、どうかしました?」
まだ喪子が新人の頃に、仕事の酸いも甘いも一から叩き込んだのは先輩である現・課長、その課長が横に座る
頭上をも会話が飛び交う喧騒の中では必然的に身を寄せ耳うつ形になる
「呑んでんのか?」
「呑んでますよー。皆元気ですよね、私はもう結構つらくなってきてます」
「そんな風には見えねぇけどな。ま、お疲れさん」
仕事のことを二、三、話し、酌み交わす
「お前ってあのボロ家に一人暮らしだっけ?」
前に課長と外回りに出たときに、たまたま家の前を通ったことがあった
「ボロ家じゃないですよ!綺麗に掃除されてるんですから」
「“されてる”?誰がしてるんだ?」
喪子は内心しまったと思った、家族以外には叔父と暮らしていることは言っていない、もとよりそういう話題は避けていた
どう誤魔化したものかと考えをめぐらせた一瞬の間を、課長は見逃さず的確についてくる
「なにキョドってんだ。確か実家は関西の方だったよな~?…“男”か?」
「ぅ、え、っと………いや、“男”とかそんなんじゃないです。元々あそこは叔父の家で一緒に住まさせてもらってるです」
観念した喪子は声を小さくして説明する
「叔父って、男じゃねえか!!」
「声デカい!声がデカいですよっ。確かに、叔父は男ですけど課長が思っているようなことは一つもないんです」
納得のいかない顔をして怪訝そうに見つめる課長に喪子は苦笑する
「本当、なにもないんですってば。叔父は私のことなんて気にとめるような人じゃないんです」
自分で言っておいて切なくなった喪子は視線を手元のグラスに戻し、注がれていた酒を一気にあおった
「…まだ呑めるのか?」
「呑むんです」
「その“おじさん”とやらはいくつなんだ?」
「14上なんで、今年で44歳です」
「44…てことは俺の6つ上か…」
「なにか言いました?ほら、課長も呑みましょう。何がいいですか?」
課長の呟きは誰にも聞かれず、喪子はメニューを広げて見せた

228:彼氏いない歴774年
09/06/06 02:36:36 GwVVP+GK
解散後、呑みすぎた喪子は課長がタクシーで送ることになる
「着いたぞ。大丈夫か?」
「あ…本当…すみません…。もう、ここで…」
「そんなグダグダでなに言ってんだ」
片肘を掴まれ、車外に引き摺りあげられる
確かに課長の言うとおり、ぐにゃぐにゃと歪む地面をどう歩けばいいのやら
込み上げる不快感を必死に抑えながら、後ろから支えるように課長に両肘を持たれる喪子
「ほら、頑張って歩け」
そのままの状態で玄関に入る、時刻は22時、飲み会終わりにしては早め
たたきに課長と二人で立つと奥から足音と優しい声が近づく、喪子はこの状況がよくないような気がしたが酔いのまわった頭ははたらかない
「喪子ちゃん?早かったねー。お水でも飲」
対面する男二人、(喪島)喪子は支えられたまま気持ち悪さもピークで顔もあげられない
「夜分遅くにすみません。喪島の上司で○○と申します」
「…ああ、課長さんですね?喪子からよく聞いています。僕は喪子の叔父の○○です。いつも喪子がお世話になっています」
一礼し、叔父は丁寧に、しかし素早く喪子を課長から譲り受ける
「すみません、送って頂いて」
「いえ。ここまで酔わせてしまったのは私の所為でもありますから」
「お茶でも、飲んでいってください」
「……。ではお言葉に甘えて…」
課長はどうしてもそのまま帰る気にはなれずあがる、居間に通される
喪子はとりあえず机横に仰向けに寝かされ、叔父が用意した濡れ布を目元に乗せる
苦しげに息をする喪子、課長にお茶を出し終えた叔父が喪子に顔を寄せる
「苦しそうだから、少しだけ首元あけるよ?何か欲しいものある?」
1番上まで武装したボタンが、1つ2つはずされる、喪子は意識朦朧のなか小さい声で「薬を」とだけ伝える
立ち上がる時に、叔父がいつもの癖で喪子の頭を撫でるのを、課長は複雑な気持ちで見ていた
居間に残された課長と喪子
喪子が見えていないのをいいことに、課長は手を伸ばし喪子の髪を撫でるように触れる
「…○○さん…?」
叔父と間違った喪子が叔父の下の名前を呼ぶ、課長はカッとなり喪子に覆いかぶさって薄く開く唇に口づけようとする
が、理性の葛藤があり、すんでのところで思いとどまる
課長は舌打ち一つして出されたお茶を飲み干し立ち上がる、丁度、居間に戻ってきた叔父と鉢合わせる
「もう、お帰りですか?課長さん」
「…ええ、長居してはあれですから。失礼します」

によによする叔父、やりきれない課長ふぉおおおおおおおおおおおぅ
てかなげえゴメン(´^c_,^`)

229:彼氏いない歴774年
09/06/06 03:00:26 VK1DjpMb
>>228
私もによによしたああああああ!
そして勝手に>>207設定で読んだ。
課長がアレ牽制された?いや自意識過剰?どっちにしても俺負けてる?
って悩むような微妙な威嚇をしてくれるといい

230:彼氏いない歴774年
09/06/06 06:49:13 QSyrgwwi
>>224続き

向かう先は優斗の元。
今日は初めてふたりきりで会う日。
麗美への罪悪感からずっと渋っていたのだが、優斗のあの脅しにはかなわなかった。
けれどこの日を何よりも楽しみにしている喪子がいた。

待ち合わせより30分も早く着いてしまった。
「喪子さん」
優斗だ。
彼は既に到着していた。
「優斗さん…」
「さ、乗って」
彼の高級外車の助手席に恐る恐る乗り込む喪子。
「失礼致します」
「ははっ喪子さんは堅いなぁ」
今は私だけに向けられる、屈託のない笑顔。
本当は麗美が羨ましくて仕方がない。
彼の前で素直になれないのは、胸の高鳴りを抑えるのに必死だからだ。

“買い物に行く。”
喪子はそう行って家を出てきたので、せいぜい1時間が限界だった。
軽くドライブして、優斗とふたりで買い物。
喪子が考えてきた今日の麗美一家の献立の材料を、優斗とふたりで選ぶ。
喪子はまるで新婚夫婦のような感覚に陥っていた。

別れ際。
「喪子さん。今日は楽しかったね。ありがとう。また連絡するね」
「私も楽しかったです。でも…。やはり今日限りにしてください。麗美様に申し訳ございません…」
「だから。麗美には内緒って言っただろ?」
「いや…ですからっんっ」
優斗の真っ直ぐに伸びた人差し指が、喪子の口を塞ぐ。
彼が私をじっと見つめている。
喪子は思わず目を閉じた。
「喪子と俺だけの秘密だろ?」
そう言って、優斗は喪子の唇にそっと自らの唇を重ねた。

長い長いキス。
初めて呼び捨てで呼ばれた名前。
喪子はもうすっかり彼の虜になっていた。





長い上にしょーもなくてスマン…
この後の様々な展開は只今絶賛妄想中であります




231:彼氏いない歴774年
09/06/06 07:58:49 J9vXaAhs
>>222-223
異世界おいしいですあばばばばば
敬語さんと俺様で迷って決まらないので、次刊ではルート補完を希望します><

232:彼氏いない歴774年
09/06/06 13:46:47 LSDVUpU1
>>223
私は兄様と純情青年で決まらないのでルート補完はもちろん全員分+逆ハーレムおねがいしますうううううう


233:彼氏いない歴774年
09/06/06 14:03:17 T1PrdoEd
このスレ見てるとによによするよね


職場にて、親子連れの客が帰ったあと

「…喪子、実は子供嫌いだろ」
「…なんか顔に出てましたか」
「営業スマイルが張りついてた。あー無理してる無理してる、みたいな?」
「お客さま気づきましたか」
「それはないと思うけど」

喪子、ほっと息をついて

「ケモノみたいなガキと躾のできない親が嫌いなんです。子供が嫌いなわけじゃありません」
「ケモノってw」
「ペット扱いでしょう。ケモノです」
「じゃあ、突然ケモノになる男は?」
「…だから職場でそういう話をいきなりしないでください」
「大丈夫、ここで突然ケモノにはならないから」
「そういう問題じゃありません!」
「上がったらケモノになるから待っててねー」
「待ちません!」
「え、今の方がいい?うれしいけどそれはちょっとなあ…」
「そういうことでもありません!」

とりあえず有言実行されます
自分で書いといてなんだけど、こいつウゼえw

234:彼氏いない歴774年
09/06/06 23:32:29 bLIyg86U
>>222-223の異界話妄想を書いた者です
>>231さんと>>232さんの感想が余りにも嬉しかったので
もう少しだけ妄想を失礼します、喪乃が異界になれてきた頃の妄想


敬語青年と兄タイプの共通苦悩


通りがけに見た人影は、十数年来の友と、今だ外界の気を纏う娘

「なんだ……寝てるのか」
「はい、そうですね、此方の物語が気になると言うので説明していたのですが」
「……難しかったか、まあ、恐らくは喪乃の生まれる前の話だしな」
「昨日は二人に連れまわされたようですし」
「西の泉まで行ったそうだな……あいつらにも困ったものだ」

村で一番風通しの良い大樹の根元、青々と草が茂る地面は柔らかだ
本を読んでいる青年の傍ら、すやすやと絵物語を下敷きにし喪乃が寝息を立てる

まるで日なたの子猫のようだ、そんな感想を持ちながらも
暖かいまなざしで見てしまうのは、やはり彼女が特別だからだ

「妻やら、花嫁やら……もう、望めぬモノと思っていたんだがな」
「正直私もです、恋人と離され、捧げられる……我々は、彼女らにとって『鬼』でしたから」

他者を心に置き、恐れながら泣く娘達、異様な力の自分達は正に『鬼』だった
神域である社の前、あちらの世界では己たちの力はよく効く
触れた瞬間に、香りをかいだ瞬間に分るのだ、怖い、化け物、あの人に会いたい、そう言う思いが

「その点……ははは、喪乃は随分と自虐的な思考だったな」
「綺麗な人だとか、私みたいなのじゃ天罰?とか、初めは震えていたのにコロコロと」
「抱え上げたときは体重ばれる!!だったな……境界越えの時はずっと、姉の幸せを願っていた」
「優しい子ですから……今じゃ神霊にまで人気ですね、長老なんか孫娘って言い張ってますし」

あの爺さんの孫娘じゃ嫁に貰うのも一苦労だな、そういって笑いあう
少しだけ響いた笑い声に、喪乃が半覚醒のように胡乱な目で辺りを見回した
二人の青年はそんな喪乃を見て、そろって優しく手をのばし、頬や頭を撫でる

「眠いようなら、まだ寝ていなさい、昨日は疲れたのだろう?」
「夕餉の時間が近くなったら起こしてあげますよ……ん?…なんですか?」
「……おいて…か…ないで…ください…いっしょに…ね…」

喪乃は撫でてくる優しい手に、猫の子のように擦り寄るとふにゃりと笑った
二人の返事を聞くでもなく、睡魔に負けてコテンと書物の上に頭を落とす

沈黙が通り、静かになった空間、傍に居た二人は各々頬を染める
甘える様な仕草も、恋人のような懇願も、悠久の時の中で初めてなのだ
普段は甘やかす余裕があろうと、ふとした仕草で、己らの心を翻弄する「花嫁」殿

「共に昼寝は良いが……そろそろお相手として認識してほしいものだ」
「安心感を持たれると言うのも、良いか悪いか、大人の余裕も辛いものです」

喪乃を間に挟み両端に寝転がる、今はただ隣りの小さな寝息が愛おしかった


四人組は、兄タイプと敬語青年が年上組み、軟派純情と俺様青年が年下組みな設定で
基本四人組ですが、行動パターンは年上年下に分かれる感じです
年下組み二人の場合は、喪乃が連れまわされ振り回される感じの妄想です

235:彼氏いない歴774年
09/06/07 00:07:57 veAFnQbF
>>234
私は純情青年一択ですが、あなたは才能がある!!!!!

236:彼氏いない歴774年
09/06/07 00:54:10 GWTaqK6l
>>234
年上組(*´д`)ハァハァ
こんな夜中に超萌えた。ありがとう234。
兄タイプも敬語青年も選べNEEE!!

237:彼氏いない歴774年
09/06/07 01:57:44 aMgbXLw2
キス妄想ばっかしてる\(^O^)/

イケ哉はキスが好きだらかFェラの代わりに喪っちにご奉仕キスを強要する。

ソファーの背もたれに頬杖ついてだらしない姿勢のまま脚を組むイケ哉。脚は長い。

喪っちはそんなイケ哉の上にまたがる様にして膝立ち。
その体勢のまま一生懸命キスするのだ。

そしてイケ哉はそんな喪っちのキスを楽しみながら、サディスティックな瞳でニヨニヨと喪っちを煽ってほしい。

238:彼氏いない歴774年
09/06/07 02:19:09 Rg850LEE
>>235>>236さんありがとうございます
嬉しくって、俄然妄想力がアップしました!!


>>234の異界話の年下組みバージョン

俺様理論青年と、軟派純情青年のお預け話


パシャリと湖面を銀の魚が跳ねた

「なーんでお前まで付いて来るかなぁ、今日は俺が先に約束してたんだぞ」
「俺はお前が約束する前から、今日出かけようと思ってた」
「思ってただけだろ!!はぁ……ま、喪乃が楽しいならそれで良いけど」

口では喧嘩をする物の、やることも無いので囲碁を打ち合う
泉を挟んだ向こうでは嬉々として花に埋もれる喪乃が要る
近くに行ってじゃれ合いたいのは山々だが、行けない理由があった

「何でまた、あいつらのトコ……近寄ることも出来やしねぇ」
「あの花の精霊は男が嫌いだからな、フン俺を爪弾くとは生意気な」

黒の石を置きながら、花精ごときが群れおって、とつまらなそうに呟く
対して白の石を置きながら、でもあの姐さんたち怒ると怖いしなァと返す

「せっかく泉まで来たのにな……」
「なんだ、泳ぐの目的か……確かに、喪乃が薄絹で泳ぐのは良いな」
「ちょっ、おまっ……ちがう!!ちがうって」
「ちがわんだろ、そろそろ花嫁殿の柔肌ぐらい見たかろうさ」

黒石を置きながらにやりと笑う
そんな様子に、白石を叩きつけるように置きながら返す

「お前、俺には下品と言うくせに、欲望まっしぐらじゃねーか!!」
「俺は言いどころ弁えている、お前がアホなんだ」
「アホって言うな!!……俺はただ、喪乃が大きな泉は見たことないって言うから」
「しかし、それでアレじゃあ意味無いだろ」

石を置く手を止めて、もう一度対岸の花畑を見る
髪に着物に、花精から送られた花を様々なトコに付けながら懸命に何かをしている
それはそれで、眼福な光景なのだが、構ってもらえないのはつまらない

「いつもの、傲慢な態度で連れ戻して来い」
「お前こそ、いつものよく回る舌で連れ戻して来い」

はあ、と溜息を吐いて碁を打ち合うのを再開する
打つ傍ら、対岸を覗いたり、言い合いしたりと、している間に勝敗を決する状態に
にらみ合いながら次の手を考えていた二人の耳に、呼び声が聞こえた
瞬間に、白熱していた盤上の争いは、盤ごとひっくり返り、空に消える

慌てて対岸の花園、入れるところギリギリまで駆け寄る二人に花冠をかける喪乃
普段は男に厳しい花精たちも、皆してクスクスと笑った
歳若いストレートな感情に、周囲も微笑ましくなるしかないのだ

このあと、クタクタになるまで喪乃を連れまわし、二人は怒られたりします。
年下組みの妄想追加でした。

239:彼氏いない歴774年
09/06/07 02:22:10 XlhLwQn5
>>238
まさかの遭遇ktkr
年下組可愛すぎる。
個人的には敬語さんが好みだが
あなたの文才と妄想素晴らしいな。

240:彼氏いない歴774年
09/06/07 20:54:26 Rg850LEE
>>239
異界話を書いた者です
直後にレスを貰っていたのに今気付きました、ありがとうございます!!
年下組は押せ押せで、年上組は包み込んでくれる妄想です

それでは、何回もの書き込み失礼しました
また、何らか文になったらお邪魔します

241:彼氏いない歴774年
09/06/07 22:07:20 ydZKho8d
>>異世界妄想
テレパシーショッピングで購入したいので周波数とお値段を教えてください><

242:彼氏いない歴774年
09/06/07 22:29:52 FX8fYzvK
>>234
>年上組と年下組
カミセンとトニセンですなw

いい妄想ありがとう!次も期待してる

243:彼氏いない歴774年
09/06/08 00:32:18 8Ie+2IPV
>224
萌えた。なんかスゲー萌えた。
素敵な妄想をありがとう

244:彼氏いない歴774年
09/06/08 01:18:39 Ji63Xu63
黒髪眼鏡神経質の先生×生徒で妄想ストーリー作ってたらこの間完結した
ネットの海にそっと流してきました

245:彼氏いない歴774年
09/06/08 07:48:55 9qga5UIE
>>240
すいませんお話の最初からブログに書いてほしい…!
もう年上組にはあはあしすぎてどうしてくれる!!


ブログに書く人って初めはいたけどなかなか出てこないなあ

246:彼氏いない歴774年
09/06/08 08:52:47 TpCS6907
まとめサイトさん、コメントOKにしてくれないかしらん?
そしたら、本人がまとめのコメントにこっそり続き投稿したり、
ブログのURL貼ってくれたりするひともいるんじゃないかな。

247:彼氏いない歴774年
09/06/08 09:30:47 7Cs/VDze
>>240
すみません、脳波チャンネルは何チャンでしょうか?
ほんとにダウンロードしたいんですが!
年上続きお願いします!!!!

248:212
09/06/08 14:13:35 5uKOR3iF
>>214
レス有難う
主人と喪アの妄想投下

「喪ア、出掛けるよ。君も一緒においで」
「はい!」

最近休みなく働いていたご主人様の久方振りのお休みの日。
てっきりお部屋で休まれているかと思いきや、街へ出掛けると声をかけられた。
そしてご主人様の支度を手伝い終え、馬車へと乗り込んだ。

「街へ何をしに行かれるのですか?」
「ちょっと買いたいものがあってね、一人だと心細かったから君を誘ったんだけれど。嫌だったかい?」
「い、いえ!嫌だなんてそんな事絶対にありません!私はご主人様とこうして出掛けられる事が出来てとても嬉しいです」
「はは、そうか」

ご主人様の大きな手が私の頭を撫でる。
誰にでも分け隔てなく優しくて、スキンシップをこうして取るご主人様に私の心臓は今にも飛び出そうだった。
他の人にも同じことをしているのに、何だか自分だけが特別のように思ってしまう自分自身が心の何処かに居た。


──

街へと着き、ご主人様の後ろに一歩引いて歩き始めた。
今日は祝日とあって、街中はとても賑やかだ。

「すぐそこの店に入るからね」
「そこ…?あの宝石店ですか?」
「ああ」

私達は一件の宝石店に入った。
するとご主人様はすぐ店員に話し掛けていた。

「喪ア、ちょっと待っててくれ。すぐ戻るから」
「えっ?あの、どこへ…」
「そこで待っているんだよ」

そう告げるとご主人様は店員と共に奥にある部屋へと入って行ってしまった。
私は言われた通りにその場から動かないでいた。
数分後、ご主人様と店員が部屋から出てきた。

「喪ア、待たせたね。少しの間目を瞑ってくれるかい?」
「目ですか?あ、はい…」

言われるがまま目を瞑る。
すると首辺りに僅かな重みを感じた。

「もう目を開けて良いよ」

目を開けると、自分の胸元に金色に輝くネックレスが飛び込んできた。
それには見覚えがある。
以前屋敷に来た宝石商がご主人様にこれを見せていた。
…そして、ついこの間もあの盗賊から。


(続きます)

249:212
09/06/08 15:01:52 5uKOR3iF
(>>248続き)

「ご主人様、これは…」
「今日は君の誕生日だろう?まさか忘れていたとは言わせないよ」

ご主人様が笑いながらまた私の頭を撫でた。
今日が自分の誕生日なんて、すっかり忘れていた。

「で、ですがこんな高そうなものを…!」
「良いんだ。君は僕にとって大切な人だから、ね?受け取って欲しい」
「ご主人様…」

涙腺が緩んで涙が出てしまいそう。
そして特別だとまた勘違いをしてしまいそうになる。
大切な人、なんて。
きっと深い意味なんてない。
そう自分に言い聞かせていた。

「あ…気に入らなかったら別のものを取り寄せさせるから、」
「いいえ、凄く素敵なネックレスです。私とても気に入りました」

笑顔で喜びを伝える。
でも何故か心の底から素直に喜べなかった。
盗賊が渡そうとしてくれたのと、同じもの。
頭の中に彼の顔が思い浮かぶ。

「………」
「喪ア?どうしたんだい?」

盗賊のネックレスは盗んできたもの。
ご主人様が買って下さったこれとは全く違う。
けれど胸の奥がチクリと傷んだ。

「喪ア?」
「あっ…な、何でも有りません。嬉しさの余り放心してしまって」
「はは、それは贈りがいがあったというものだ」




主人は実は盗賊が喪アに物あげたり会ってたりしてる事を知っていたりする。表には一切出さないけど腹黒くて嫉妬深い。
でも喪アはそれを知らない、主人が腹黒いことも。
そして盗賊に会ったことは主人には一言伝えていない。

当人が知らないところで嫉妬合戦
良いよね\(^o^)/

ちなみに主人の仕事は貿易とか外交関係とか妄想。


250:彼氏いない歴774年
09/06/08 21:10:38 1UIil0O9
>>246
まとめの中の人です。
それほどマメに管理できる訳ではないので、
今のところコメント不可のままにしておこうと思っています。
拍手コメントにメッセージ書いて下さるか、
このスレに書き込んで下さるかすれば、
中の人に伝わります。
歌姫の方は、MステのOPで階段降りる時に
カメラに向かって口パクで喋って下さってもOKです。

251:彼氏いない歴774年
09/06/09 01:06:44 jh5LWR4U
>>222~やら、>>234等の異界妄想をかいた者です
今日も来て見たら感想がいっぱいで嬉しいです
ブログの方は興味はありますが、パソコン関係に疎いのでどうにも……

>>250
日々、まとめサイトご苦労様です
Mステはこれから注目しなくては、歌姫に同士がいるかもしれませんw


以下、妄想投下します
異界生活になれたけど、風邪を引いてしまい気弱に


喪乃が生活している館、その家の喪乃の部屋の入り口で言い合う

「お前達はここまで、今日は入ることを禁じる」
「何でだよー、心配なんだって!!入れてくれよ」
「俺の何がいけないと言うのだ、喪乃だって俺が居たほうが良い」

奥から聞こえる喪乃の控えめなせきに、二人は身を乗り出すが、それを手で制す
騒がしい彼らが傍に要ると、喪乃も休む所ではなくなってしまうからだ
心配なのは分る、彼らだって喪乃の旦那候補である、だが若い分病気を知らない

喪乃の症状を、書物と照合し、確認し終えて戻ってきた旧友に目配せする
我が意を得たりと、彼は二人の方を向き口を開いた

「二人とも、静かにしなさい……早く喪乃に会いたいですか?」
「「会いたいに決まってる!!」」
「喪乃は『風邪』と言う病気をしました、我らには分らぬ感覚ですが、薬が必要です」

何だそれは、大変なのか、喪乃が可哀相だと騒ぐ二人に対し
ええ大変です、そこで二人にして頂きたい事がと彼は話を持って行く

我が友ながら上手いものだ、完全に手のひらの上で操っている
異界では若者と一括りにされるが、下の二人と己たちの間では、それなりに歳の差がある
『人』が病気をすると言うのを、知識上だけでなく知っているのもそのせいだ

「何でもする、喪乃の為だ!!」
「俺に掛かればどんな事とて容易い」
「それは良かった、では、私について来てください」

大樹の森の中に消えて行く彼らを見送る、森の中で散々こき使われる事だろう
普段は温和なのだが、どうにも喪乃が絡むと手厳しくなる
喪乃を思って、とは分るが騒いだ罰として、広い森を右往左往させられる筈だ
それでも、二人はやる事はやって来るだろう

やはり誰も皆、歳若く、長い年月を生きてきた己らより遥かに幼い彼女には甘いのだ
花嫁候補でもあるが、皆にとっては妹のような存在でもある
だから、こうも急な事態が起こると、皆慌ててしまうのは仕方なかったりする


(続きます)


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