人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ5at WMOTENAI
人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ5 - 暇つぶし2ch848:彼氏いない歴774年
09/04/29 00:16:02 IuSy8CQH
お屋敷の一室に閉じ込められている妄想。
長いのでふたつにわけます。


親の事業失敗による借金で、
人質代わりに金持ち変人男の屋敷に住むことになる喪子。
変人男は大の人間嫌いで女と結婚など考えられないが、
立場上一生独身でいるのも差し障りがある。
そのため、喪子に実質のない結婚を強制する。
しかし、もちろん子供を作る気も妻として扱う気もないので、
「喪子は大病を患い療養中」という設定にして、喪子を外出禁止にする。
変人男は一度も喪子に顔を見せたことがない。
喪子の部屋に現れるのは、変人男に仕えているスーツ男のみ。
そこまでが前提。

仮にも奥様なので扱いは丁重だが、いきなり激変した環境に、
そもそも人づきあいに長けていない喪子は戸惑う。

「あの……私、ここでなにをしたらいいんでしょうか」
「特になにも。ここにいてくだされば結構です」
「でも、なにもしないでいるっていうのも……
旦那様には感謝していますし、私にできることがあったら」
「下手に動きまわられて使用人の噂になられても困ります。
ご用がありましたら私をお呼びください」

「あの……すこしでいいんです、外に出してもらえませんか」
「それはいたしかねます」
「ご迷惑はおかけしません! すこしでいいんです、お願いです!」
「何度おっしゃられても、お聞きすることはできません」
「お願いです、すこしでいいんです! 
……こんな生活、頭がおかしくなりそう……!」

取りつく島もないスーツ男しか話し相手もなく、
もともと人づきあいが不得手とはいえ、さすがに憔悴していく喪子。
喪子が逃げ出さないよう、部屋には監視カメラもついているが、
スーツ男がいつ確認しても喪子はベッドの上でうつろに
天井を見上げているだけになっていく。
さすがにまずいと思いはじめたスーツ男が、次第に喪子を気遣いはじめる。

「奥様」
「……」
「お食事は口にあいませんか」
「……」
「なにか私にご用はございませんか」
「……」
「なにか……私にできることはありませんか」
「……」
「奥様」

魂の抜けたような姿にいたたまれなくなり、喪子をそっと抱き寄せるスーツ男。
突然もたらされた人のぬくもりに、ずっと心を閉ざしていた喪子が泣きじゃくりはじめる。
そのまま喪子を抱きしめ続けるスーツ男。


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