09/04/02 00:00:01 e7akvy3y
長文すまん
喪女には、顔もスタイルも性格もよく、「おねえちゃんおねえちゃん」と慕ってくれる歳のはなれた妹(高校生)がいる
はっきりいってモテるが、本人はあまり色恋沙汰には興味はない
そんな妹を喪女は猫かわいがりしている
そんな姉妹の幼なじみの男(年上)がいて、彼は普段「妹ちゃん妹ちゃん」と妹をかわいがっている素振り
喪女とは軽口叩きあうような仲で、恋愛の不得手な喪女にとっては気が休まる相手
「あんたにはやんないからねロリコン」
「えーひどいなあ。妹ちゃんはもう結婚できる歳でしょー?」
「うるさい」
そんなある日、姉妹の家に妹の同級生男子が現れる
最近家に訪ねてくるようになった男の子で、喪女は彼も例にもれず妹目当てなのだろうとにらんでいた
「妹は今でかけてるんだけど……。上がって待つ?」
「あ……はい」
「携帯で呼ぼうか、なにか約束してたの?」
「いえ、俺が勝手に押しかけただけなので」
そわそわしている彼と縁側つづきの居間でお茶を飲む喪女
からかいまじりに学校での妹の様子などをたずねながら妹の帰宅を待っていると、彼が突然の本心暴露
「違うんです、俺が好きなのは妹ちゃんじゃなくて……!」
実は彼は妹目当てではなくて喪女目当てだった
いきなり抱きしめられて、告白を受ける喪女
勢いのままに押し倒されそうになってなんとかはねのけるものの、その現場を訪ねてきた幼なじみに目撃されてしまう
「へえ……あいつ喪女目当てだったんだ……」
「どうしよう……」
「どうしようって? 悩むほどのことなわけ?」
「だって、まさかそうだなんて思ってなかったし……。ちゃんと真面目に答えないと」
「真面目に? 高校生相手に本気でつきあってあげなきゃなんて思ってんの?」
「そういうことじゃないでしょ! あんただっていつも『妹ちゃん妹ちゃん』って言ってるでしょうが!」
ここで幼なじみが舌打ち
「だって、俺が妹ちゃんかわいがってるほうが、おまえは安心すんだろ?」
幼なじみの手が喪女の腕をつかみ、畳に引き倒す
「いつも言ってんじゃん、俺は別にロリコンじゃねえんだって」
「なに……言って……」
「俺が『妹ちゃんかわいいなあ』なんて言ってると、おまえはキャンキャン吠えて楽しそうだろ? だからまあいっかなんて思ってたんだけどさあ……」
幼なじみ、急に男の顔になって
「もうやめるわ」
自分のことよりまず妹な喪女につきあって(からかって)いた幼なじみが、意外な伏兵にあせって本気になる
そんな幼なじみの豹変に戸惑い、反発しながらも陥落していく喪女
っていうのが最近の妄想
ちなみに妹は姉大好きなので、姉に近づく男の気配(複数)に気づき不機嫌になりながらも姉の力になっていきます
妹だけが逆ハーレム状態かと思いきや姉のほうも逆ハーレム
もちろん天然小悪魔な妹が主役のパターン妄想もある