02/12/22 05:02 lSX99syJ
某MG社がなぜわずか創業3年で上場しなければいけなかったんだろうか。
創業当時は、アメリカで遺伝子治療が完全に原因で死亡したニュースが流れた時期と重なっている。
さらに、それによって次々に発覚した死亡事例のうち、血管新生に対するものも
含まれており(ガン発症による死亡)、そこは某MG社創業者の大学助教授が留学
していた研究室であり、現臨床プロトコールもそこに沿ったものである(そこの教授も共同
申請者になっている)。したがって、時期的に遺伝子治療に対する風当たりが強く
なっていた頃で、日本にも飛び火しそうな勢いであった。そこで、アメリカにならい
会社を設立し株式化することで表向きはガラス張りの経営でやらないといけない反面、
政府のベンチャーへの後押しと、初のバイオベンチャー上場企業として
社会の見る目が甘くなり、大きな期待を背負うことで、規制がゆるみ臨床をおこない
やすい環境を得ることができたのではないか。
特に、遺伝子治療はまだ完全な成功例がない開発途上の医療である。かなり動物実験結果が
ほかの分野の実験に比べ評価が甘く、誇大化されている部分も見受けられる
(極端なものでは10のうち1が成功で、9は失敗でも成功と見なされているくらいに)。
それがヒトに簡単に応用されているのだから驚きである。