09/03/11 19:10:24 G6fldExi
182に補足
中国人の月収で日本円で3万と言えば富裕層。
1人民元が14円だから月収42万円。
13億の人口のうち富裕層は35万人。
全人口のうち富裕層の割合は約0.03％
現地での日本製ブラウン管テレビの値段はというと
100～500人民元が相場
日本円で1400～8000円
10億人以上を占める中国での農民の月収は0～4万円程度。
現地の人達の手に渡るまでに、
排出者→回収業者→問屋→オークション→輸出業者→輸入業者→オークション→修理して販売→購入者
各業者の一個単価での利幅は数十円～数百円
問屋がほとんどタダかタダ同然の金額で買い取っている為、末端の回収業者が無料で集めると赤字となる。
資金力のある企業は問屋～現地でのオークションまでこなし利幅を増やそうと努力していた。
その手法で大手企業はここ数年、急成長を遂げたが、世界的不況の影響で2008年10月から連続赤字数百億円の大損失。
今まで蓄えてきた売上金を使い経営を維持し、複数の工場や店舗を閉鎖、従業員も大幅削減しギリギリ倒産を逃れようとしている。
上記の会社の社員ではないので、情報の真偽は定かではないが、民事再生の手続きを進めているという噂もある。
中国の輸入業者に至っては買→売まで1日単位で単価が下がる為に在庫をかかえるほど赤字。
昨日1000円で買った物が三日後には500円なんて当たり前。
倒産する業者が続出し、民事再生などの救済措置のない中国では今や壊滅状態。
以上、中国だけを例に取り上げられたが世界的に逆風が強いリサイクル業界の実態である。