09/09/18 02:31:47 +20uutCi
占いが何故当らないか、その原因を考えてみた。
この理論は、おそらく全ての占いに通用する。
天にはその時の事象ごとにサインがあり、地には人の誕生年・日毎のサインがあるとする。
だが、その組み合わせだけで吉凶を判断することは出来ない。
占う項目の、その因果関係を全て調べ上げた上で項目ごとに「結婚」「就職」「恋愛」「仕事」
「財運」などの詳細を聞き、その各項目ごとに天象・事象とは別に、新たな鑑定で地象を
めるべきである。それは対象に関して事実を聞き出すこと。
だが、天の運行にはサイクルがあるように地象も別なサイクルが存在する。
その流れを滴る水滴に求めようか。
相手に恋愛・就職・結婚・仕事・財運を求める努力が存在しないのに、何故吉兆を示すサインが
出ていても、それを得る事が出来ようか?
あるいは恋愛・就職・結婚・仕事・財運を示すサインが全て凶兆でも、相手が努力や準備を求める
努力を惜しまない人ならば、何故に天人地の祥が吉であろうが不吉であろうが、天が
幸運を与えないと言い切れるのか?
天に事象があるように、地にも事象がある。そのサインが吉凶いずれを示そうとも、努力する者には
落ち葉から水滴が滴り、やがてそれが集まって地に流れ川を作るような運気の対応が次第に整う。
この流れを見ないで、今だけの事象やサインだけで吉凶を判断することは天の運行が許さない。
全ては、今と言う時間にとらわれ個人の人格や努力を見ないが故の占いの過失が、理論だけの占術が、
天地の配合と人の和、地の利、時の運を見誤らせる最大の原因であるのだ。
これは川を下る船が、水流に乗ってそのまま海に至るのと、逆に河口から水流に逆らって
川を遡る船頭の行為にも例える事が出来よう。
これを以って、「往還論」と名付く。
以上、長文失敬。 _(._.)_