09/07/24 22:23:29 RTi3rPJP
>>737
丙と両極を成す癸は似た性質を持っていて、他干に影響を与える力は強いが他干からの影響は受け難い性質が有る。環境条件を決定する
ものであって、生まれたままの強さを持続し続ける性質が強い。強過ぎ弱過ぎに対して対処が難しいのはつまりそういうことだし、
印で強くならないと言ったのもそれ。丙と癸で互いの体力をかけたつぶしあいになるのを除けば、己で多少弱ることが有るくらい。
(実はもう一つ丙辛、戊癸の干合が有る)
癸が根一つ程度の乙に洩らされて弱ることはない。癸は二干に根一つもあれば通常の基準では極端な弱さではない。あえて書かなかったが
乙の食神が忌財を生じて具合が悪いのはその通りだし、乙の己を制する作用もほとんど効果ないだろう。
甲が薬になると言ったのは、甲己の干合を指してのことだ。分かり難かったかな。甲は直接己にだけ作用する。