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麻生首相は12日夕、首相官邸でロシアのプーチン首相と会談した。
懸案の北方領土問題では、4島の帰属問題の最終的解決を図る必要性で一致し、双方が受
け入れ可能な方策を模索する作業を加速することを確認した。
プーチン首相は7月の主要国首脳会議(サミット)の際に予定される麻生首相とメドベー
ジェフ大統領の会談で、事態打開に向けた「あらゆるオプション(選択肢)」が協議される
との認識を示した。
会談では北方領土問題について、〈1〉平和条約がないことが日露関係の進展に支障を来
している〈2〉4島の帰属問題の最終的解決を図る必要がある〈3〉我々の世代で解決する
ため、諸合意文書に基づき、双方に受け入れ可能な方策を模索する作業を加速する―こと
などを確認した。
会談後の共同記者会見で、麻生首相は「プーチン首相もこの問題の最終的な解決に向けて
強い意向を有していることが確認され、7月のサミットなどに向けて大変有意義だった」と
述べた。
プーチン首相は、「サミットの際に行う個別会合で、あらゆるオプションが話し合われる
ことになる」としたうえで、オプションには歯舞、色丹、国後3島に択捉島の一部を加えた
「3・5島」返還論も含まれるとの認識を示した。
両首相は会談後、原子力協定などの署名式に出席した。原子力協定は、両国間で核物質や
原子力関連技術を移転する際の取り決めで、両国間でウラン濃縮の委託や原子力発電所建設
の協力などが進むことになる。ロシアが国際原子力機関(IAEA)の保障措置(査察等)
(略)
プーチン首相の来日は、大統領時代を含め5回目。首相就任後は初となる。
(2009年5月12日22時00分 読売新聞)
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北方領土(4島)返還は、7月のサミットに具体的に決まりそうだね。