08/07/02 03:23:18
以下 少々 個人的な見解だが述べさせてほしい。やや長いが。
思うに今回のIAUの決定で一番不備があり 残念だったのは
>>336にも書いたが
>惑星にも準惑星にも小惑星にも 大きさの数値による基準というものは一切ないのだから。
>主観的判断による区別以外には明確な区別方や線引きなどといったものは存在していない。
といった点ではなかったか と自分では考えている。
もともと当初提出されていた原案中には 準惑星の基準として
一定以上の直径を持っていること
例えば これを直径1,000km以上とする などといった具体案も下地には含まれていたようなのだが
なぜか最終決議案では こうした具体的な数値は盛り込まれていない。
おかげで現在に到るも未だに基準が曖昧なままで 疑問の声や反対の声も聞かれているのだそうだ。
この為、この定義については今後検討 変更される可能性も少なからずはある。
俺的にはもう いっそ この際
直径1,000km以上を準惑星の必要条件とする それ未満ならば小惑星もしくは彗星とする と
そうハッキリ数字で取り決めた方が分かり易いし
混乱もおきなくていいのではないか と思える。
ただ 仮にそうした数値で一律に取り決めた場合 では、惑星の基準はどうなるのか?
といった話にもなろうかと思う。が これについては
たとえばの話 直径が2,000km以上あれば惑星とする といった条件付けでも
充分に惑星と呼べるだけの基準を満たせるのではなかろうか。少なくとも大きさだけの点では。
とも思ったりするのだが。さて どうだろう?
・・・仮に この基準の場合。
現状 冥王星とエリス この二つの天体ともに惑星としての条件基準を満たす事になる
という事にもなってしまうワケではある。が...。