08/06/30 23:22:43
>>309
>>私は、冥王星には十分に10惑星としての大きな力があると思うので、
>>いくらなんでも小惑星が代わりには成れないと思います
>だから、冥王星が降格した理由はセレスをはじめとした小惑星と
>大差ない星じゃんと、TNOの発見を契機にあらためて天文学が認めたからだろ。
さて。それはどうだろうな?
>大差ない かどうかは個々人の主観による判断で大きく分かれるところだな。
なんせ、惑星にも準惑星にも小惑星にも 大きさの数値による基準というものは一切ないのだから。
主観的判断による区別以外には明確な区別方や線引きなどといったものは存在していない。
小惑星番号というのはあるが 小惑星という明確な定義もない。ただ、強引に
「惑星は8個のみとする。それ以外はすべて準惑星と太陽系小天体とに位置づける」と
そう無根拠にも決め付けられている というだけの話だな。いまのところでは。
単純な大きさだけでの比較のみで言っても。
冥王星(直径 2,306±20 km)と
太陽系最大小天体セレス(直径 952.4 km)とでは
約2.42倍ほどの大きさの違いがある。これは例えれば
仮に冥王星を 公式規格のサッカーボール(直径約21.9cm)の大きさだとした場合
セレスは直径約9.04cmほどの球となる。
野球の一般用の硬球が直径約7.25cmだから それよりもやや大き目の程度のサイズだ。
それぐらいの違いはある。
これが果たして大差ないと そう言い切れるだけの些細な違いなのかどうか? という話だな。
ちなみに エリス(直径 約2,400±100km)は この例えでいくと
直径約22.79cmほどの球となる。サッカーボールとほぼ変わらん程度の大きさだ。推定値での概算で。
まぁ 惑星かどうかの判断は 何も単純な大きさのみで一律に決められるべきものでもないのだが。
一応 念のため。