09/01/14 21:55:08 zpIBUoGm
数年前、東北地方を旅行した時の事
宮澤賢治の故郷・花巻は、東北新幹線で新花巻駅に降り立った瞬間から、懐かしい感じがした
出会う人、知り合う人が皆親切で、しかも以前どこかで出会った人達みたいな感じだった
初めての場所なのに、第二の故郷に帰ったみたいな安心感に包まれた
ちなみに、私は東京生まれの東京育ちで、都内以外の土地には住んだ事がない
ところが、花巻から更に奥まで足を伸ばして遠野に着いた途端、異様な気を感じた
夜、旅館付近を散策中道に迷い、袋小路の広場に行き当たった
目を凝らして良く見ると、そこは塀も垣根もない墓地だった…
墓地から引き返し、何とか宿に着いてホッとしたら、突然両目が眩しくて開けていられなくなり、肩が重くなったが、同行した友人二人には異常なかった
翌日、予定を切り上げて早々遠野を後にした
途端に、目の眩しさも肩が重いのも嘘みたいになくなった
とにかく、もう二度と遠野には行きたくない
長文すみませんでした