10/03/18 10:35:58
鼻骨が陥没してました。
見た目鼻が無くなってしまった顔がかなり壮絶だったらしく、
彼女の父親の怒りも氷解しました。
「大丈夫です、大丈夫」
と全然大丈夫じゃない痛みにたえている間に救急車を呼ばれて病院に搬送されました。
一応原因は酔って半開きのドアの角に激突したことにし、
陥没骨折した部分を引っ張り出され板を当てられて終了。
翌日ちょっとした手術もしました。
その5日後に出来損ないのピノキオのような顔をして彼女の家に挨拶に伺いました。
ものすごく気まずかったですが、
妊娠は彼女が咄嗟についた嘘だったことや、
俺が比較的堅い職についていたこと、
結婚に向けてしっかり貯金をしていたことを分かっていただき、
なんとか無事に結婚の許しを得ることが出来ました。
結果的に鼻折って良かったです。
それから彼女の夏季休業に合わせて挙式、入籍しました。
絵手紙の友人には何度か手紙を出したそうですが梨のつぶてだったようです。
披露宴の招待状も出しましたが欠席でした。
この話題はタブーになっているので家で出ることはありません。
初めての会話というより結婚顛末記のようになってしまい反省しています。
長々とお付き合いありがとうございました。