10/03/03 00:12:39
俺には高校時代から一つ年下の彼女がいた。
俺が浪人して大学に入った時、彼女も近所の女子大に入った。
俺の大学と彼女の大学が合同でやっているサークルに二人して参加した。
俺は童貞を彼女に捧げ、このまま結婚するものだと思っていた。
しかし大学2年の秋、彼女の行動がおかしくなった。
そしてある日2人で歩いていると彼女を呼び捨てにする男が出てきた。
聞くとそいつは夏休みの彼女のバイト仲間で、
彼女と付き合っているという、しつこい元彼の俺に制裁を加えたい。
まぁ、俺はチキンだが体格が良いので暴力沙汰にはならなかったが、
話し合いの修羅場になった。彼女は泣くだけで何も言わない。
で、そいつに話を聞くとそいつは俺の存在を知っていて
分かれたと彼女に言われていたらしい。
つまり、俺よりそいつの方が彼女についての情報量が多いと言う事だ、
そう気が付くと自分が彼女にとって軽い存在だった事が分かった。
で、泣きじゃくる彼女を置いて、もう付きまとわないから幸せにと言って
その場から笑顔で立ち去った。
で、考えてみればサークルの活動内容そのものが好きと言う事もないので
辞めようと思い、当時三年生で俺の大学側の副幹事をしていた嫁に退会の申し出た。
ちなみに幹事♂はお遊び系で実質真面目な嫁が全てを仕切っていた。
退会の理由として上のエピソードを話した。
嫁「つまり彼女が居たからサークルをしていた」俺「イエス」
嫁「彼女と別れたからサークルに居る理由がなくなった」俺「イエス」
嫁「会いたくないので早くやめたい」俺「イエス」
嫁「真面目に活動しているのは彼女より、俺」
嫁「別れなくなるような状況を作ったのは彼女」
嫁「だから俺は辞める必要がない、お願いだ戦力の君は残れ」