09/10/02 10:33:19
実家が薄味だった。昆布やシイタケで出汁を取る。
適正な量ですね、と保健所の塩分検査で褒められたこともある味噌汁。
嫁いだら、婚家は濃い味。
砂糖と醤油を自分目線でもう充分、と思うくらい(ほぼレシピ通り)入れても
「味がしない、おまえは料理が下手、母に教われ!」と夫から指示。
あ、母っていうのは夫の母ね。それで肉じゃがの作り方を教わった。
味付けは?と聞くと
「小鍋なら、醤油をお玉に一杯と半。砂糖をお玉に山盛り、みりんをお玉に一杯」
とアバウトに教えてくださった。その通り作って夫に出すと
「うまい、うまい、これだよ母さんと同じ味だ。やればできるじゃないか」
と褒められた。甘辛いこと、自分にはとても食べられなかった。
夫のパソコンの履歴にここがあり、
「嫁の料理に味がなかったが、メシウマの母が教えてマシになってきた」
という嬉しげな書き込み発見。
正直、殺意を覚えた。
これからも夫にはお義母様直伝の味付けの料理を出し続けよう、と思っている。
生命保険の額を高めに設定させて頂いた。
料理を二種類、薄味と濃い味作り続けているが、夫は全く気付いていない。
あきらかな毒は使っていないけど、自分は長い時をかけた殺人犯になりつつある。
…だれか通報、する?