09/09/29 13:27:11
>>391
分かる。分かるぞ・・・。
それに気付いた時はもう手遅れなんだよな。
今まで普通の手料理を食べていて、そのありがたみや幸福に気付いていなかった。
俺が馬鹿馬鹿しいバンドをやってた頃、
「音楽で成功したいから」とか痛い事言って、当時半同棲してた彼女を振った。
その彼女が某ホテルの調理師で、俺に色んな味を教えてくれた。
手作りのパンプキンスープ、家庭的なグラタン、中華風オムレツ、中南米風のサラダ・・・
中でも泣けるのが、俺が寝込んだ時に作ってくれたお膳。
おかゆが数種類、冷たい野菜のスープ、トマトのコンソメゼリー(?)・・・全部思い出せないが、どれもうますぎた。
全く食欲無くて、作ってもらってる時はどうしようかと思ってたが、全部食べた。
あれほど美味しくて心のこもった手料理は始めてだった。(母親よりうまかった)
どうしてあの人を振ったんだろう。思い出して本気で涙出てきた。
俺が高熱で寝込んでも、気分が乗らなきゃ何も作らない嫁。
俺には大根の千切りとパンを食わせ、自分は朝マックをする嫁。
比べちゃいけないが、どうしても比べてしまった。
長々とすまん。