09/07/27 00:03:46
彼女「…私の事嫌いになった?」
両肩を掴んで少し体を離し彼女の目を見ると、泣いてるような、怒ってるような
顔になってました。
ケンイチ「お願い。話を聞いて欲しいんだ。このまま続けても、
俺はキミとは結婚はできないし、嫁さんと離婚はできない。
○○(息子)のパパとママでいなきゃいけない。」
彼女「そんなの分かってるよ。こないだもそれでも私はいいって言ったでしょ。」
ケンイチ「…本当に自分勝手でごめん。」
彼女「なんで?こないだは私と続けてくれるって言ってたのに。」
ケンイチ「うん。あれから考えてさ。どうしても家族を裏切れないというか、
正直なことを言うと、いつ嫁さんや会社のみんなにバレるかと思って、
毎日ビビっててさ。神経がもたないんだよ。
最初に言ってた理由より、本当はこっちの方が大きな理由なんだ。
それに、下手すると俺ら二人とも会社にもいられなくなる。」
彼女「…」
ケンイチ「キミとこういう関係になって、自分に都合のいい事ばかり言ってるのは分かってる。
でも、お互いの先の事を考えたら、こうするしかないんだ。」
彼女「…」