09/02/04 00:49:26
転職で1ヶ月半プータローになったとき、あまり悲観せずにむしろこりゃしめたと
北海道へ行き、あちこちで釣りをして回った。某観光地の湖で釣りをしていた。
俺が25で嫁は18の頃。もう7年前。
嫁「何が釣れるんですか~?」
俺、自分の事と思わず無視
嫁「あ、ごめんなさい。魚、逃げますか?」
声のする方を振り返って見ると、なかなか綺麗な娘が
遊歩道から崖を滑り降りる感じで、俺の方に近づこうとしているのが見えて
俺「ちょ、おい、危ない(馬鹿、といいたかったがそれは控えた)」と叫んで
釣竿置いて、滑り落ちてくるであろう地点に迎えに行った。
嫁「大丈夫です。こんにちわ」
俺「いや、危ないよ」
俺は次の就職先が決まっていたとはいえ、その時点では無職の遊び人で
嫁は両親の離婚で現実逃避というか家出同様の傷心一人旅。
見知らぬはずの俺に変に馴れ馴れしい娘に一抹の不気味さを感じつつも
話してみると、頭は良さそうだし、丁寧な言葉遣いだし、意気投合した。
一緒に観光したり、釣りを教えたり、一つテントで寝たりしているうちに
俺があっという間に惚れてしまって、お互いに関東の自宅に帰った後で
あらためて会って「好きです。付き合ってください」と言った。