09/09/26 08:52:03
食べさせるにはどうするか
ジェイミーが頭抱えながら試行錯誤を繰り返して出てきた有効な対応策が、
* 色んな食べ物をなるべく身近な存在にする
* 調理実習
なんですよ。
子供が野菜の名前を全く知らない、というような状況なのでその辺りをちゃんと教えつつ、トウモロコシの着ぐるみを着て子供と交流するなどして
身近な存在にすると、安心して食べてくれるようになるケースが多い。また、調理実習をすると自分が作った分愛着が沸くから食べてくれることが多い。
ただし、両方とも友達が食べてないと途端に連鎖反応が起きて食べなくなって水の泡なんですよね。ほんと、難しい。
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この2つが駄目だとあとは「地道な説得」しか無くて、実に根気のいる作業になる。「食べてごらん」「おいしいよ?」「からだに良いんだよ」とか色々言って、
何度も何度も繰り返すことでやっと食べてくれることがある。これ考えると、小学校の先生というのは大変なのだろうなあ……。
んで、この辺りの話ってのがまんま「食育」につながると思うんですよ。
日本の場合、小学校低学年の理科とかで食物の話があるし、高学年になれば家庭科で”調理実習”もやるし、林間学校でカレー作ったりする。
あまり今まで意識しなかったことではあるけど、幼稚園やNHK教育なんかでも”食べ物が身近な存在になるように”色んな教育が実践されてますよね。
アンパンマンとか考えてみると凄いですよ、あれは。
イタリアなんかもそうなのだけど、日本の食育環境がほぼ最高クラスなおかげで「現時点では特に問題が無く」、”食育”って言葉そのものが
「なんであるのかわからない」状態になってるんでないかなあ、と思ったのですよ。(食育をバズワード*1って言ってる人もいたし。)