09/09/05 07:58:15
マジレスしちゃうぞ(笑)。長くてゴメソ。
生物学的にみるとやっぱりオスって、繁殖に関しては脇役なんですよ。
性淘汰の対象というか。
女を産む機械(ハード)と言った人がいたけど、
男は、産むための情報(ソフトウェア)に過ぎないわけです。
これが何を意味してるかというと、メスは出産(産卵)すれば、
必ず自分の遺伝子が残せるのにくらべ、オスは、子ども(卵)が
必ずしも自分の遺伝子を継いでるかわからないという心配があります。
生物一般のオスのメスへの所有欲は、ここから来てるのだと思います。
生物界には、一夫一妻と一夫多妻のハーレムを形成する2タイプあります。
概ね、子育てに時間がかかり、オスに子育てを手伝わせる必要がある
生物は、一夫一妻制です。(鳥とか人間)
これは、メスの戦略でもあり、オスとしても必ず(高確率か)
自分の遺伝子が残せる双方の利害が一致した繁殖戦略であります。
ですから、夫側の性を名乗るというのは、あるいみ夫にしっかり
子育てを協力させる戦略というか、所有欲を満たす、
一夫一妻制をうまくいかせる長い間の知恵といえると思います。
良いか悪いかを別にして、夫婦別姓(所有意識の減退)、
子育て支援(社会で子どもを育てる)という方向は、
一夫一妻制から、(形式上、離婚を繰り返して)一夫多妻への
構造変化がおこなわれていくと思います。
あまり語られてないけど、子育て支援もシングルマザーが
すごく増えていくと思います。
これが良いか悪いかは、なんとも言えないんだけど、
男側としては、あぶれる可能性が高いわけですから、
あんまり働かなくなるよね。
(ミツバチのオスみたいにごくつぶしになるわ。)
というわけで、一夫多妻ならあぶれてしまうオスとしては、
反対しときます。