07/10/24 10:33:44
簡単にいえば、姓は夫婦間だけの問題ではないのに、夫婦間の部分だけ
取り出していじろうとするのが間違ってる、ということだ。
夫婦間で同じか異なるか、だけしか見ていないのが間違いなんだよ。
難しくいうと認識論的に間違っている、ということ。
事物、事象を正確に認識・把握できていない、ということ。
姓とは何であって、なぜ今のような運用(親子間、夫婦間、養親子間なども
すべて含めて)になっているのか、といった総合的で正確な理解がなければ
この問題を論じることはできないわけで、それが不正確な理解や偏った
理解であっては議論にならない。
で、「夫婦が同姓」「夫婦が別姓」というところだけを主題化してしまって
いる時点で、上記の総合的で正確な理解ではないのだから、まず議論の
土俵にも立ってないわけだ。
しかし別姓派側はそれすら認識できておらず、「同姓がよいか別姓がよいか」
という対立の議論だという構図の認識に篭ってしまい、客観的に議論の
流れを見ることもできなくなっている。
傍から見ると、一人で仮想の敵を相手に正義の味方ごっこをしている
幼児を見ているような感じに見えるわけ。