08/05/21 19:13:50 jl+0t84m
「・・・・・・・・・・・・・・」
お互いの唇を重ね合う間、全ての雑音が止んでいた。
「・・んぅ・・・むぁ、はぁ・・・・ちゅっ・・・・」
初めは驚いたナナだったが、直ぐに平静を取り戻し
お互いの舌を絡め合う。すんなりと私の舌を受け入れた
事実が、私の幸福感を胸一杯に満たしていく。
「・・むぁ・・・ぁぁ・・・ちゅ・・」
私達の秘め事を邪魔するものは何も無かった。
「ぷあっ」
唇を離すと、ツーッと唾液の糸が私の顔に垂れ落ちた。
「・・・はぁっ・・はぁ・・・んっ・・・はぁ・・・・」
ナナは小刻みに息を荒げながら肩を震わせている。
「気持ち良かったね」
「・・・・・う、うんっ」
頬を赤らめて私の視線から目を背けるナナの姿が、
再び私の悪戯心に火を灯してしまう。
「シャワー浴びてこよーっと」
「ふぇ!?」
私の言葉に大袈裟な反応を示すナナが、たまらなくおかしかった。
「汗でべとべとだからね。すっきりしたいの」
「・・・・・ぁ・・・・そうなんだ・・・・」
期待を裏切られ、残念がった顔をするナナ。それを見ていると、
ぎゅうっと胸が締め付けられてしまう。
「・・・・・・・ぷっ・・・・くくっ・・・」
私はこの感覚がたまらなく好きだ。