10/06/26 22:10:19 SShskLMa
ダークエンペラー ◆fShRcXlpO6:2010/06/26(土) 21:51:12 ID:lFItkd/60
勝田清孝は、消防士となって間もない9月13日未明、京都市山科区のアパートに、空き巣目的で侵入。
所が、留守と思っていた部屋には、世帯主であるホステスのM子さん(当時24歳)が居て、顔を見られてしまった。
勝田は見られたことで殺すしか無いと考え、乱暴した上で絞殺した。その際、財布から千円を盗んでいる。
その後、昭和50年7月6日、クラブ経営のFさん(当時35歳)を殺害、51年3月5日にホステスのIさん(当時27歳)、
52年6月30日にパート従業員のMさん(当時28歳)、同年8月12日に美容師のSさん(当時33歳)、
同年12月13日に労金職員の男性でIさん(当時25歳)、昭和55年7月31日にスーパ店長のHさん(当時35歳)、
57年10月31日に溶接工のKさん(当時27歳)の殺人を自供した。
犯行の動機は身分不相応の暮らし振りで、高級クラブやスナックへ連日通い詰め、
大型外車を乗り回すなど派手な生活をしていたため借金が膨らみ強盗、殺人を繰り返していた。
昭和55年頃から勝田の犯行は更に凶悪化する。散弾銃を盗み、スーパ店長のHさんを射殺。
また、警察官を事故通報で呼び出し、駆けつけた警察官を車で轢いて、警察官のピストルを盗むという過激な犯行にエスカレートしていった。
-勝田の人間性-
勝田は、消防士としての在職中、20回の表彰を受け、全国競技大会では2年連続入賞するなど有望な消防士としての地位を固めていた。
また、パート従業員のM さんを殺害した6日後に、勝田は妻と朝日放送製作の「夫婦でドンピシャ!」というクイズ番組に出演。
まじめな消防士で、話しの上手な良き夫を演じていた。この放送は8月20日に全国ネットでオンエアされている。
これだけの殺人を犯してなお、娯楽番組に出演する勝田の心は、まったく理解できない。
昭和61年3月24日一審で死刑判決。平成6年1月17日最高裁で死刑が確定。平成12年11月30日死刑執行。