10/05/17 16:35:58 Aao43prAP
たとえば牌数に限りのある牌合わせである麻雀の最低限のキホンとして
・自分のところ(山・捨て牌含む)に3枚以上ある牌は相手が持ってない可能性の方が高い
・自分のところに1枚以下しかない牌は相手が使っているか山にある可能性が高い
・同じ回数の捨て牌をするなら、捨てる牌の種類が少ない方が振り込む可能性は低い
ってのがあるよね。自分のところにピンズの外ばかりあって真ん中が全然無かったら
相手にはピンズの中が豊富にあってその辺で手作りしてくる可能性があるとか、
上手い人はそういうロジックも経験的にたくさん知っていているし、「初心者の
手の組み方のパターン」っていうのも大体予想はできる。(予想は出来ても
いく通りもあるから確定は出来ないけど)だからそれがハマると初心者には
イカサマされてるようにしか思えないような負け方をすることが多い。
でもそのロジックはどんな状況でも適用出来るモノじゃなくて、その根拠も
経験の浅い人にはオカルトにしか聞こえないモノも多い。そういうロジックは
一言ではなかなか説明出来ない。わかりやすいのでは「スジ牌は無作為の牌より
安牌である可能性は高い」けど、「暗刻場や引っ掛け好きな人が相手なら
逆に危険性の方が高い」等、セオリーなんてTPOによってコロコロ変わるもの。
こういう麻雀勘ってのは経験を積むことでしか理解出来ないし引き出しも増えない。
最初はどんなに稚拙な考えでも、タマタマ上手くいったり何度もやられたりを
繰り返したりしているうちに「なんとなく」わかってくる。麻雀勘っていうのは、
基本の部分を過ぎると後はもうある日突然公式が閃くようなもんじゃない。
「なんとなく」わかってくるもの。だからあなたも、「よく考えて悩みながら」
たくさん場数を踏んで頑張って下さい。