09/06/04 18:35:19
>>758さん
最初のお話から考えて、デザイン、多分わかりました。
あたっていないかも知れませんが、思うところを書きます。
不安なお気持ちがよくわかりますので、お返事はなくて大丈夫ですよ!
一見彫金の透かしに見えますが
彫金の原型から起こしたなんちゃって透かし彫りの
ワックスキャストのもので、石台とアーム部との接点は4点。
しかも細いか、点状か、いずれにしても支点としての強度低い形状です。
このタイプを彫金で作る際は
たいてい石台の裏板楕円部分まで一枚板から作って
その上に立ち上がるフクリン部分を乗せてロウ付け(溶接)する設計です。
だからキャストにする時も、そういうつくりにする事が多いのですが
そこはインドと港のコラボ、安物にする努力は怠っていないかも。
そう思って裏を見ると石枠の楕円部分ごと、後付にもみえるのです。
すると、上下に回っている細い枠だけが、「強度の見込める輪」。
そういう構造だとすると、更に強度が低い事になります。
銀板から、本当に透かし彫りして、まげて作ったリングなら、
圧延の工程を経ている銀板ですから金属に粘り(曲げ強度)がありますが
同じように見えても、キャストはどろどろに溶かした銀を流し込む製法。
同じ体積、厚みでも板から作ったものに比べ、粘りがないのは常識。
しかも、細かいところの内側に気泡が入っていることだってあるんですよ。
だから、キャストリングを「後から切ってフリーにする」なんて、ありえないです。
これを切るかぁ???っておもいます。
金属は加工工程で強度も細工の特性も違ってくるという事、
それを全く知らずに、プロ面する店長に腹が立ちます。
店長はその辺の彫金専門学校の一年生以下の金属知識だと断定します。