09/01/18 01:23:45
>>972
読者の期待に応えて眠いけど妄想して頑張るね。^^
カルサイトらしき光沢に薄汚れた灰色。そんな珍しくもない石をふと拾い上げ、
わざわざ汚れた灰色部分をハンカチを出して拭う。宝石マニアならではの行動であったと言えましょう。
灰色部分に付着していた汚れが綺麗になるにつれて、その中から紫色が見えてきました。
紫とは珍しい。何の結晶だろうか?私はさらに汚れを落していきました。すると!
細い結晶が束ねられたような形でピンクがかった紫、そして藍色の結晶が、
カルサイトに付着して成長している姿が目に入ったのです!
結晶は鉛筆の芯ほどに細く、途中でささくれたように折れていて長さもないものが集まっていましたが、
まぎれもなく某ミネラルショーで買ったパライバの結晶原石の姿でした。
私はその時、心臓がかつてない速さでどきどきしたのを覚えています。
私は急に怖くなり、周りに人がいないか気になりました。
私は怯えたように周囲の様子を伺い、周りに誰もいないことを確認すると、
アリ塚の周囲に転がっている石を片っ端から拾い集めてはパライバ~!パライバ~~~!
と、念仏でも唱えるかのようにぶつぶつ言いながら石を調べていったのです。
眠いから調子が出ない。次回はあっと驚く新展開の予定なので、
続きを読みたい人はマッフルモッフルと書き込んでください・・・。