10/05/03 11:12:20 Pbkm0RXT
任意保険屋の陥落。
あるところにひとりの中年おじさんがいた。
ある秋の日、キノコ取りに行こうと黄色のセンターラインから田んぼのあぜ道へ右折しようとしたところ、
後ろから来た猛スピードのあんちゃんに右前輪車軸にぶつけられた。
警察がきて、物損扱いにして帰った後、足の痛いので、接骨院に行った。軽い打撲であった。
車は走れる状態だったので、修理工場へ行った。
車の修理を頼もうと思って、車を降りたとたん、車屋は怒鳴るように俺に言った。
「保険屋に見積もりを出せと言われたのか、過失割合は決まったのか。台車は保険屋にここに用意させろ。」
とである。何を言っているのか分からないので、車を預かって貰って帰りました。
すると、家に車屋から取り乱して何を言っているのか分からない電話がかかってきた。内容は、「見積がどうのこうので、
費用がかかるとか、＞？＊＋？＊？ｗ＠・・・・・」であった。理解不能であった。
しばらくしたら保険屋から電話がかかってきた。ねぇーちゃんは「どんなじこでしたか？後ろに車があるのが分かりましたか？
あなたには過失があります。保険に入っていますか？あなたの保険屋に連絡してください。」
とマニュアル通りのようなことの電話であった。
俺は、次の日、保険屋に行った。保険屋は待ち構えていたように、過失割合の書いてある資料を持ち出しこれに当たりますね。
過失割合がいくつとは言わなかったが、暗に、俺の過失が１と言っていた。
俺は過失は認めることはなくそれで帰ってきた。
次の日、保険屋から電話があり、「明日、車を見させてください」とのことであった。
俺は、保険屋の車を見るのを立ち会うことにして、保険屋のやりようを見ていた。
保険屋は、ボンネットのずれを一生懸命見ていたが、それで終わりにしようとしたので、
４駆のハブが壊れていること、ハンドルがセンターずれをしていることを保険屋に言うと、
保険屋は俺の立ち会いを外し、車屋と示し合わせた上、車見物を終えて帰って行った。
事故後、１週間たった頃診断書を持って相手と警察に行き、実況見分を行った。
この次の日、車屋から、「車を持ち帰ってくれ」と連絡があり、動くには動くが使用には耐えない車を
やむなく持ち帰った。
結局、車は修理をしなかったし、修理見積も貰えなかった。