10/01/07 00:56:54 WwOUy642
>>897
自宅で私は一種の恐怖感に
かられていた。予感は当たった。
ヤクザ風の男が３人、いきなり家に来て、
ずかずかずかっと２階にあがっていった。
探しものをしているようだ。
私はといえば１階の居間で
ただおびえているだけだった。
夜か？ 雨か？ 暗い。
それってすべては
私の目の前で起きていたこと。
現実というやつだ。
急に私は強気になった。
鉄パイプはないのか？探した。
鉄パイプ、鉄パイプだ。
あの野郎たちを、
みんなぶっ殺してやる。
鉄パイプ殺人事件だ。
そう思った時、
私はもうパンパンになっていた。
殴り殺した。それも狂ったように。
３人のヤクザは私にとっては
外界の象徴なのだ。
この世界そのものが許せない。
すべては理屈抜きだ。
でも私の武器は鉄パイプか？
これは笑えた。
まるで生きるピエロだ。
そう、最後はピエロだ。
行き着く先は道化師だ。
もう、何もかもガマンできない