10/04/26 05:02:02 htkNFJTM
>>303
>現在の未婚率の増加は、男性の低所得化が原因
それは一つの側面に過ぎない。
現在の年収200~300万円の労働者の生活水準は、経済が好調だった1970年代の一般労働者の生活水準よりも
かなり高いものだ。
単にエンゲル係数だけを比較しても、それほど意味はなく
当時よりも現在の方が食品全体が豊富であり、労働者の賃金と比較した価格でも
現在の方が安価ですらある。
衣料品や生活用品も賃金と比較した価格では、当時より現在の方が全体に安価だ。
これは娯楽に掛かる費用についても同様の事が言える。
問題は、かつては1割に満たなかった「全体の中での下流層」が
現在は3割近くになっている現状下に於いて、
女が中流以上の男を望むために起きている現象だ(もちろん所得の問題より大きな、未婚および非婚化理由があるのだが・・・)。
親元を離れて暮らす下流層労働者の場合、
同層同士で結婚するなり共に暮らすなりすれば、一人暮らしを続けるより
生活はかなり楽になるはずだが、相手への高望みをしてしまい、より上の層を求めれば
結果的に未婚非婚化に拍車が掛かり続けるという訳だ。
社会問題にもなっている製造業での派遣労働者同士のカップルの中には
結婚式を挙げず、新婚旅行に行かず、入籍だけして子供を作らずに共働きで結婚生活をしている人達がいるが
このような結婚を嫌悪して、相手に高条件を求めてしまう女が増えているから、
といのが未婚非婚化が進んでいる実態の一因だ。