08/10/22 23:05:23 6jz6wcxz
気付けば僕は彼女に背を向けてる格好になっていた。
でも不思議と屈辱感はなく、自分とそして彼女の本当の性の目覚めに感動すらしていた。そして、自分の今迄の責めの本質が如何に幼稚かを知った。
そう、相手を屈伏させて支配するにはたったの一突きで分かるのだ。そこに言葉やシチュエーション等は一切、一切、小細工はいらない。
そう真実が見えるほどに彼の一突きは強烈だったのだ。
準備も何もない、言葉で焦らしてくる時間もくれない、ただ雄々しく、ただ力強く一気に根元までねじ込んできた。
「ｱｯ ヒュン」
言葉にならない言葉を思わず漏らした後に訪れたのは快楽でも痛みでもなく、ただ電流であった。
抵抗する力も鳴く力も奪うほどの強烈な一突き、小刻みに腰を振って彼女を責めているつもりだった僕のそれとは根本から次元が違っていた・・・そう支配とは、征服とは、相手を壊す事によって生まれるものだ。
そう、無駄な言葉を吐かずに僕を破壊していく彼に、僕は、新たな世界への旅立ちの喜びを容赦なく植え込んできた。
悔しさも後悔もない！支配したいと思っていた！でも違う、僕は、本当は彼に支配されたいんだ！僕は彼の前でなら彼女にもなれる！いやなりたい！ああ欲しい！とにかくもっと！もっと！もっと！！
初めて生まれた激情と共に僕はハッと理解した。前の彼女は、僕の本当の性に気付いていたから別れを決意したのだと・・・
でも、この幸せだけは逃がさない。
私達、結婚します(^_^)v