10/02/24 09:04:05
＜無免許はり治療＞大阪の副院長ら逮捕 肺損傷で主婦死亡
大阪府池田市の「メイプル鍼灸（しんきゅう）整骨院」で昨年１２月、はり治療を受けた主婦（５４）が死亡する事故があり、
大阪府警は２３日、無免許ではり治療をして肺を傷つけ死亡させたとして、
副院長の岡村祐樹容疑者（２６）＝兵庫県西宮市大屋町＝を業務上過失致死などの疑いで逮捕したと発表した。
院長の吉田起祥（きよし）容疑者（３７）＝大阪府箕面市桜ケ丘２＝についても同日、無免許の岡村容疑者にはり治療をさせたとして、
「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」違反の疑いで逮捕した。
岡村容疑者の容疑は昨年１２月１５日午前１０時から約２時間半、箕面市の主婦の背中にはりを深く刺し過ぎ、左右の肺に複数の穴を開け、
翌日未明に低酸素脳症で死亡させた、としている。岡村容疑者は「誤って深く刺してしまった」と認め、吉田容疑者は「無免許とは知らなかった」と否認しているという。
府警捜査１課によると、柔道整復師の岡村容疑者は当時、はり師免許取得の専門学校に通っていたが、０８年４月から複数の患者にはり治療をしていた。
主婦は息苦しさを訴え、０９年３月ごろから、岡村容疑者のはり治療を受けていた。府警は今月１５日に岡村容疑者を逮捕したが、
吉田容疑者は翌日、鍼灸院の施術記録を破り捨てたという。
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