10/07/06 01:57:17 4g//aRVf
要するに、渡辺喜美は、自民党(河野太郎)が「小さな政府」と言っているのは嘘だ、
本当に「小さな政府」を目指す(新自由主義)政党はわれわれだ、と言っている。
一方、枝野幸男は、一部から批判されているように消費税増税論者でもあるけれども、
法人税のダンピング競争に(日本が参加したって)勝てない、という言い回しで法人税減税への反対を示唆し
、所得税は累進を少し緩めすぎたと言って、累進性の再強化も示唆している。
実はここらへんの指摘は財務官僚もしていて、
朝日新聞の経済担当論説委員である小此木潔が、著書の中で、
財務官僚が所得税の累進を緩めすぎたと述懐していたことを明らかにしている。
「朝日新聞・民主党連合軍」の消費税増税路線は確かに問題だが、
直接税増税「も」志向している分だけ、「読売新聞・自民党連合軍」及びその別働隊「みんなの党」による、
徹底的な新自由主義政策よりはまだましだ。
いや、「朝日+民主党」にしたところで「読売+自民党」と五十歩百歩であって、
選挙では民主党にも自民党にも「みんなの党」にも投票すべきではなく、保守の方なら国民新党
、リベラルの方なら共産党か社民党の方が良い選択肢だと私は思うが、
最低でも「みんなの党」の「消費税増税反対」なる、彼らの本音とは逆の主張に騙されてはならないと思う次第である。
もちろん、「たちがれ」や「送信塔」、あるいは「改易クラブ」のなれの果てなどの小党群は論外である。
Permalink | コメント(4) | トラックバック(2) | 13:30
*1:URLリンク(www.jcp.or.jp)