10/05/23 11:49:13 8I8JoaA2
((>>445からの続き))
平成21年3月1日(日)、大久保秘書逮捕(3月3日)の前々日、私は千葉市で森法相と
会う機会があった。千葉知事選挙の吉田平候補者の出陣式の行事の席だった。堂本
知事(当時)に、私に関して聞くに堪えない中傷・誹謗の発言をしたことを、明確に記憶
している。「堂本知事さん、この平野という人物は平成になって日本の政治を混乱させ
た人で、小沢一郎も問題があり悪人だが、この人が小沢さんよりもっと悪人なんです
よ」
この森法相の発言は、私にとって心に刺した棘のようになっていた。3日の大久保秘
書逮捕の後、それとの関連について考えてみたが、直接につながる材料がなかった。
私も強制捜査の対象になっていたことは、元特捜部長などの言動から後になって知っ
たものだ。
A氏の発言は、私にとって想定外のものだった。森法相の私への発言をつながり、西
松事件大久保逮捕に政治が関与していた傍証となる。当時の麻生政権が民主党へ
の政権交代阻止のためあらゆる方策を行使していた状況をみても、指揮権の発動も
含め、政治の関わりを徹底した調査が必要である。
法律専門家によれば、大久保秘書逮捕の「政治資金虚偽記載容疑」は、常識論とし
て検察の独自判断で行う法論理ではない。特別な政治力が動かなければ、やれるこ
とではないという見方もある。
西松事件、水谷建設問題、小沢陸山会の虚偽報告問題など、昨年からの小沢民主
党幹事長をめぐる「政治と金」の問題は、詳細な法理論も大事である。それと同樣に事
件背景や権力の動きについて総合的に調査が必要である。
((次の書き込み以降へ続く))