10/07/03 02:35:34 9Jq9hp1p BE:3974783797-2BP(0)
>>575
>>576
「政治に無関心≠政治に倦怠感」ではないよね。
現実的には、政治は民主主義のことを示している。
日本の民主主義が爛熟し、マンネリズムに陥って「無関心」なのではない。
「民主主義の涵養」を一義的目的としてなされた政権交代という
劇的なカンフルが去年あったにも拘わらず、
日本の民主主義は涵養されていない=「無関心」なのではないか。
先進国で、こんなに政治に無関心な国は例を見ない。
G20においてすら、民主政治に対して、きわめて「稚拙」な段階。
同じ日本でも、明治中期や、大正期の政治のほうが
ずっと高度な政党政治をなしている。
マスコミも、今より遙かに質の高い、厳しい批判や提言を行っていた。
WW2後の占領時代、吉田~鳩山①までも、
「独立」を軸足に、高度な政治行動をとり得た政治家が
リーダーとして存在し、国民もそれを心身ともに感じ取り、
一定の畏怖や尊重の念を自然に抱いていた。
そうした、たかだか過去の日本と比べても、遙かに劣る、現在。
世界時代の他国と比べると、底なしに政治状況不安定な国。
日本人は無関心 という嘆きのような言葉ではとうてい、言い括れない。