10/02/21 01:30:53 4mggljxi
>>253
例えば小川一水の「第六大陸」シリーズなんかは、月への民間施設建築がテーマだが、
視点が民間ロケット打ち上げ会社とゼネコンなんで、資金面とか技術面の細かい問題をクリアするのがメインの、
まあいわゆるプロジェクトX小説版みたいな作品だ。あとマスコミ対策とかな。
そもそも、とんとん拍子に進まないストレスを与え、あとでそれを解決してカタルシスを得るのが物語の基本であって、
物語構造として最初から引っかかりなくスムーズに最後まで進んだらつまらないだろ。