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資本主義国の学校教育が決して教えたがらない歴史的事実。
1 ロシアマルキズムの父といわれたプレハーノフは、ロシア第一革命以前に
ソ連が共産主義の仮面を被った専制国家になることを予言して警告を発し、
メンシェヴィキとともにボリシェヴィキを批判していた。
2 当時のロシアは資本主義以前の段階にあり、マルキズムの唯物史観の常識では
社会主義秩序導入以前にロシアを資本主義化させることが最大の課題だと見なされ、
プレハーノフも国内の社会主義者との論争でロシアの資本主義化の不可避性を主張していた。
3 レーニンはロシア革命をプロレタリアート革命とも社会主義革命とも見なさなかった。
4 社会主義の導入は、ソ連の経済が西欧並に発展したずっと先のことで、
孫の代での実現を目指そうという希望的展望をレーニンはもっていたにすぎなかった。
5 予定どおり社会主義の導入を行わずにレーニンはけっきょくこの世を去った。
6 レーニンの唯物史観とその展望によれば、ソ連は社会主義以前の国だった。
7 レーニンの史観では、共産主義の前に社会主義が位置付けられていた。
8 したがってロシア革命(合計三つの革命)を「社会主義革命」と教えている教科書は、
歴史の事実を正確に伝えていない。